【
深淵覗きの共通文字(Abyssgazer Alphabet)】
ガーベラとネモフィラが用いる、彼らのための共通文字。
他の星の子たちの集団の共通文字や、『秘密の場所』にある外つ国由来の書物の文字を参考に、深淵覗きガーベラが考案した。
彼らの手記の大部分はこの文字で記されている。
幾つかの星の子の
集団では、優れた知恵を持つ旧き星の子達によって考案され、集団ごとに独自の進化を遂げた文字が使われている。
ガーベラとネモフィラのように、集団内/友達同士での
共通文字と、厳重管理したい調査記録や秘密を記すための
個人文字を使い分ける星の子もいる。
とある星の子が集団間の情報伝達と子どもたちの啓蒙の為に考案した
汎共通文字も存在するが、そもそも文字の読み書きは使命の子の義務ではない(星の子は精霊と共通の言葉を話し、感情表現のみでの意思疎通も可能である)為、識字率は全星の子の約60%、汎共通文字の普及率は約20%にとどまっている。
これら
星の子文字の模倣元の一部である、数十種類の
精霊文字を正しく解読出来た子は、「実在するか否かわからない」とされていた。
「精霊達の文字を読み解いた星の子『明かしのフリス』の伝説が残ってるから、“フリス本人が残した文書”を見つけられれば大発見かも!」というのが、古書好きのガーベラの見解であった。
しかし、ガーベラたちが見つけたフリスの文書は、(フリスとその友人たちの共通文字で記された) 塗り潰しだらけの解読文のみ。
フリスが手に入れた筈の解読元の文書(精霊或いは大精霊が書き残したと思しい手記)も、全て行方知れずとなっていた。
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