sousakuyamamusume
2025-09-28 00:28:42
862文字
Public 悪魔博士の夢小説
 

味覚

悪アリ


……貴方がいなかった間、私、何食べても味が分からなくなってしまっていたんです。だから、ちゃんと今日も美味しく出来たってこと、確認したくて。」
 な、え、ぁ……
「アリシア、それは」
「もう治ったから大丈夫なんですけどね。……ごめんなさい、貴方を傷付けてしまうこと、わかっていたのに。」
「いや、あー、言ってくれてありがとうなアリシア。」
 そんな、俺がいない間、アリシア、そんなことに、なって
 ……馬鹿だ、俺ぁぜんぶ、全部間違ってた。
 こんな顔になっちまったら好いてくれるわけがねぇ、こんな身分じゃ好きになる資格はねぇと、逃げちまって
 それで、アリシアを、きずつけて
……ごめんなぁ、アリシア……。」
 泣くな、『悪魔博士』
 泣く資格なんか、ありやせんのだから