sousakuyamamusume
2025-05-27 00:06:13
1228文字
Public 一次創作
 

彼岸警邏隊10



……ツルギ、さん……?どうして、ここに。」
「あの二人が人質ってことは私に対する宣戦布告でもある、そうでしょう?」
 だってほら、貴方までそんなに思いつめてるんだもの。私も、久々に前線に立つ理由として十分よ。
……ツルギさんみたいな人にこんなこと言うのもアレですが、頼んで良いですか。」
「何かしら。」
「私、先陣切ります。後ろ、任せて良いですか。」
「あら、いい目になったわね。」
 一人で思いつめがちなところまでスギナによく似ているけれど、ここぞの時の目の力強さもそっくり。血は争えないとはいうけれど、こういう形でなら悪くないんじゃないかしらね。
「それじゃあ、出発しましょうか。」
「はい!目標はスギナさんとコールさんの救出、です!……あれ、ツルギさんそれは?」
「壁を破る必要が出たときの保険。」