かなざわ
2025-07-07 00:03:57
13749文字
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夜の向こうに黄昏の•2

よだつか(になる予定)。プランツドールパロ。あの世界にプランツドールが存在しており、司が夜鷹の子供の頃にそっくりのプランツドールと出会う話。

 プランツドールこと『夕』を家族として迎えると決めた、とある夜。
 幸いなことに翌日が休暇だった為、司は朝からプランツドールを扱う専門店について調べていた。余談だが、目覚めて最初にしたのはスーツケースに詰め込まれていた夕の服をクローゼットに収納することだった。明らかに高価であろう衣類を丸めたままで放置しておくのは司の精神をすり減らしそうだったので、終えた際には安堵と満足で息を吐いた。
 種族の違う相手と暮らす以上、その生態に関して間違いのない知識が欲しかった。人間では平気でもプランツドールにはダメな事柄があるかもしれないし、逆も然りだ。
 何事に関してもそうだが、殊更命に対する事柄で『知っていれば防げた事故』というものはあってはならない。夕に対して責任があるというのは勿論あったが、それ以上に夕自身を大切にしたいからこそ、切実だった。
 手始めに調べたのは、依頼人が残していった諸々の書類からだった。中身確認の際にプランツドール専門店の書類がいくつかあるのは見せられていた。
 プランツドールの品質保証書に支払完了証明書、それに加えて服や小物などの納品書もあった。正規店の正式な書類ともなれば、これ以上の手札はないだろう。そう思っていた司だったが、早くもここで頭を抱えることになる。
「店名しか載ってないとか、今時そんなことある……?」
 どの書類にも、店の名前しか記されていないのだ。住所や電話番号、メールアドレスや店のSNSといった直接店へ繋がる情報がどれ一つとして記載されていない。
 かろうじて判明したのは『nemos』という店名のみだった。調べて分かったがこれはギリシャ語で『小さな森』を意味する言葉らしい。プランツを扱う店だから、という意味で付けられた店名だろう。しかし司が知りたいのは意味や由来ではなく、店の具体的な場所だ。
 検索バーに入力する言葉を変えていくつか入力したものの、プランツドール専門店に直結する情報が引っ掛かることはなく。ここまで情報が出てこないのは店側から箝口令を敷かれているのか、客側の自主的なものなのか。
 予測でしかないが、なんとなく後者かな、と思う。実際に夕と出会ってしまった今なら、安易に店を広めたくないと思う気持ちが分かる気がするのだ。
 昨今はSNSやインターネットを使った情報発信が当然であるというのに、プランツドールに関して調べようとすると驚くほど情報が少ないことに気づく。出てくるのは伝聞や都市伝説めいたものが多く、司自身も夕と出会っていなければその審議を確かめるのは困難だっただろう。
 プランツドールはその神秘性や美しさから考えると、SNSで投稿でもしようものなら即バズるだろう。けれどプランツドールを迎えた人は、自分を選んでくれた相手を興味本位な視線に晒され消費される真似をしたくないと、そう考えているのではないだろうか。
 プランツドールに関する情報は元より、写真などがほとんど出回っていないのは、そういう心理が働いているからなのではないか。少なくとも夕を家族と認識している司は、そう信じたかった。
 とは言え。
「先人の知恵がお借りできないのは痛いんだよな……
 育成ブログや成長日記のような類いの投稿が見つからない以上、プランツドールの生態について詳細は分からないままだ。
 依頼人から教えられたのが基礎の基礎くらいの知識であろうことは、流石に察しがついている。生活するにあたって当面はそれで何とかなるにしても、問題は消耗品がどこで売っているのか分からないということだった。
 有り体に言ってしまえば、プランツドールの生命線であるミルクをどこで購入すればいいのかが分からないのだ。冷蔵庫に入っていたミルクは三本。全て貰ってこられたとは言え、消費されていくのをただ黙って見ているわけにはいかなかった。スーツケースの中に詰められていた砂糖菓子だって残り少ない。
 今更ではあるが、依頼人に店の大まかな場所だけでも聞いておけば良かったと悔やんでいた。ミルクは勿論プランツドールを目覚めさせる香料などは、店から直接買い付けたような口ぶりで話していた。彼は確実に店を直接訪問していたのだろう。
「オンラインが無理なら、人に聞くしかないか」
 アナログではあるが確実な方法でもある。六次の隔たりという理論もあるらしいし、人伝に辿っていけばどこかでプランツドールの店を知っている人、もしくは実際にプランツドールと暮らしている相手に話を聞けるはずだ。
 とは言え、誰彼構わず聞いて回るのは憚られた。夕の見た目が実在の人物に似ているというのが、どうにも二の足を踏ませる。
 司だけで庇えるならまだしも、夕自身に被害が及ぶような事態は避けなければならない。
「まずは加護さんにお願いしてみるとして、あとは」
 社長である耕一の人脈は広い。時として驚くような相手と知り合いだったりするから、それとなく聞いて貰えないか頼んでおく。
 他に信頼出来て人脈のありそうな人物と言えば、瞳だろうか。アイスダンス選手だった頃の人脈に加え、ヘッドコーチを務めるようになって色々な情報に精通しているのは明らかだ。
「瞳さんと、それから……
 呟きながら考えを整理する。口許に手を当てた司は、思考を巡らせながら目線をゆらっとうろつかせた。
 もう一人。実際に交流をするようになったのは最近だが、信頼に足るという意味合いでなら文句のつけようもない人物がいる。
「鴗鳥先生、か」
 鴗鳥慎一郎。オリンピック銀メダリストで、現在名港ウィンドFSCでヘッドコーチを務める彼の人脈は、おそらく司の想像も及ばぬ程に広いだろう。温厚で誠実な彼なら、司の事情を話しても惜しまず協力してくれるに違いない。
 文句のつけようもない彼に接触するのを躊躇ってしまうのは、偏に夜鷹純に近すぎるからだ。夕が普通のプランツドールであったなら、迷わずに頼っているのだけれど。
 背後に視線を向ける。夕は司のベッドで眠っていた。
 昨晩夕に名前を送った、その後。眠そうな様子を見せた夕をベッドに寝かせると、そのままことんと寝入ってしまった。これまで依頼人の部屋では椅子に座ったまま目を伏せていたけれど、横になって眠るのも問題ないらしい。
 夕の寝顔は普通の子供にしか見えなかった。言われなければプランツドールだなんてきっと分からない。勿論それは、夜鷹純に似た顔立ちであるという点を除けば、という話ではあるけれど。
 専門家に話を聞きたいと焦っているのは、夕が噂で伝え聞くプランツドールとはどこか違うのではないか、という疑念があるからだ。
 調べられる限りでは、プランツドールの見た目に関してはとにかく『美しい』や『可愛らしい』という形容のものばかりだった。その中に『実在する誰かに似ていた』というものは見つからなかった。見つからないだけでどこかにあるのかもしれないが、確かめようがない今は『ない』としか言えない。
「よく寝てる……
 夕の寝顔は穏やかだ。けれど司の声には、自身でも分かるほどに心配が滲み出ていた。
 それというのも夕が『起きない』からだ。目が覚めてから、司は夕に声をかけた。何てことはない「朝だよ」という声かけだった。夕は司の言葉にうっすら目を開けて、けれどすぐに目蓋を伏せてしまったのだ。
 驚いた司だったが、これまで夕が身を置いていた環境を思い返し、ひとまず取り乱しかけていた思考を落ち着かせた。元々夕はプランツドールを目覚めさせる香料を使用しても、依頼人からのミルクは決して受け付けなかったという。
 司が夕の元へ通い出すようになっても、本業との兼ね合いから毎晩行くことは出来ていなかった。その間、司以外の誰かが通っていたという話は聞いていない。
 つまり、夕はこれまで極端に覚醒時間が短い状態で過ごしてきている。朝声をかけても起きてこなかったのは、今までの『省エネ』状態に体が慣れてしまっているから、ということが考えられた。特に昨夜は色々あって覚醒時間がいつもより長かったから、余計に睡眠を欲しているというのもあるだろう。
 ものすごく心配ではあるが、環境が変わったばかりの今は様子を見守るのが得策かと判断した。夕に何かしらの異変が見受けられたら即起こせるようにと傍らに控えているが、幸いにも今のところ穏やかに眠っているだけだった。
 司が知っているプランツドールの知識は、一日三回のミルクを与える、が基礎にあった。月に一度あげていた砂糖菓子は栄養補助のサプリメントのようなものだろうと推測している。
 依頼人が初日に言っていた「半年も放置するのでなければ枯れることはないと店主に聞いている」という言葉が事実なら、夕が一日一度のミルクで状態を保っていられるのも不自然ではないのだろう。しかしそれがプランツドールの生態として正しいのかどうかまでは、今の司には判断が出来なかった。
 仕事がある際は丸一日夕の傍にいられる方が稀だろうし、いのりの遠征に帯同する関係で愛知を離れることもある。今の夕の『省エネ』状態は仕事の面から考えると悪くはないのかもしれない。だが、それが原因で夕に不調をもたらすかもしれないのなら、放っておくことは出来なかった。
 とにかく、今は一刻も早く正しい情報と知識が欲しい。
 探すのは『nemos』という、おそらく日本で唯一であろうプランツドールの専門店。秘匿された森への入り口を、どう探し当てるか。
 考えていた司は、しばし眠る夕の顔を見つめ。やがて、自身の携帯を手に取った。

 その日の夜。予想通り、司が声をかけると夕は目を覚ました。
 夕は朝も昼も眠り続けていたのが嘘のように、すんなりと起き出した。何なら夕が無事目覚めたことへの安堵でへたり込んでいた司の腕を引いてはやく、とミルクの催促までする始末である。
「ああもう、良かった……おはよう、夕。夜だけどね」
 促されるまま立ち上がり、夕の手を引いてキッチンへ向かう。知らない家の中だというのに、夕は物怖じする様子を見せなかった。
「加護さん、羊さん、起きました」
 言いながらリビングに入る。宿題をしていた羊が顔を上げ、その横に座っていた耕一が笑ってひらひらと手を振った。
「おー、良かったね司くん。昼頃はおろおろしてたけど」
「うっ……それはまあ、心配だったので……
「プランツくんも昨日ぶりだね、この子はね、僕の娘の羊だよ」
……
 紹介された羊は、無言で夕を見つめている。初対面の相手には人見知りを発動する羊だから、緊張しているのかもしれない。
 司の手を握ったままの夕も、羊の視線を受けて微動だにせず見つめ返している。
「これは、二人とも緊張しちゃってるかな?」
「お父さん、静かにして。猫カフェで大きい声出して猫に逃げられたの、忘れたの?」
「そんなことあったんですか……?」
「あったあった。あの後羊に怒られてさあ~」
 あはは、と笑う耕一は猫に避けられたことも羊に怒られたことも気にしていないらしい。耕一の性格を考えると気まぐれで繊細な猫よりは、人懐こくて甘え上手な犬を相手にする方が相性は良さそうだな、とは思った。
「でもさ羊、プランツくんは猫じゃないんだから」
「あのねお父さん。警戒してる相手には、貴方に対して敵意はないよって分かってもらわないとダメなんだよ。こっちから寄っていくんじゃなくて、相手が距離を詰めてくれるのを待たないと、猫ちゃんとは仲良くなれないの」
「へ~、よく知ってるね」
「あの後調べたもん。次は猫ちゃん撫でるんだから」
 羊の中ではすっかり夕が警戒する猫に見えているらしかった。
 司は二人の間に流れる緊張感に当てられなんとなく姿勢を正しながら、昨夜は自分も夕のこと猫みたいだと思ったもんなあ、とどこか納得してしまう。
 二人が見つめあっていた時間はおよそ一分ほどだっただろうか。不意に夕が羊から視線を逸らし、司を見上げてぐい、と握っていた手を引いてきた。
「んん?」
「司くんもういいよ、ミルク入れてあげて」
「ええと、俺には何がなんだか分からないんだけど……いいの、羊さん?」
「うん。初日だし」
 仲良くなるのはこれから、と言った羊の目線は既に夕から逸らされ、テーブルに広げてあるノートに向けられていた。宿題の続きをやるらしい。
 司が戸惑いつつ耕一を見ると、いい笑顔でサムズアップしてきた。にこにこしているが、おそらく耕一も二人の間に何が起こっていたか理解はしていないだろう。
 夕と羊の間に流れる独特の空気感については、結局司にはよく分からないままだった。見る限り夕の様子に変化はないし、羊も特に気にしているわけではなさそうだ。
 夕の表情は変わらないままだが、何となく満足そうに見える気がする。
……行こうか」
 キッチンはすぐそこだ。色々考えるのは後回しにして、今はミルクを温めなければ。
 結果として、夕は加護家に快く迎え入れられた、ということだけは確かだった。

 ◆

「鴗鳥先生、こちらお口に合うといいのですが」
「ご丁寧にありがとうございます、明浦路先生」
 数日後、司は鴗鳥家を訪れていた。出迎えてくれた慎一郎に、耕一オススメの店で購入した焼き菓子の詰め合わせを手渡しながら頭を下げる。
 プランツドールの専門店を探し始めた、あの日。司は迷った末に、慎一郎にも接触を図っていた。
 個人的に相談したい件があること。相談内容はスケートとは関係ないので、断ってもらっても構わないこと。もし聞いてもらえるのなら、近いうちにどこかでお会いしたいこと。
 それらを書き連ねたメッセージに対し、慎一郎はすぐに直近で空いている日程のいくつかを返信してくれたのだ。
「どうぞ」
「お邪魔します」
 以前お邪魔した際にも通された庭のテラスに案内された。前回は緊張しすぎて周囲を見るような余裕はなかったが、今回は明るい時間帯のせいもあってか景観に目を向けることが出来た。
 整然と刈り込まれた芝を柔らかな陽光が照らしている。木々が風でざわめくたび、枝の隙間から零れた光が芝の上でチカチカと揺れていた。木漏れ日の一部はガーデンチェアの端まで届き、その光を瞬かせている。
 前回訪れた際は気づかなかったが、鴗鳥家の庭は美しかった。落ち着いた外観は勿論のこと、流れる空気まで柔らかく感じるのは住まう人の心を反映させているからだろう。
 夕にもこういう場所を歩かせてあげたいな、と。思わずそう考えてしまい、軽く首を振った。
 そうこうしているうちに、急須と湯呑みが乗った盆を手にした慎一郎がテラスへやって来た。
「どうぞ座ってください、明浦路先生」
 頭を下げ、示された椅子に腰かける。慎一郎が手ずから湯呑みに注いだお茶を、コトリと司の前に置いた。
 どれもこれもがあの夜をなぞっているようで、妙な緊張感が背筋を上ってくる。思考の端をちらつく夜鷹純の影に緊張しながらも、ここで席を立つわけにはいかなかった。
 司の手を握ってくる、夕の細い指を思い出す。小さな背中を撫でながら大丈夫、と告げたこと。家族になりたいと伝えたこと。夕の顔立ちが夜鷹純に似ていなくても、きっと司は同じ行動をした。
 夕を守りたい。大切にしたい。その思いが、何よりの原動力だった。
 覚悟を決め直した司は、慎一郎へ改めて頭を下げた。
「鴗鳥先生、お時間を作っていただきありがとうございます」
「今日は元々休みでしたから、お気になさらず」
「メッセージにも書きましたが、本当に個人的な問題でして……
「私は、明浦路先生が誠実な方だと知っています。わざわざ相談を、というからには本当に困っているということでしょう?」
……はい」
 慎一郎の言葉に頷いた司は、僅かに俯いた。司の前に置かれた湯呑みに注がれたお茶が、新緑に負けず劣らずの美しい色で揺れていた。
 夕を迎えて一週間が経とうとしているが、プランツドールの専門店『nemos』探しは難航していた。プランツドールを知っている人はそこそこいたが、実際に見たことがあるという話には辿り着けなかった。当然の如く、プランツドールと一緒に暮らしているという人の話にも出会えていない。
 言葉にされて初めて、自分が今の状況に行き詰まっていると思い知らされる。八方塞がりになりつつある現状に、知らず焦りつつあったことにも、だ。
「私で力になれるかどうかはともかく、明浦路先生の悩みを解決する一助になれたらとは思っています」
「ありがとう、ございます」
「こんなことを言うと怒られてしまうかもしれませんが。明浦路先生の相談先になれるほど頼りにされたのは、正直嬉しかったんですよ」
 思いがけない言葉に、司は俯かせていた顔を上げていた。慎一郎は柔和な笑みを浮かべている。頼られて嬉しかった、と。本心からそう思ってくれているのだろう。
 瞬間、司は心からすうっと余分な力が抜けていくのが分かった。何とかしなければ、という気負いが強すぎて、必要以上に力が入っていたらしい。
 一人で為せることには限りがある。だから自分以外の誰かを頼る、それは恥ずべきことでも何でもなく、手段として当然だ。
「あの、鴗鳥先生はプランツドールをご存じですか?」
 肩の力を抜いた司は、そう切り出した。
 プランツドールを迎えるまでの経緯。元々の持ち主の話。専門店を探していること。それから。
「そのプランツドールの顔立ちが……ノービス時代の夜鷹さんに、そっくりなんです」
 これこそが、慎一郎に相談をしようと思った最大の理由だ。司は夜鷹純本人への連絡手段を持たない。そもそも本人に直接聞いていいものかも分からなかった。
 今も私的に夜鷹純と交流のある慎一郎なら、現役時代にプランツドールに関する噂のようなものでも聞いているのではないだろうか、と。そんな淡い期待があった。
「俺は、あのこの顔がどうであろうと一緒に暮らしていくつもりでいます。ただ、元々のご家族の話が聞けていないので事情が分からなくて……あのこがトラブルに巻き込まれるような事態は、絶対に避けたいんです」
「純くん似のプランツドール、ですか……
「何かご存知なんですか?」
「いえ、確か以前に……
 顎に手を当てた慎一郎が、過去を思い返すような眼差しになる。
 何か。どんな小さな欠片でもいい、先に進むための布石が欲しい。
 祈るようにぐっと手を握り込む。
「ねえ」
 司の背がぎくりと強張ったのは、背後から割り込んできた声が鼓膜を揺らしたからだ。
 振り向きたくない、そう思うのに体が司の意思を外れて動く。抑揚のない平坦な、けれど司にとってはどうしたって無視できない響きの声。
「その人形の話、どこで聞いたの?」
 振り向いた先にいた相手と、視線が合う。
 相変わらずこちらを見透かすような、絡めとるような、煌々と冴えた月を思わせる眼差しだった。
 ああ、こんなの。
 どうしたってあの夜の再来じゃないか。
 思いもかけない邂逅を前に、司は背中を冷たい汗がつたっていくのをやけにハッキリと感じていた。