和泉 小夜
2020-06-20 02:25:36
1842文字
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被ってはいけない人外霧崎(別垢からの再録)

初出が2016/12/20 01:58:16だったらしいです。「#被ってはいけない人外霧崎」という企画の文章です。
下書き存在しない(しなかったのかよ)のでバーッと打って行きます。テーマは「花宮」です。
元々は別ジャンル(多分封神演義)で考えてた話ですが折角なので此処で。色んな設定ごっちゃです。


そうして印度へ行き、華陽夫人となって班足太子の妃になった。
何故印度へ行って班足太子の妃になったのかは分からない。
愛する人間の生まれ変わりでも、憎い人間の生まれ変わりでも無いからだ。
残虐の限りを尽くしたから、きっと暇潰しだったんだろう。
そうして名医に印度から追い出され、日本へと来た。


名医に印度から追い出された際に妖力を失った狐は、とある人間に助けられた。
恩返しの為に、とある陰陽師に力を借りて玉藻前に化け、
恩人である鳥羽上皇の気に入りとなったまでは良かったが。
何せ自分は何千年も生きた妖怪。それに呪詛もかけられていたらしい。
自分の所為で恩人を重篤な病にしてしまい、玉藻前は落ち込んでいた。
更に呪いをかけた陰陽師に狐だと正体を暴かれ石にされた挙句、高僧に砕かれた。


だが砕かれた時には既に九尾の狐は石には宿っておらず、
今現在も人間に化けて活動をしている。
自分に呪いをかけた陰陽師の生まれ変わりを探す為に。