sousakuyamamusume
2025-07-06 09:58:44
432文字
Public ボイルドワンの夢小説
 

永遠

ボイルドワンの夢小説


 瞼を開けた。
 嬉しそうにこちらをのぞき込んでくる、何かがいた。
「おはようを言わなければ。」
 わかっている。
 私はきっと、一生彼に視られ続けることになるのだろう。まばたき以外の全ての運動を奪われ、ただ生きているだけの存在になって、彼に視られ続けるのだろう。
 初めの方はそれでも抵抗しようとした。指先一本でも動いてくれないかと思った。
 だが、もういい。指先どころか声すら出せないんだ、どうなろうが構わない。
「また眠るのかな。大丈夫、寝ている間も僕がずっと視ているから。」
 ……本当に、嬉しそうだな。