kr0mm333
2025-02-10 13:27:42
3872文字
Public 年逆Dom/Sub 神奈備所属if
 

千鉱さんの逆襲

お馴染み、年齢逆転Dom/Subパロ神奈備所属ifのお話で、アラフォーのチヒロさん(Sub)と、その部下の座柴薊(Dom)の3人がいます。
前回の🔞座チヒ「貞操帯の正しい使い方」の続きで千鉱さんが3人に仕返しする内容で、座柴薊の3人が千鉱さんに貞操帯をつけられる感じです。
柴チヒ、薊チヒの貞操帯を書く前に後日談を思いついてガッと書いてしまいました😇

4/29 加筆修正しました。


 シンと静まり返った室内。空調は建物内で一括管理されているので一部の部屋を除いて温度は変わらないはずだが、どうしてか自分達の正座させられている部分だけ氷でも敷かれているのではないかと思うくらいに冷たい気がしている。
「お前達」
 硬い声。こんな声は会議中か敵との会話の最中しか聞いたことがないはずだが、その声が自分達に向けられている時点で相当マズいことになっていることを本能的に理解させられた。
 できるのなら各々取れる手段をフルに使ってこの場から逃げ出してしまいたい衝動に駆られているが、そんなことをすれば二度とこの部屋に入るばかりか彼の視界に入ることすら出きなくなってしまうのは必至。
 どうする、どうすんの? どうすんだ、目配せで他の二人と意思の疎通を図ってみるも、考えることは同じで誰も解決策などというものは持ち合わせていなかった。
「どうして正座させられているか、わかっているな?」
 どうしてか、その理由を理解しているが故に三人はそれぞれ目を逸らす。
 千鉱の護衛は日替わりの時もあったが、現在は週替わりで落ち着いている。
 そして三人全員が終わるまでに三週は必要なわけだが、どうしてか全員揃って千鉱との行為で貞操帯を使った。
 行為以外で付けられる場合もあれば、週の頭につけて週末まで外してもらえなかったり、終業後につけられ翌日の朝、出勤後に外されるいう付け方をされたり。
 する方は楽しいだろうがされる側からすると堪ったものではなく、この三週間はいつもより体が辛かった。
 そして、三週連続でそんなことをされたのだから千鉱が怒るのも当然だろう。
 そんなこともあり週の始まりである今日、千鉱は三人を床に正座させたわけである。
「お前達の中で示し合わせたか、それとも偶然なのかはわからない。だが、流石に俺も堪忍袋の尾が切れた」
 示し合わせた、と言われても何のことかわからない三人は互いの顔を見合わせている。そして千鉱はコートのポケットから紙袋を出すと、その中に入っていたものを三人に見せた。
「てっ……!?」
「そ……お!?」
「たい……!?」
 驚いて顎が外れている姿に、誰かが言い出したわけでないことだけは理解した。しかし逆にいうと、偶然にも三人は考えることが同じだったわけである。
「俺はコレをお前達につけられて散々な目にあわされた」
「あんなヒンヒン言っ」
「涅」
 座村が言おうとするのを遮って淵天の鯉口を鳴らすと悪かったって!! と慌てた様子で返される。
「俺だけあんな目にあうのはフェアじゃないだろう?」
 刀を鞘にしまいながら呟くと、そ、そうですか? と震える声で薊が言った。
「DomとSubは命令する側される側という力関係はあるものの、対等だ。なら、俺の受けた苦痛はお前達も受けないと割に合わないよな?」
 なあ? と念押しされ、薊だけでなく柴と座村までもがそうでしょうか……と敬語になっている。
「そうだ。だから、脱げ」
「えっ」
「今?」
「ここ、執務室だぞ!?」
「お前達が大人しくしていればすぐに終わるんだ。ほら、早くしろ。ゴネると誰かが入ってくるかもしれないが、俺は一向に構わない」
 普段はこういうことに厳しい千鉱が就業時間内でも構わないと思うほどに怒っていることを察し、誰が最初に行くかをじゃんけんで決める。いつもならば煽り飛び交う喧しいじゃんけんも、今日ばかりは三十秒もしない内に決着がついていた。
「最初はお前か。せめて他の二人には見えないようにしてやる」
 あとの二人に後ろを向くように指示し、一人目の局部に手をかける。ウェットティッシュで拭われ、冷たい金属が自分のモノに嵌められるのを見守っていることしかできない。
 余談だが、装着される貞操帯はその本人が千鉱につけたものである。
 十分もしない内に三人のイチモツに金属の塊がつけられる。形状もそれぞれで手間取ってしまうものもあったが、怪我をさせずに済んだことに人知れず胸を撫で下ろす。
「そのまま一週間だ。その間に何かあれば期間も延びるからそのつもりで」
 期間が延びることはあっても早くなることはない。暗にそう告げられていることに気づき、三人は力なく返事をしたのだった。