Privatter+
Font
Serif
Sans Serif
Color
Light
Dark
auto
Font size
Large
Medium
Small
Language
Japanese
English
Sign in with Google
Sign in with ID and password
Account ID
Password
Sign in
Forgot password?
Create account
sevendays23
2025-08-15 08:41:26
2290文字
Public
Clear cache
四皇の両翼
昨日と一昨日のツイをまとめたもの。
昨日のツイがどうあっても表示されないので、こっちにまとめてみます。
1
2
【四皇の戦闘員】
「いやだ!!」
きっぱりとした声が、サニー号の甲板で響く。剣士はあくびをしながらチラと見た。船長が腕を組み、膨れた顔をしている。
「どうかお願いします!」
「私をあなたの部下に!あるいは傘下に」
「なんでもするわ」
どうやら四皇の肩書だかはたまたお零れに魅了された海賊たちが、この島には多くいるらしい。女性やら男性やら混じり混じり。船長に色目を使うものもいたくらいだ。
「しねぇぞ!帰れっ!!」
だが、大きな声で船長が睨みつけ、叫ぶと、情けない声をあげて帰っていった。
「あんなの相手にすることねぇだろ」
「ゾロ!」
剣士は呆れたように言った。船長はそれに気づき、鼻息荒くどかりと彼の隣に座る。
「もう少し要領よく追い払え」
「だってよ!いいやつかなんて実際に話してみねぇとわからねぇだろ!」
「うるせぇ、怒るな
……
」
「だって!!」
隣で大きな声で言うので剣士はキンキンした耳を塞いだ。船長はむすっとして口を膨らました。
「部下だの傘下だのなんだのが嫌だったんだろ」
「!そうだぞ!さすがだなゾロ!」
「そりゃわかる。後、なんでもするも、だ」
「そうそう!なんでもなんかしてほしくねぇ!みんなには自由にしてほしいんだ!!」
「だから、わかってるよ」
「
……
ししっ」
船長はにひっと顔をほころばせた。剣士はそれをじいと少し戸惑ったように見る。
「なんだよ」
「ゾロちゃんと聞いてたんだな」
「そりゃいやでも聞こえるし、あんな大声出されたら昼寝の邪魔だ。そうおれが怒鳴ってもいいぞ」
「だめだ!船長のおれがするんだ!」
「はは、だろうな。冗談だ」
剣士は笑いながらムクリと起き上がった。船長は目を丸くする。
「機嫌がわりぃときは身体動かすもんだろ」
「おー!」
「お前もやるか、船長」
剣士がぐいっと指さしたトレーニングルーム。こんな時には迷わない。いや、迷わないのが普通だけども。ともかく、船長は顔をすっかり晴れさせた。
「やるっ!!」
「よし」
剣士は嬉しそうにトレーニングルームに船長を連れ込んだ。相手ができて嬉しそうだと言わんばかり。
しかし、運動をする前に、剣士に話を聞いてもらったからか、船長の機嫌はあらかた直っていたのだった。
1
2
Reaction
If you make a mistake, you can cancel it by pressing the reaction.
Custom color
Reset color
広告非表示プランのご案内