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2025-08-12 18:50:09
1694文字
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こくるまげんみ❌ SS
後日談
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ここは何処の時空だったか
…
お休みになる前に聞いてはいかがかしら
二人と一つの狂気上のお話を
ここは彼女の部屋の中 ギィギィィ
…
と木製の椅子に寄りかかり、綺麗な布で吹きつつ愛でるのは彼女の愛する人だった
血液にまみれた彼を丁寧に洗い、今は濡れた体を拭く段階 月光に照らされ、鋭い金属部が鈍い光を反射した
「
…
あぁ、なんて美しいのアンドリュー」
頬を染め微笑む姿は恋人に見せるそれと大差ない だがそれを向ける相手を忘れてはならない
ただの無機物 ただのアイスピック
だが彼女はそれを、とても愛おしげに撫でるのだ
「なぁ、なんでそんなにそいつを大切にしてるんだ?」
「ママに没収されても次の日には探し出して回収してるしよぉ」
後ろから聞きなれた声がかかっても彼女は振り返らずに答える
「それは私のパートナーだからよ お前たちも2人で1人と言ってたではないか」
「一体それと、何が違う?」
フフ、と声を漏らして自身の胸に押し当てる 勿論彼からの反応などかえってこない 否、それが当たり前だ
返事など、彼女の理想にいらない
「まぁそうか」
「確かにな」
「そうだろう アンドリューの意思が分かるのは、私だけの特権 誰にも渡したくないの」
夢現に目を閉じる彼女の顔、月光に照らされさらに美しく映ることだろう
…
双子はどう思うのだろう
そんなことは私が決めていいものではないだろうね
「おやすみ2人とも また明日もイタズラ楽しみにしている」
「あ、ああ 任せておけよ」
「明日もとびきり驚かせてやるからな」
「
…
タノシミね」
そう微笑み、彼女はシーツを被って目を閉じた もちろん1番そばには彼がいて
…
この位置は揺るぐものではない そう理解するのは簡単だった
そして幻影の双子は姿を消す
「一緒にここから出ような」
「お前も、俺たちと一緒だ」
そんな言葉を呟く だがそれすらも彼女の作りだした都合の良い言葉だ 目を閉じればすぐに視界は暗転する
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