sousakuyamamusume
2025-08-25 23:23:29
746文字
Public アレックス先生の夢小説
 

キス

アレックス先生を迎えに行ったレイ先生


「遅くなりました、先生。」
 記憶にあるよりもずっと背の伸びた姿、それでも僕の魂が言っている。
 レイだ。
 彼女は、僕のレイだ。
「来てくれたんだね、レイ!」
「勿論。私は、貴方のレイですから。」
 何年かぶりのハグと……!?
「れ、レイ?」
「好き同士の挨拶のキスは口と口で、でしょう?覚えてましたよ、ずっと、ずーっと。」
 うっとりした瞳でレイが言う。
 本当のことを言うと、揶揄うつもりで言った言葉だった。
 僕のものになってからどこかうわの空のレイが、僕を見る時間が増えれば良いという気持ちもあっての言葉だった。
「覚えててくれたんだ。」
 それを、ずっと信じてくれてたこと。
 ずっと覚えていてくれたこと。
 こんなに、嬉しいことなんだな。
「勿論です。」
「レイ、君は僕にいろんなことを教えてくれるね。」
「そうですか?」
「僕が言うんだからそうだよ。」
 かわいくて、愛おしくて、大好きなレイ。