sousakuyamamusume
2025-08-27 21:50:12
878文字
Public ロイクさんの夢小説
 

侵食:硫黄渓谷

タイトル参考元:Type Moon作品より「水晶渓谷」


「落ち着けよ姉貴。」
「イグ。だめ、ちかづかないで、さわらないで」
「全く、姉貴はへんなところで抜けてんだから。このイグラムが何の対策もしてないとか思ったのか?舐められたものだな。」
 一緒に住んでりゃヤバいことも起き得る、それぐらい想定済みだっての。
……怪我は?痛くない?ごめんね、ごめんね、お姉ちゃん、もっと早く、助けなきゃだったね。」
「これぐらいかすり傷だバカ。」
 嘘だけど。
 少なくとも、身体の3割が砕けてる姉貴に比べりゃかすり傷だろ。
……まもれたかな、今回は。」
「あとはテメェが治ればおしまいだ。」
 姉貴が治ってくれなきゃ何の意味もありゃしない……までは、小っ恥ずかしいので言わねぇが。
……やりすぎちゃったね。片付け、しなきゃ……。」
「観光名所にでもすりゃいいだろ、見た目は綺麗だし。」
「はは……イグ、あんま笑わせないで。」
「笑え笑え。」
 笑えるだけの余裕があるなら、大丈夫だとわかるからさ。