桃山外都
2025-10-13 14:22:02
4347文字
Public 企画
 

朝顔実

Twitter企画「ムーサの骨と品字様」

1≫CS・補足 2≫絵・文 3≫ツイログ

企画元:ムーサの骨と品字様
CSツイート

補足 青薔薇の歌姫 作家、朝顔実が唯一惚れていた女。朝顔実に最も近く、最も似通った精神をした女。人間観察の方法というかコツのようなものを朝顔実に一つ教えた。今の朝顔実の人の見方は彼女の影響を受けている(昔から人間観察はしてそうだけど観点が若干変わってる)。朝顔を「私の唯一の男」と呼んだ女。
彼女が舞台から降りようとしたとき、朝顔実は絶望した。それは彼女の死だつた。自分が殺されることなど問題ではなかった。歌姫の死に絶望した。抵抗の気力すら奪い去る虚脱だった。もう死んでいいとすら思った。歌姫の死んだあとに残る女の肉や赤子などクソほどどうでもよかった。
しかしすぐに歌姫は蘇った。男を殺すのをやめ、また舞台に舞い戻った。そこで道は分かたれた。朝顔、別に残ってもよかったんだとは思う。でも歌姫の死と蘇生、その後に彼らが顔をあわせることが出来るはずもなかった。二人はそこで完全に、別の世界のモノとなったのだ。

✤担当編集:鶴川晃倖@釘島さん