sousakuyamamusume
2025-03-18 23:22:27
1636文字
Public 一次創作
 

彼岸警邏隊(ネタ)

出られない部屋ネタ、全年齢


内側がツルギとスギナ

 壁に書かれた文字を見たスギナが真っ先に取った行動は。
……随分綺麗な土下座ね?」
「俺には!愛する娘と家内がいるんです!!」
「知ってるわよ。」
 万が一本当に出口がない場合はそれこそ自ら命を絶つことすら厭わないってことぐらい、わかってるわよ。自分の部下のことだもの、当然でしょう?
「いや、でも……俺のワガママでツルギさんまで危ないかもしれないんで、その……。」
「いいじゃない。いかにも所帯持ちって感じ、嫌いじゃないわ。」
「またそういうこと言う……。」
 それもそれでからかいがいがあるのだけど。

「それで、なんなんですかねこの部屋。そもそもどうやって作ったんだこんなの……。」
 相手が怪異なら『そういう存在意義だったから』で説明がつく。怪異やら妖怪やらは人間の理解を超えた部分があるのは確かだ。そういう側面を持つ怪異の例を挙げればきっと砂より多いだろう。条件付きって点では怪異製である可能性が高いとみている。
 問題は、作ったのが人間だった場合。その場合は普通に視姦が趣味の変態だ。正直その方が嫌だ。
「鍵がかかってるというよりドアノブが動かない感じね。内側には鍵穴もないし。」
……今頃旦那が犯人逮捕に動いてくれてりゃいいですが。」
 頼む、なるはやで助けてくれ旦那。