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呪里
2025-08-08 22:21:57
5594文字
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Code_Abyss 本編
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episode:3 第三幕 〈集う三傑〉
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3
〈泡沫の夢〉閉店後、飛華と吠舞羅は呪里の家に向かって歩いていた。
「流石に限界だったか
…
。後ろから寝息が聞こえてくるんだが」
吠舞羅の背中には、スヤスヤと心地よさそうに眠る呪里がおぶられている。
「良い顔してるわよぉ?見たい?
代
か
わる?」
「いや、いいよ。このまま送ってくから」
「
………
本音は?」
「いくら飛華相手でも、この
大役
たいやく
は譲れねぇ」
吠舞羅はフンッと息を吹いた。
「あら残念。私も久しぶりに抱っこしたかったんだけど」
「また今度な?今日は俺のだからな〜」
吠舞羅は嬉しそうに歩く速度を少し上げた。
「飛華は帰ってもよかったんじゃないのか?お前だって帰ってきたばっかで疲れてんだろ?」
二人は呪里から合鍵を貰っていて、いつでも呪里の家を出入りする事が可能である。
今回は吠舞羅が呪里を部屋まで送り、ベッドに寝かせればいいだけの話だ。
それだけなら飛華は別に先に帰ってもよかったのではないかと吠舞羅は疑問に思ったようだ。
「あら、随分つれないこと言うのね?」
「いや、機嫌悪くさせたんなら謝るよ」
「別に悪くなってないわ。ただ
…
先に吠舞羅に話しておきたい事があって」
「
………
先にってなんだよ」
吠舞羅は足を止め、顔を飛華のいる方へと向けた。
「呪里には次に会った時にでも話すわ。それに、吠舞羅に先に伝えた方が後々呪里も動きやすいと思うから」
周囲の空気が心なしか重くなったような気がする。
「
………
何かあったのか?」
「ちょっとね。私も内容を知ったのは店を出る直前なんだけど」
そういえば、会計をしている後ろで、誰かと電話していたような
……
と吠舞羅は先程の事を思い出す。
「詳細は後でまた連絡するわ。でもその前に、これを見てちょうだい?」
飛華は自身のスマホの画面を吠舞羅に向ける。
そこに写っていたのは、彼女の部下から送られてきた資料だった。
「おい、これって
………
」
資料には、たくさんの人の名前が
記
しる
されている。
「
…
今、〈とあるウワサ〉がきっかけで行方不明になっている人達のリストよ」
飛華の発言に吠舞羅は目を丸くした。
「はぁ?!今見ただけで五十人はいたぞ?それに、ウワサって
…
」
「詳しくはまだ分かってないわ。でも、私達の知らない間に広まっていたそうよ。この
…
」
━━━━《ミカガミサマ》のウワサは━━━━
episode:3 Fin
NEXT episode▷▶▷to be continued
………
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