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かにぴ
2025-08-06 14:18:59
4670文字
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あかり教会報誌『ともしびのつどい』No.422
こんにちは、編集部の山本です!
今回は、山梨県のAさんから届いた体験談をご紹介します。
高校時代からの親友との絆を描いた、とても優しくあたたかなエピソードです。
進学や就職で離れ離れになっても、お互いを思い合い、励まし合ってきたおふたり。
その間にそっと寄り添っていたのが、小さな《あかり》だったというのが、本当に印象的でした。
《あかり》が照らすのは心の中。
おふたりのように、大人になっても変わらない関係があるということに、読んだ私たちも勇気とあたたかさをもらいました。
Aさん、素敵なおはなしをありがとうございました!
どうかこのお話が、あなたやあなたの大切な人の心にも、優しく光を灯しますように。
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体験談│「ふたりでわけた、ひとつのあかり」
20代女性/会社員・一人暮らし
「これ、寂しくなったとき見てね」
そう言って彼女がくれたのが、《あかり》でした。
高校を卒業して、彼女は地元を離れ、私はここに残りました。
仲良しだった私たちは、それでも大丈夫だと笑い合っていたけれど、やっぱり、ひとりになった最初の夜は心細くて。
そのとき、机の隅に置いた小さな《あかり》が、ふわっと光って見えた気がしました。
「ほら、がんばれって言ってる」──そんな気がして、泣きそうになりながらも笑ったのを覚えています。
私は昔から引っ込み思案で、彼女にいろんなことを引っ張ってもらっていました。
だけど、あの光を見ているうちに、私も少しずつ変わっていけた気がします。
就職や引っ越し、新しい出会いに不安を感じるたび、光を見て思い出すのは、あの頃の彼女の言葉と笑顔でした。
先日、その彼女から結婚の報告がありました。
嬉しくて、少し寂しくて、でも何より誇らしい気持ちになりました。
きっと私たちはもう、あの頃とは違う場所にいて、違う日々を生きている。
でも、この《あかり》だけは、ずっと私の部屋にあって、いつも彼女を思い出させてくれるんです。
もしかしたら、あの小さな光がずっと私たちの友情をつなぎ止めてくれていたのかもしれません。
大人になっても、親友でいられるって、すごいこと。
あのとき光をくれた彼女に、今度は私から、おめでとうを言いに行こうと思います。
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