sousakuyamamusume
2025-08-24 23:39:15
901文字
Public アレックス先生の夢小説
 

女子会

レイ先生とドリー先生


 ああ、よかった。
 ――やさしいドリー先生が、あれこれ追求してこなくて。
 訊かれたら誤魔化すつもりではいたけれど、知られたらきっと先生を苦しめてしまうから。
 そんな気持ちをそっと隠す。
「じゃあ、オレンジのソルベとアールグレイにします。」
「いいですね、美味しそう!」
 あの頃の私は自由が苦手で、それは今も変わらない。あれこれある中から選ぶのは、やっぱり苦手だ。
「ランチメニューも沢山あるみたいですね。今度お昼にここに来るのもいいかもしれません。その時は、是非貴方も。」
「ありがとうございます、先生。」
 でも、あの頃と違って、選ぶことが怖くなくなった。
 ドリー先生のおかげ、という部分もあるんですよ。これは、本当。
 だから今日は、食べられない貴方でも楽しめそうな、香りの強いものを選んだんです。