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idler_in_the_ossuary
2025-05-25 22:27:57
21423文字
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あの満開の桜の下
ビーストバインドトリニティシナリオ
1
2
3
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5
6
7
8
【ミドル】
ミドル1:仮面の指令
シーンPC:PC1。PC4登場可能。PC2,3登場不可
★登場人間性低下を行う
シーン概要:ペルソナネットワークを訪ね、ウォーレンから情報を得るシーン
~以下描写~
PC1はツテを辿り、ウォーレン・レイクと面会を取りつける。もしくはウォーレンがPC1の存在を知りネットワークへ呼びつける。
池袋サンシャインシティの会議室でウォーレンと面会する。ウォーレンは内心で現在の状況に非常に苛立っている。
ウォーレンはまず警戒してPC達の素性と、ディミトリを探してどうしたいのかを問う。PC達の返答にウォーレンは納得し、ディミトリの情報を提示する。
以下情報↓
・ディミトリは魏家に所属する血族であり、ウォーレンとも遠くはあるが「血縁」関係にある
・六本木支部セオドアのサポートをさせるためロシアから呼び寄せた
・2、3ヶ月前に南池袋公園に偶然出入口が開いた、とある閉鎖ドミニオンが観測された。内部にいるドミネーターが「吸血する何者か」であると推察されたため、ディミトリを調査へ向かわせた。ディミトリは内部には「吸血樹」がおり、外に出てくる様子は無いと報告した
・ディミトリはその後も何度もプライベートでその閉鎖ドミニオンを訪れている様子であり、吸血樹をネットワークの管理下におけるならばと黙認していたが、ひと月前に突然帰らなくなった
・ディミトリの捜索を行ってはみたが、ネットワーク末端が数人行方不明となった
ウォーレンはディミトリをネットワークへ連れ戻すか、処分するかをPC達へ依頼する
直後にウォーレンの元に新たな連絡が入る。それを聞いた彼はPC達に向き直ると「関係が深そうな者が南池袋教立大学附属病院を訪ねている。死霊課も動いている。行ってみるといい」と告げる
ミドル2:刑事の受難
シーンPC:PC3。PC2登場可能。PC1.4登場不可
★登場人間性低下を行う
シーン概要:死霊課提携病院(南池袋教立大学附属病院)を訪れ、医師や児玉刑事から情報を得るシーン
~以下描写~
時系列的にはミドル1の少し前
PC3(及びPC4)が病院に着くと、長沢刑事から話を聞いている医者が出てくる。PC達は説明のため空いている部屋へ通される
説明↓
・現在池袋を中心に新種の真菌感染症が流行し始めている。真菌、つまりカビである
・現段階で患者として確認されているのは森の乙女のみ。しかし院内にお見舞いとして持ち込まれた切り花にも同真菌の感染が認められた。恐らくは植物のみに感染する真菌である
・製品化されている抗真菌薬で治療を行っているが、挙動が通常の真菌では無い。本来ならば抗真菌薬で死ぬ所を生き延び、さらに耐性まで獲得しようとしている
医師は上記を説明した後、感染防護具を着れば児玉刑事と面会できると話す
同様の疾患を発症した森の乙女達が入院する隔離病棟の病室に案内される
しわしわとした表情の児玉刑事がベッドに寝ている。刑事は1週間前に発症し、手指の皮疹が腕にまで拡大して、微熱がみられている
「みなさん、わざわざありがとうございます」
「私はまだ症状が軽い方で、別室に入院された方は全身に赤い湿疹が広がったり、手が灰色に変色したり
……
」
さらに話を聞くと、児玉刑事は自身に新たな異常が生じていると話す
「
……
血が飲みたいんです」「飲んだこともないのに、なんだかずっと血を飲んでいたような気分になってきて
……
」
話をしていると外が騒がしくなる
「先生!7号室の患者様が不穏です」「暴れてます!抑制許可お願いします!」
PC達が外に出ると、関係者に取り押さえられた女性が、『医療従事者の首に噛み付こうとしている』のを目撃する
適宜RPしてシーン終了
ミドル3:合流、そして異変
背景:病院
シーンPC:PC1、全員登場
★登場人間性低下を行う
シーン概要:病院で全員が合流し、戦闘になるシーン
~以下描写~
PC1達がウォーレンの言う病院に着き、病棟に案内される。すると女性の叫び声と、病院スタッフの混乱する声が聞こえてくる
女性「離してよ!離せ!!血!血が欲しいの!」「血を吸って咲かなきゃ!」「そしたら山に行くんだから!!」
女性は森の乙女であり、自身の腕からツタ状の植物を出して振り回し始める。周囲の病室から叫び声に反応した別の患者達も攻撃的になり暴れようとする
医師「男手
……
いや、危険だ!戦える奴らを呼べ!」
戦闘に入る
〇戦闘:入院患者a1、a2、b1
〇勝利条件:敵全員のFPを0にする
〇初期配置:PCは全員エンゲージ①、入院患者a1はエンゲージ②、入院患者a2、b1はエンゲージ③に配置。すべてのエンゲージは離れているものとする
〇戦術
行動値順に最大火力で攻撃
aは単体攻撃
ムーブで《シャープシュート》
マイナーで《パワーチャージ》
メジャーで《ビーストブレイク》
命中判定直前に《貫通撃》
判定(白兵) 2bb+6
ダメージ 19+1d6、1点でも通れば邪毒lv3
bは範囲攻撃
ムーブなし
マイナーで《範囲攻撃》
メジャーで《ビーストブレイク》
判定(白兵) 2bb+6
ダメージ 15+1d6、1点でも通れば邪毒lv3
戦闘終了で次シーンへ
ミドル4:制圧
シーンPC:PC3、全員登場可
★登場人間性低下を行う
シーン概要:戦闘後の合流シーン
~以下描写~
暴れる入院患者はPC達によって制圧され、抑制帯を付けられて病室へ保護される
PC達に事情を知っている医師が駆け寄ってくる
医師「すまない君たち!助かった!シャワー室を開けてもらったから、直ぐに浴びてきてくれ!感染したら大変だ!」
色々終わったあと、改めて医師から感謝が告げられる
医師「本当に助かった。患者の精神が不安定になるのはこれまでもあったが、ここまで暴れるようになるとは
……
。早く治療法を見つけなくては」
医師の手には数本の髪の毛が握られている
医師「それと、これを見てくれ。看護師が患者ともみ合った時に掴んでいたらしいんだが、数本色が違うんだ。毛髪が薄い桃色かかった白色に変色している
……
?」
PC達に正式に合流してもらい、情報収集シーンへ移る
マスターシーン②
背景:研究所
シーン:墓戸が病院での出来事を察知するシーン
どこかの研究室。大量のシャーレと、その中の培地。インキュベーター(培養器)が音を立て、今にも雪崩そうな論文の山の中にパソコンが鎮座している。そのパソコンに向かい、データのグラフ化等を行っていた眼鏡の男が顔を上げる。視線の先にあるサブパソコンには、ハッキングにより南池袋教立大学附属病院のカルテが開かれている。
墓戸「
……
罹患者が不穏になり暴れた?吸血衝動の訴えありだと?チッ、あの小娘、余計なことを
……
」
突然男の前に薄紅色の髪の少女(ヴィシーニャ)が現れる。
少女「酷いわ、小娘なんて。ヴィシーニャって呼んで」
墓戸「やかましい。そんなにあのロシア男がつけた名前が大事か?」
ヴィシーニャ「ロシア男はやめて。ディミトリよ」
墓戸「どうして患者を暴れさせた。面倒な奴等に嗅ぎつけられたらどうする」
ヴィシーニャ「暴れさせるつもりなんてなかったの。もっと私になってもらおうとしただけ。だって、あの高木姫?が邪魔するんだもの。もっと私を増やさなくちゃ」
墓戸「いずれはそうなる。今はやめろ」
ヴィシーニャ「私をもっと咲かせてくれるって本当なんでしょうね?ずっとその機械ばかりみていちゃ、信じられなくなっちゃうわ」
少女の姿は掻き消える
墓戸「
……
クソッ!目標さえ達成出来れば、あんなガキ
……
!」
情報収集項目
→【血吸い桜】
→【奇病】→【墓戸灰月】
→【ディミトリ・カザンツェフ】
【血吸い桜】
~6:池袋を中心に目撃談が増えている、桜の魔物である。「季節外れに桜が咲き誇っていた」「動物が桜の木の下で死んでいた」「見ているとぼんやりしてくる」などと噂されている
~8:この桜はかつて南池袋公園に生えていたヤマザクラであった。東京大空襲の被害者達が公園に運び込まれた際にその血を浴び、血吸いの魔物として変容している
10:自身をドミネーターとする閉鎖ドミニオン「桜の山」の中で暮らしていたが、ここ最近ドミニオンの外へ進出しようとしているらしい
【奇病】
~8:新種の真菌による感染症である。細胞壁を有する細胞(つまり植物細胞)をもつ生物に感染する。感染した直後は赤い皮疹や樹皮の変化と痛みのみが認められるが、感染が進行すると攻撃性の上昇や易興奮性を呈するようになる
~10:感染がさらに進行すると、感染した生物の細胞を「桜」に変質させる性質がある
12:この真菌を生み出したのは、プレイグに所属する生物学者、墓戸灰月であるらしい
→【墓戸灰月】アンロック
【ディミトリ・カザンツェフ】
~7:ルーツ:血族。魏家に所属する血族吸血鬼。約140-150歳。真面目で組織と任務には忠実であるが、組織外の吸血鬼や人間に対しても見下すことなく敬意を払う男だった。一方でかつて日露戦争で死に損なったことを気に病んでおり、吸血鬼として在ることを「家族も友人もあの時に亡くした。長すぎる余りの生だ」と憂いている様子もみられていた
~9:ウォーレン・レイクとは魏家の血による親戚関係にあり、旧知である。ペルソナネットワークでもウォーレン派として知られている。最近六本木を管理するセオドアの動きが不審であることから、サポート兼密偵としてロシアから呼び寄せられた
11:失踪する直前、ディミトリは珍しく機嫌良さそうにしていた。そのことについて尋ねた血族に、彼は「とても美しいものを見つけた」と答えている
【墓戸灰月】
~10:ルーツ:マッドサイエンティスト/幹部。プレイグに所属する科学者である。現在池袋で感染拡大を起こしている真菌の製作者であり、この真菌を世界に蔓延させることを目的としている
13:墓戸は閉鎖ドミニオン「桜の山」に侵入し、活動を続けているらしい。閉鎖ドミニオン「桜の山」の入口ははっきりしないが、墓戸が南池袋公園付近で姿を消すのが目撃されている
全ての情報が開示されたらシーンを進める
ミドル5:桜の咲く山へ
シーンPC:PC4、全員登場可
★登場人間性低下を行う
シーン概要:ドミニオンへ侵入するシーン
~以下描写~
PC達は南池袋公園に着く。都会の中に芝生の広い空間がある
全員【技術】もしくは【感情】で判定を行う。目標値は15とする。誰かひとりでも成功した場合、閉鎖ドミニオン「桜の山」への入口が見つかる。またディミトリへの絆を持っているPCは、達成値に+2の補正を受けられる
※全員失敗した場合は登場PC全員が登場人間性低下を行い再登場し、再び判定を行うこととする
判定に成功したらドミニオンへと侵入し、シーン終了
マスターシーン③
シーン:ヴィシーニャとディミトリの会話
ディミトリは桜の大木に寄りかかり座り込んでいる。その体には枝や根が絡みつき、ディミトリと木が一体化している様子をみせている
ディミトリが何かに気づく
ヴィシーニャ「どうしたの?
……
外から虫が入ってきたのね」
ディミトリ「
……
いや」
ヴィシーニャはディミトリの頭を抱える
ヴィシーニャ「
……
お友達なのね。入ってきたの。気になるの?」
ディミトリ「
……
ヴィシーニャ、私は
……
」
ヴィシーニャ「ひどい。ディミトリはもう私なのに」「会ってくるわ」
ふわりとヴィシーニャは立ち上がる
ヴィシーニャ「そんな顔しないで、話すだけ。今は、だけど」
ミドル6:ヴィシーニャ(人間性が危ない場合はミドル7と合わせて1シーンとする)
シーンPC:PC2、全員登場可
★登場人間性低下を行う
シーン概要:ドミニオンの入口でヴィシーニャと会話するシーン
~以下描写~
PC達がドミニオンの境をくぐり抜けると、木々の生い茂る山が広がっている
山の山頂には桜の大木が咲き誇っており、その花は先端から紅色に染まりつつある
周囲の木々や草は日本の一般的なものだが、ところどころに「桜の木によって侵食されている」様子が見受けられ、その根元には干からびた鳥や兎などの小動物の死骸が転がっている
PC達が山を登り桜を目指そうとすると、花びらが舞い、目の前に少女(ヴィシーニャ)が現れる
(※世界律:幻像)
ヴィシーニャ「こんにちは、どなた?」「それ以上進んだら私は貴方たちを食べてしまうけど、いい?」
ヴィシーニャは自分が「あの山に咲いている桜である」「ディミトリは自分と共にいる。帰るつもりはない」と話す
※PC1に対してはディミトリの友人であると知るとあたりが強くなる
墓戸について聞いた場合「よく知らない(※興味がない)けれど、私をたくさん咲かせてくれるっていうから、ここにいさせている」と答える
ヴィシーニャ「どうしてもディミトリと話したいなら、山を登ってきて」「途中で死んじゃっても、ちゃんと私になれるから、安心してね」
と、ヴィシーニャは消える
ミドル7:山登り(人間性が危険な時はミドル6と併せて1シーンとしてもよい)
シーンPC:任意のPC1名、全員登場可
★登場人間性低下を行う
シーン概要:山を登る判定を行い、墓戸の研究施設を見つけるシーン
~以下描写~
山を登る判定を行う
山は微かに人が通ったようなあとは見えるが、山はほぼ人の手が入っていない山である
加えて、ところどころの植物が異形化している
以下の判定を行う
全員で2d6を行う
以下の表に従ってランダムイベントが発生する
2:吸血動物化した動物の死体に襲われる。対応のため人間性を1d6低下する
3:吸血蔦に襲われる。技術属性で10+3d6のダメージを受ける。A値で軽減可能
4:吸血花の幻惑を受ける。感情属性で10+2d6のダメージを受ける。A値で軽減可能
5:森の植物の妨害に逢い、道に迷う。肉体属性で5+1d6のダメージを受ける。A値で軽減可能
6:休憩できる場所を見つける。FPを2d6回復可能
7:快適な休憩場所を見つける。FPを2d6回復可能+購入判定1回可能
8:誰かが落とした薬を見つける。再生薬を1個得る
9:誰かが落とした薬を見つける。治癒薬を1個得る
10:貴方なら換金出るアイテム(特集な輝石等)を見つけた。財産点1d6を得る
11:誰かが落とした武器を見つける。基本ルールブック掲載のセッション中に購入可能な「共通武器」任意の1個を入手できる
12:誰かが落としたアイテムを見つける。基本ルールブック掲載のセッション中に購入可能な「一般装備」任意の1個を入手できる
全員が判定を終えたら、山の中にプレハブ工法の建物を見つけてシーン終了
マスターシーン④
シーン:暗躍する墓戸
ラボから出た森の中で、墓戸は変異した植物を採取し、試薬との反応を確認したりと野外活動を行っている
墓戸「クソ、想像以上の親和性だ。カヌスルナシスを制御下に置くだと?ふざけるなよ、実験植物の分際で」「あの小娘に勝手に動かれてたまるか。あれはただのベクター(運び手)だ。真菌症を感染拡大させればいいだけなんだぞ」「あの吸血鬼を取り上げるか?
……
いや、敵対するリスクが大きい。クソッ!」
ミドル8:研究ラボ
シーンPC:PC4、全員登場可
★登場人間性低下を行う
シーン概要:墓戸の研修室を探索するシーン
~以下描写~
山を登っていくと、プレハブ建築の建物を見つける。扉に鍵はかかっているが、PC達であれば簡単に解錠できる(腕力で扉を外す、ピッキングする等のRP宣言のみで内部侵入可能とする)
内部には大量のシャーレや試薬が独特の臭いを漂わせ、大量の論文やデータ資料とパソコンが数台置かれている
パソコンと論文を調べると、墓戸の研究記録が見つかる
以下記録
・ボトリティス属の真菌をベースとして菌の改良に成功した。新種と呼んでもいいだろう
・canus lumasis(カヌスルナシス)と名付けた。このカビが生産する酵素と植物細胞壁が接触すると、特殊なタンパク質が生成される。このタンパク質こそ求めていたものだ。これを人体に投与すればエーテリウム受容体に対するリガンドとして作用する。エーテリウムの体細胞への感染を阻害可能だ
・エーテリウム感染者共を絶滅させるため、敢えてプレイグへと潜り込んだ苦労が報われる。やっと世界からエーテリウムを減らせる
・問題が発生した。どうやっても植物細胞壁がなければcanus lumasisは酵素を出さない。森の乙女からでもいい。まずcanus lumasisの感染者を増やさなければ
・吸血鬼の同化能力を利用しよう。洗礼を行う事で奴らは異種族を同化させる。植物細胞壁を持つ吸血種、吸血樹を手に入れなければ
・吸血樹の女を見つけた。異様なまでの生命力を有している。咲き誇りたいという意志で他者の生命を自身と同化させ、自身を拡大しているのか?
・吸血樹の女はディミトリという吸血鬼に咲いた自分を見せたいらしい。さらなる力が手に入ると説明し、canus lumasisを女に感染させる事に成功した。人間を洗礼し吸血樹とすることで、canus lumasisの更なる感染拡大が見込める。予定通り、植物細胞を持つ森の乙女から症例を増やして行くこととする
・canus lumasis感染者の傾向として、吸血衝動の増加、凶暴性や直情性の増加傾向が認められる。いずれ解決すべきであろうが、まずはエーテリウム感染の防御だ。種としての安定はそれからでいい
・エーテリウムに対する罵倒、暴言等の書きなぐり(頭のおかしいクソウイルス、地球に不要、俺の人生を、家族を狂わせた、絶滅させてやるetc)
※まとめ
①墓戸はプレイグを崩壊させるためにプレイグに侵入し、世界中に新種のカビを感染させてエーテリウム感染を撲滅しようとしている。しかしそのカビは人類にとって有害である
②カビを人類に感染させるための媒介として吸血樹の女(ヴィシーニャ)を利用している
③ヴィシーニャは、咲き誇る為に他者の命を同化して生命力を拡大し続けている(※奈落の命を所持)
マスターシーン⑤
シーン:暗躍する墓戸、再び
ドミニオンの外ではカビによる感染症が拡大を続けている。感染者が一般人を噛み、簡易的ではあるが「洗礼」を受けた時と同じ状況となり、噛まれた被害者が吸血樹に変質しようとしている症例も発生した。
森の中で墓戸はその情報を端末で得る。
墓戸「
……
もうこれでいいじゃねえか。あの小娘を完全に俺の制御下に置いて、人を吸血樹に変質させ続けりゃいい。ロボトミー手術だろうが洗脳だろうが、手段なんていくらでもある」「
…………
」
墓戸は山の頂上へと足を進める
ミドル9:再開
シーンPC:PC1、全員登場可
★登場人間性低下を行う
シーン概要:短期間だがヴィシーニャの目を盗んでPC1に接触しようとしたディミトリと話すシーン
~以下描写~
PC達が墓戸のラボにいると、森が騒がしくなる
ラボの入口にはいつの間にかディミトリが立っていた(オープニングの時のように桜を通じて意識を飛ばしたもの)
ディミトリ「すまないPC1、苦労をかける」
ディミトリはPC達にどこまで状況を把握しているかを問う。
以下を適宜補足説明する
・ディミトリはヴィシーニャという吸血樹の少女と出あい親しくなった
・墓戸はプレイグに所属しエーテリウムを研究、エーテリウムウイルスを根絶させるため新種のカビを作り出した。カビをヴィシーニャに感染させ、ヴィシーニャの洗礼能力、自己拡大能力、幻惑能力を利用し、全人類にカビを感染させるつもりである
・エーテリウムが根絶されても世界中がヴィシーニャと同じ吸血樹になってしまっては意味がない。また、他の組織がそれを許すはずがない
ディミトリ「すまない、PC1。私は既にヴィシーニャに取り込まれている。今もヴィシーニャの意識が墓戸の暴走に逸れているため、目を盗み、桜を通して意識を飛ばせているに過ぎない」「墓戸の計画を阻止し、ヴィシーニャを止めてくれ。私は、ヴィシーニャが外の世界で攻撃され枯れる所を見たくない」「墓戸を倒し、ヴィシーニャを弱らせてくれ。私が私の意思を持って、ヴィシーニャを取り込み、このドミニオンに永遠に封じよう」
「ここには墓戸の研究のほぼ全てがある。探せばヴィシーニャや外の森の乙女達に感染した黴に効果的な薬剤の資料もあるだろう。全て終わった後に、持ち帰って外の人々を助けてくれ」
技術もしくは社会判定を行う。目標値12。ひとりでも成功したら、「canus lumasisに効果的な抗真菌薬」の製造方法と、抗真菌薬サンプルが1本見つかる
抗真菌薬サンプルはアイテムとしては以下の性能とする
種別:回復、使い捨て
タイミング:マイナーアクション
対象:単体
PCに対して使用することで、シーン中にcanus lumasis感染者からの攻撃が命中して発生するダメージを-2d6する
canus lumasis感染者に対して使用することで、シーン中の攻撃力を-1d6する
全員失敗した場合は「資料を全て持ち帰る」こととし、エンディングで専門機関に依頼する等の演出を行う
※ここでPC達にディミトリに対して感情判定を振ってもらってもいい。目標13。ディミトリに絆を結んでいるPCには判定に+2。成功した場合は、ディミトリに強烈な破滅願望と消滅願望があることを察することが出来る
「もう時間がない、私とヴィシーニャの兄弟の樹はこの山の頂上だ」「墓戸はしびれを切らしている。ヴィシーニャの意識を奪い暴走させる気だ。頼む、どうか、桜を止めて
……
」
ディミトリは再び桜の花びらになり消える
※PLに対して「ディミトリの帰還、未帰還の分岐」があることをアナウンスしておく
ミドル10:頂上へ(人間性が危ない場合はシーンをカットしてもよい)
シーンPC:任意のPC、全員登場
★登場人間性低下を行う
シーン概要:妨害をかわしながら頂上を目指すシーン
~以下描写~
頂上への道は異形化した植物兵器や吸血桜が蠢いている
全員加護判定を行う。目標値は10。成功すれば運良く敵に見つからずに進むことが出来る。
加護判定に失敗した場合は回避判定を行う。目標値は10。成功した場合は攻撃を回避、失敗した場合は15+3d6の感情属性ダメージを受ける(A値で軽減可能)。
全員の判定が終了したらシーンを切ってクライマックスへ
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