桃山外都
2025-10-13 14:22:02
4347文字
Public 企画
 

朝顔実

Twitter企画「ムーサの骨と品字様」


練りツリー2020.7/17〜
@Musa_kabe 私がムーサに作家を出すなら編集に「俺のために死んでくれ」って常から言ってるような男が自分が死ぬときにあんたのために死ぬと言う編集を止めて「だって君には生きていてほしいんだ!!!」って顔ぐちゃぐちゃにして泣く美しい男作りますが、出しません
私が作品の作り手側をつくると身近な人間に対して「俺の作品」みたいなスタイルをとってしまいそうなので、多分編集に「俺の生涯最高の作品」って言うし、「俺の最高の作品として是非俺のために死んでくれ」って言ってたのが「だから君に死んでもらっては困る」
「君という作品の中で俺は生き続けるんだ」みたいなことを言うし、でも本当はただ君のことを好いてしまったから、君と死ぬなんてだいそれたことができなくなってしまったみたいな、それは恋ですね。
作品の殆どが海外文学の翻訳とか文学評論で、多分留学したこともあって、唯一本人の自作の小説が編集をモデルにしたある男/女のことを書いた作品なんですよきっと、「俺は君を書くために君のすべてを知りたいんだよ、君のすべてを知り尽くしてしゃぶり尽くして君の抜け殻という作品を作る」とか言って(絵も描くかもしれない)(本業ではない)、そして遺作となったそれ、未完の絶筆かもしれないそれは「私は彼/彼女のことをすべて知りたいと望み、そうしようとしてきたが、その実これっぽっちも彼/彼女のことなど理解できていなかったのだ。それが何よりも心地よかった」みたいな書き出しで始まるんだ
(絵も描くかもしれない)(本業ではない)、そして遺作となったそれ、未完の絶筆かもしれないそれは「私は彼/彼女のことをすべて知りたいと望み、そうしようとしてきたが、その実これっぽっちも彼/彼女のことなど理解できていなかったのだ。それが何よりも心地よかった」みたいな書き出しで始まるんだ
晩年、「君のことがわからなくなってきた」ってぼやいてほしいし、死ぬのは断崖絶壁みたいなところで身を投げてほしいな。
この人、編集に編集として以上の感情を向けていると思うので編集のすべてを知りたいし夢の話も積極的に聞き出すんじゃないかな。ちょっとでも顔色が悪いとすぐ気付くとか、これ恋とか言ってたけど作家の死後に編集がどうなるかで変わるな、後追いをするなら恋だし生き続けるなら愛だと思う。編集が生きるなら、作家の死そのものが愛するもの(編集)のために愛を投げ出す行為になるし、編集が後を追うなら彼/彼女の気を引くための命をかけたアプローチになる。
でもこの作家は後追いされても怒らずに「君はそれを選んだのか」って笑ってそうだな。死後の話しちゃった。

ペンネーム朝顔にしようと思ったんですけど文学評論とか翻訳だけなら本名で書いてるやろって思ったので本名で執筆活動をしているようです。

アサガオの花言葉「はかない恋」「固い絆」

勧酒(于武陵) 
勧君金屈巵
満酌不須辞
花発多風雨
人生足別離

(井伏鱒二の訳)
コノサカヅキヲ受ケテクレ
ドウゾナミナミツガシテオクレ
ハナニアラシノタトヘモアルゾ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ

(寺山修司)
さよならだけが人生ならば 
また来る春は何だろう

本州最北端の岬で投身してほしい。夜行列車に乗って。編集には死ぬところまで一緒に死ぬ気でついてきてほしい。

彼が10代の頃に母親が女癖の悪かった父親を殺して自殺している。

朝顔実、留学先で女に殺されかけててほしいんですよね、彼を殺そうとした女、多分死んじゃった

朝顔の人間嫌いの激しさは干渉されることや世間の流れ(常識とか流行りとか)を強要されることへの嫌悪から来るものだろうと思います。作家とは斯く在るべき、とかそういうのが嫌い。加えて運悪く、帰国して執筆を始めるようになって数年、若く熱意の強い編集にばかりあたっては、耐えきれず逃げていた
「主義とか思潮とか色々勉強はしたけど何もかも嫌なんだよ社会や国のことを考えるのはさぁ」「俺は、言葉と文字だけ見て生活したいから、わざわざこんな貧乏な仕事選んでるんだぜ?」〜だぜって言う色男好きなんだけど言うのかなこいつ。露文学とか好きそう。しかしやっぱ留学は独だろうか。
留学先で妊娠させた女に「貴方がこの国に残ってくれないなら貴方を殺して私もお腹の子も死ぬわ!!」って殺されかけて命からがら逃げてきたけどその半年後に女が流行り病で死んだことを現地にいる日本人からの知らせで知ったんだと思います。

光の当たったところが赤っぽく見える、緑っぽい黒の色薄い感じの髪、ドブみたいな(たとえがひどい)目の色素はちょっと薄めだと思う。青とか黄色系ではなく赤系の。

彼の「君」という呼び方は身内向けのもの。おそらく外国語を流暢に使いこなし、会話の中で過激な表現を厭わない(恥じらいがないかのように見える)ところはあるが、実はその分日本語の使い方にも気を張っている。初対面や単なる仕事相手には「貴方」「苗字+さん」を崩さないし必要以上には喋らない。
(相手とコミュニケーションをとるのが)面倒くさいと敬語になる。距離を離すための敬語。距離を離した相手へのコミュニケーションは慣れてる。家柄かな。外面がいい。
担当編集には初対面は「貴方」でしかもやる気がなかったから敬語だったけど、年上相手でも「君」呼びになっていく気がします。
かなりいい家の三男坊だった。高等学校卒業する前くらいに母が女癖の悪かった父を殺して自殺した。父は次男だったが、優秀な三人の息子たちは父の兄たる叔父と祖父に認められ、支援を受け、男児のいなかった叔父の養子となり、立派な職につくなりした。父と母など初めから居なかったかのように。
トップクラスの教育機関に入学してなんかすごい先生の推薦とかもらったりして留学もして、多少拘りが強すぎる性格ではあったが、家からも学校からもとてもとても期待された優秀な男だった。留学から日本に戻ってきた頃にはすっかり人間嫌いの捻くれ者になっていた。
もともと偏屈で我が強く兄二人への劣等感も大きかった。劣等感が彼を勉学へ向かわせていたうちは幸いであった。長男夫婦が子を授かったと聞いた頃に、兼てより勧められていた留学を決めた。
人を愛せない男だった。他人への関心は極端に薄かった。その癖劣等感だけは人一倍。恋も愛も知らぬ男だった。
古典も流行りも学術書も本はかなりの量を読んでると思いますが好き嫌いで読んでるわけではなさそう。嫌いではないが本が好きなわけでもないので仕事の上でももう必要ないと判断した本は人にあげてしまう。手持ちは辞書とか外国の言葉で書かれた本が多そう。
ただ芸術全般が好きなのは事実。音楽も絵画も舞台も人間よりはずっと好き。没頭していたいだけなので何か特定のものがすごく好きなわけではない。そういえば趣味で絵描くんでした。描くのは日本画じゃなくて洋画

黄色い朝顔
朝顔三十六花撰 三都一朝 あさがほ叢
企画の舞台である明治大正あたりには既になくなっていたと思われる。「祖父の見た黄色い朝顔」くらいのポジションかもしれない。
ツイログ2020.8/12
練りのツリーにもありますが朝顔は留学先で出会ったうつくしい女と寝食を共にしていました。彼女はやがて朝顔の子を孕みましたが、ちょうど同じ頃に日本に帰ってくるようにと、日本で頼みたいことがあると学生時代から世話になっている大學の先生からの便りを受け取った朝顔は女を置いて日本に帰ることにしました。女は腹に子がいると告げ、朝顔を引き留めようとしましたが、彼は表情のない顔で彼女を見つめるばかりでした。朝顔に掴みかかり、無抵抗の彼の首を絞めた女は、まもなく泣き崩れ、赤い痕を首に残した朝顔はそのまま女のもとを去りました。彼女は朝顔によく似ていました。外見ではなく、精神的によく似ていたのだと思います。

初音ミク『過剰摂取』

@Musa_kabe 朝顔実、「どこへでも行けるが何者にもなれない」だろうな……いやどこへでも行けるのも、何者でもない自分の行ける範囲しか考えていない……広い世界を知ってしまったが故に、世界なんてものは所詮小さな箱庭と思っているふしがありそう。

2020.8/13
@Musa_kabe 朝顔実、人間に関心がない割に人間観察をよくしているらしいのですが人間の内面とか今の社会とか時勢とか世界とかは興味ないしむしろ関わりたくないけど、人間の作るものには興味があるのだと思う。言語、文化、そういうもの。人間の所作自体も分析することは面白い。

2021.11/9
@Musa_kabe 筆跡のことはよくわからんが朝顔ってあの顔と態度に似合わず神経質な字描きそう
「すっかり顔なじみ」が嫌いなので住まいの近くの店に馴染んできた頃に引っ越してしまう。余所者で居たいのかもしれない
交流交流
2021.6/28
鶴川さんに好意を向けている人いるって知ったら朝顔は絶対面白がるんだろうな……どうなのどうなの、君の方はどうなの、興味あるの?君が興味あるかどうかに興味あるんだよ、教えてよ(ワクワク)(目キラキラ)になるし、相手は彼の何が心に触れたんだろうって考えてるうちに「いや……俺の方が彼を知ってるな」って一瞬もにょる。恋は盲目がもたらすものだから、むしろ知らないからこそ燃え上がるのだろうなって観察してる。