和泉 小夜
2017-08-11 19:51:53
2088文字
Public
 

審神者長谷部(燭へし)

フォロワさんの設定をお借りして書かせて頂いたのは良いけれど、想定以上に長くなってしまった。もっと短くなる予定だった。一部(というか設定されていた)台詞は引用させて頂きましたスミマセンでしたぁ!!!(:3_ヽ)_


薬研達に協力してもらい、本丸から抜け出すことに成功した。
だが、行く場所など何処にも無い。
独り森を彷徨していると、時間遡行軍と遭遇する。
本体は手元に在る。其れに刀剣男士ではなくとも、俺とて刀の付喪神だ。

何体か敵は倒したが、殲滅するのは難しい。
早く此処から離れたいのに、中々上手く行かない。
敵の穢れに当てられ、意識が朦朧としてきた。

隙を見て駆け出し、茂みに隠れる。如何為れば此処を遣り過ごせる?
そう考えていると、指先に硬いものが当たる。目線を下げて確認してみると、
其れは『燭台切光忠』だった。
顕現の方法は知っている。何度も主の傍で見ている。
だが刀剣男士を顕現出来るのは審神者であって、俺は一介の付喪神だ。

敵の気配が近付いて来る。もう、そんな悠長なことは言っていられない。
瞼を閉じ深呼吸をして、神気を注ぐ。

どうか、力を貸して欲しいと願いを込めて。