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保科
2025-11-23 01:05:21
1385文字
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スタレ
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学パロっぽいやつのパロ
学パロアグサフェ
わしおさん(washi__Oh)の学パロイラストをベースに書いたやつをサルベージしたので載っけます 書いたのは9月頃ですが今がタイムリーかもしれない
「アグライアさん、あのサフェルさんと知り合いなの?」
「
…………
」
あの、という言葉が含む確かな侮蔑に、アグライアは僅かに顔を顰めたけれど、心の内を口にすることはなかった
――
『無視しろ』は、当人直々のお達しだ。
「
……
ええ、友人ですが、何か」
「えー、そうなの?なんか意外かも」
「ね〜」
アグライアの冷えた返事にも気づかず。クラスメートの2人は口々にそんな事を言い合いながら、くすくす、悪意ある言葉を重ねる。
「あんまりいい噂聞かないよね。裏でタバコとか吸ってそー」
「アグライアさん生徒会なんだし、変な子と付き合ってると内申に影響出るかもじゃん、気をつけたほうがいいよ」
ね?と親切ぶった言葉に、いよいよアグライアは眉間にシワを寄せた。これ以上の彼女への侮辱は勘弁ならないと、口を開こうとして。
――
ガラリ。教室の扉が開く。三人の視線が向けられた先、黒の猫耳のフードをかぶった少女が、気のない顔で立っている。
途端口をつぐむクラスメートたちに代わって、アグライアは彼女を呼んだ。
「セファリア
……
」
愛称で呼ばれた少女
――
件のサフェルは、その声にほんの少しだけ無愛想な口元を緩めた。けれど、すぐに無表情に戻すと、上履きを鳴らしながら三人の下へと歩み寄っていく。
「な、何
……
」
たじろいた少女の一人が睨みつけると、サフェルは気怠げに口を開く。
「
……
あのさぁ。別にあたしのことどう悪く言おうが構わないし、別に気にしないけど
――
」
ちらり、堅い顔で見上げる友人を一瞥して。
「
――
アグライアに迷惑かけるのだけはやめてくんない?関係ないでしょ」
「
―――
」
「それだけ」
面と向かっての拒絶に絶句した少女たちにはそれ以上一瞥もくれず、サフェルは背を向けると歩き去っていく
――
「
……
あ、待って!」
ガラリ。扉が閉まる音に我に返ったアグライアは、鞄を手にとると慌てて教室を飛び出した。
階段へ向かう背中になんとか追いつくと、パーカーの裾を掴んで引き留める。
「セファリア、すみません、私は
……
」
「
……
いやいや、謝るのあたしの方でしょ、コレ」
「え?」
予想だにしない言葉に、アグライアは目を丸くする。
さっきまでの仏頂面はどこへやら、サフェルは困り果てた顔で、「ごめん、ライア」と謝罪した。息を呑む。
――
そんなの。貴女が言うことじゃない。
「まさかあんな絡まれ方されちゃうとは思わなかったわ。いやあ、暇だねー皆
……
」
ぽつり、乾ききった半笑いで呟いた後。擦れた瞳が、ぼんやりとアグライアを映した。
「
…………
ねえ、やっぱりさ
――
」
「嫌です」
提案を先読みしてはねのけたアグライアに、サフェルは鼻白んだ。険しい顔でため息をつく
――
もう何度目かも分からないやり取りだ。
「ああもう、ホントに頑固だなこのお嬢様
……
!」
「セファリア。繰り返しますが、私はあなたのお友達のアグライアです。
それ以上は兎も角
、それ以外になるつもりは毛頭ありません」
「
………
」
じとりとした抗議の視線をものともせず睨み返せば、観念したようにサフェルが目をそらす。
「
……
次こそ。次こそこういうことがあったらさ、友達付き合い検討してよ?」
「ええ、あのような輩とは早々に縁を切るようにしますね」
「
………
」
ダメだこいつわかってない、というサフェルの呟きは、さっぱり聞こえないものとした。
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