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和泉 小夜
2021-06-23 08:40:27
2004文字
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太鼓鐘貞宗実装五周年
ですね。自分は知らないんですけれども。そうらしいですね。なので文章を書きました。二日(昨日と一昨日)で二話。すげーって思ってます( ˘ω˘ )
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燭台切光忠
今日で貞ちゃんが白金台へ来て五年になるらしい。
僕たちの本丸は、それよりも後に設立されているから実感は無いけど。
それでも、嬉しい出来事には変わりないよね。
「今日は貞ちゃんが白金台へ来て五年になるんだって」
『へぇ、そうなの。知らなかったな』
全員の顕現日を纏めてるのに、知らなかったは白々しいなぁ。
「きみが纏めてるデータに、全員の顕現日が在ったじゃない」
「貞ちゃんは、自分に興味は無い感じなのかな」
『ま、そうだな。巴形以降なら朧気乍ら順番や時期は覚えているんだが』
「初めての新刀剣男士が巴形くんだったものね、うちの本丸は」
『当時は新刀剣男士の半分が長船だったけどさ』
『神様は、身内が増えて嬉しかった?』
「そりゃあ、嬉しかったさ」
「伊達刀も居たけれど、同刀派ってまた違う身内じゃない」
『確かにな。俺も伊達刀と貞宗は違う種類の身内だと思ってる』
「え、貞ちゃん僕のこと身内だと思ってくれてるんだ。嬉しいなぁ」
『まぁ、身内だろ。俺に一番近い身内だと思ってるよ』
何だか嬉しいな。そう思ってるのは、僕だけかと思ってた。
貞ちゃんも同じこと思ってくれてたんだ。嬉しい。
『神様はどうなの。俺と同じ気持ちだったら、俺も嬉しいな』
「勿論、同じ気持ちだよ。貞ちゃんは、僕に一番近い身内だと思ってる」
『本当に?嬉しいな』
甘ったるい言葉とか、そういうのは好きではないけれど。
貞ちゃんの言葉は好きだな。甘ったるいと感じない。
「これから、どうなるか分からない」
「此の戦いが、突然、終わるかもしれない」
「勝負の行方も分からず、本当に突然に、とか。有り得るじゃない」
「それでも貞ちゃんは、これからも僕と仲良くしてくれる?」
『当たり前じゃない。貴方と仲良くなんて、俺なんかが烏滸がましいが』
『貴方が其れを望むなら、いつまでも仲良くしよう』
『俺は貴方の、一番の友で在り続けると誓うよ』
『だから、貴方も。俺の一番の友で居てね。約束ね』
そんなことをさらっと言われて、僕が照れないわけがなく。
思わず顔を背けたら、貞ちゃんに笑われてしまった。
僕の信者である彼は、今日も僕の気持ちなど知らず、
僕に優しい言葉をかけて、僕の欲しい言葉をくれるのだ。
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