万年青
2025-11-15 08:05:12
1947文字
Public ポケ擬
 

ミスティア(太陽談義)

うちよそ


「まずは、太陽の構成からだな。
 太陽は、そのほとんどが水素と
 ヘリウムからなる高温のガス体だ。」
……ガス体?」
「この星みたいに地面等がなくて、
 空気等の気体だけということだ。」
……(頷く)」
「次は、太陽の各部分の名称についてだ。」
そう言うと、ティアラさんは
地面にざっくりとした絵を描き始めた。
「中心が核。その周りが放射層。
 さらにその周りが対流層、光球面、
 彩層と続く。黒く見える部分は黒点。
 飛び出した炎みたいなものは、
 プロミネンス。オーラみたいなものが、
 コロナだ。」
………?」
「次に温度だが、どのくらいだと思う?」
……500℃くらイ?」
「フフ中心部は約1500万℃、
 表面温度は約6000℃、黒点部分では
 約4000℃だ。この温度差が、
 明るさの違いとなって
 黒点を黒く見せている。」
「?!そんなに高いのカ?」
驚いているミスティオを見て、
嬉しそうなティアラさん。
「因みに、黒点は時間が経つと、
 太陽上をゆっくりと移動していく。
 これにより、太陽が自転していることが
 分かる。自転周期はこの星よりも
 ゆっくりで、大体1ヶ月弱。
 東から現れた 黒点は、半月ほどで
 西に沈んでいく。」
………??」
「黒点の周囲には、明るいプラージュと
 呼ばれる領域がある。このプラージュの
 明るさが爆発的に増加する現象が、
 フレアだ。フレアの発生は、
 この星にも大きな影 響を与えるんだ。」
………???」
ミスティオには難しい話が続き、
段々眠くなってきた。