sousakuyamamusume
2025-09-26 21:19:49
740文字
Public 悪魔博士の夢小説
 

古傷

悪アリ


……おはようさん、アリシア。」
 あら、なんだか顔色が悪い。
「具合、良くないです?」
「ちと顔の傷が痛くてな。何、もうちっとしたらよくなるだろ。だから」
「何時から起きてます?」
 そうやって私を煙に巻こうとしてもダメです。そんな無理してる顔、見ればわかります。
「あー……朝の、四時から。」
「もう、起こして良かったんですよ?」
「いや起きてもらっても俺の顔治らんしな。」
「でも、貴方を四時間も独りにはしませんでした。」
 心配なんですよ、肝心なことを隠して笑う貴方のことが。