usagipai
2025-08-10 10:59:55
1201文字
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ぬばかん




オマケ

「というわけでしてすみません、急に」
私は少し恥ずかしそうに事情を説明した。

「いえふふ、なかなか興味深いおまじないですね」
彼は優しく微笑みながら、そう返してくれた。

少し緊張していたけれど、彼の笑顔に心がほっと和らぐ。

その時、ふと気づくと彼がそっと私の手の甲に唇を落としていた。

「!!?」

驚きとともに、胸が高鳴る。

「これでおあいこですね」

彼の言葉に、私は自然と笑みを返す。

こんなささやかなことで、私たちの距離がまた少し近くなった気がした。

それだけで、もう十分だった。