【歌舞伎鑑賞】#50 新緑歌舞伎特別公演 2025


中村勘九郎 中村七之助
新緑歌舞伎特別公演 2025

ギャラクシティ西新井文化ホール
2025年5月4日(日・祝) 16:00開演

一、トーク&ミニ歌舞伎塾
中村勘九郎
中村七之助
中村鶴松
他 門弟一同

二、高尾懺悔 長唄囃子連中
高尾太夫:中村七之助

三、太刀盗人 長唄囃子連中
すっぱの九郎兵衛:中村勘九郎
 目代丁字左衛門:中村いてう
    従者藤内:中村仲侍
  田舎者万兵衛:中村鶴松

*・*・*

中村屋恒例の春の巡業公演。東京公演からスタートした今回は、二日目の夜の部に伺いました。西新井文化ホールはお初とのことですが、私も初めて来ました😊

ちなみにプレイガイドの先行抽選で申し込んだら、2列目の神席が当たりました😭✨

歌舞伎座では、お財布事情的に、なかなか一等席に座れないので、とても幸せな時間となりました😭😭😭✨



トーク&ミニ歌舞伎塾

まずはトークコーナーから。
勘九郎さん、七之助さん、鶴松さんがスーツ姿で登場。

勘九郎さん曰く、この会場で歌舞伎の公演を演るのは初めてとのこと。2階の後ろの方まで表情が見えるので、この距離感が良いですね、大事ですね、と(ちなみにキャパは902席)。

七之助さんは、この昼夜の間に西新井オススメの銭湯にてサウナに入ってきたそう。そして、そこのサウナを大大大絶賛しておりました(笑)

そして七之助さんの結婚にも少し触れ、司会の吉崎典子さんから「なんて呼ばれてるんですか?」といきなり質問が(笑)。七之助さん曰く「本名が隆行なので、“隆行さん”と呼ばれてますよ」と。

すると、その直後の質問コーナーで観客から「では奥様のことはなんて呼んでますか?」と質問が。答えは「本名が◯◯◯なので、◯◯◯とか◯◯◯ちゃんって呼んでます」とのこと(本名教えて頂いたんですが、一瞬名前を言っていいのか躊躇されたような気がしたので、ここでは伏せておきますね)。

あと「コレだけは他の人に負けないというお役はありますか?」という質問には、二人とも流石に他人と比較してはないかな、と。ただ現状、生存してる歌舞伎役者の中では勘九郎さんにしか出来ないお役があって、それを来月の博多座でやると(怪談乳房榎)。

「僕が他の誰かに教えない限りは、僕しか出来ない役ですね」

3役掛け持ちで、計25回の早変わりもあり、滝の中にも入り、みたいなとても大変なお役なんだそう。そんな貴重な公演を博多座で演るから観に来てほしそうな雰囲気を醸し出しつつも、、、

「博多座、遠いよねぇ🥹」

勘九郎さん、察してくれた!😂
そう、観たいけど、遠いです🥹(近場の方は是非!)


そして七之助さんは演目の準備があるので、途中退場。

勘九郎さん「さっきサウナに入ってきたということで、白粉のノリも良いでしょうねぇ」

😂笑

⬇️インスタでサウナの事語ってます⬇️
https://www.instagram.com/p/DJOk2WCRMUx/?img_index=1&igsh=dHR6MnFndm9xaW9h


他にも色々と質問があったので、以下、備忘録(順不同)。

Q.仮名手本忠臣蔵の時に、最初に出てきた時に瞬きの回数が極端に少なくて驚いたが、あれは意識してそうやってるのか?

A.全く意識していなかった。たぶん役柄的にそうなっていたのだと思う。

Q.中村屋グッズの手拭いの、勘太郎くんと長三郎くんが描いた干支のイラストで辰が見当たらなかったのですが?

A.辰、実は居るんですよ(実物を指差しながら)コレです!(可愛らしい干支のイラストが描かれた中で、ひとつだけロゴみたいなテイストの絵柄があったのだが、それが辰だったとのこと😂)

勘九郎さんが二人に干支のイラストを描いたら?と提案して、6体ずつ手分けして描いたのだが、辰を担当したのが長三郎くんで、彼は独特の感性を持ってるので、彼から見るとソレが辰なのだと。ちなみに幼い頃からお絵描きが大好きで絵画教室にも通っていたそう。そして最近ではリメイクされたアニメ「らんま1/2」を観て中国語にハマり、習い始めたそうです(好奇心旺盛!😆)。

Q.俊寛を屋外で演っていたが、屋外とホールとの違いは役者視点から見て何かあったか?

A.実際の砂浜なので、足の踏み込みもどの程度の力で踏み込むと足が持っていかれるかとかは、実際に現地で演じてみないと分からないこと。だけど風が強くてフェリーが欠航して前入り出来ず、当日現地入りしたため殆ど稽古が出来ない状態で演っていた。実際に俊寛が流された場所のため、その時に感じたことを次にホールで演る時は思い出しながら演りたいと思う。

Q.今でも台詞をど忘れして飛んでしまうことありますか?誤魔化しきれない時はどうしますか?

A.今でも全然ある。とにかく誤魔化す。全力で誤魔化す!すると周りが動揺し始めるので、逆に自分が普通(通常)に見えるんですよ(笑)

*・*・*

そして、最後のご挨拶では、、、

勘九郎「太刀盗人では鶴松が瞬きを一切せずに、45分間踊り切るんで、そこにご注目ください😊」

鶴松「そんなん死んじゃうわっ!😂笑」

鶴松「瞬きしまくるんで、そこはご承知おきください😂」

勘九郎さんって、息を吐くようにジョークかますから面白いよね🤣🤣🤣

*・*・*

トークの後は、門弟の皆さんによるミニ歌舞伎塾。

後見の仕事とか、歌舞伎の効果音ってどうやって出してるのかとか、ぶっ返り(衣装の早替え)を実演して見せてくれたりしました。門弟の方達も個性豊かでチャーミングな人たちばかり。こちらも笑いっぱなしで楽しかったです😊


長くなってしまってので、演目の感想は次頁にて。