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トニー
2025-03-13 13:07:23
1213文字
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感想・紹介
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烈火浇愁の紹介と感想
烈火浇愁(priest)の感想です。
率直な感想を書いてますが、ネタバレにも配慮してます。
中華BLで最もメディアミックスされている作家、priest先生の「烈火浇愁」を読了しました。
私にとって(読了したのは)初のpriest作品でした。
ストーリー:
宣璣(シュエン・ジー)は旧友の紹介で超常現象が関与する事件を処理する組織・異控局に就職する。
着任早々、後衛部隊である「善後科」のリーダーに任命された宣璣は挨拶もそこそこに、赤淵と呼ばれる場所で起こった事件の事後処理に派遣される。
しかしそこに「盛霊淵(ション・リンユエン)」と名乗る人ではない存在が現れ、宣璣は人間離れした能力を見せて対決する。
三千年前の因縁が織りなすサイキック・ファンタジー。
感想:
恋愛面の描写が「超微糖」むしろ「無糖」という感じで面食らいましたが、ストーリーは面白く読めました。
priest作品がこれほどメディアミックスされる理由もよくわかりました。
設定やプロットが緻密で膨大で、多彩なアクションシーンに情景描写と筆力が高く、(尺に合わせてカットするだけで)原作をそのまま脚本に使えるからです。
抽象的な描写が少ないのでどのシーンも映像化しやすいというのもあると思います。
私は強い感情の動きや複雑な感情の味わいを「面白さ」と捉えるタイプで、かつ宣璣が霊淵にそこまで執着する理由にあまり共感できなかったので、個人的には夢中になれませんでしたが、最後までどんどん読ませる作品ではありました。
作者の主張や心理描写も薄味でアクが無いので、誰にでも受け入れられやすいと思います。
冷たいえちおね的キャラクターが好きな人、二人の恋愛は自分で想像するのが好きな人(二次創作好き)におすすめです。
おすすめ度:B+
ネタバレ全開の忖度なし感想:
恋愛面の感情的ストーリーラインの薄さに加えて、「なぜその人だけにそれほど執着するのか」という根拠の薄さも気になりました。
兄弟的関係から意識し始めるきっかけみたいなのがあればよかったんですけどね、あまりにも近すぎるし姿も見えないのにどうやって意識したのかと・・・。
その後の期間は二人共死んでたり記憶を失ってたりで急に現在に意識が飛んでる感があるので、そこでも補足できてませんし。
あと、霊淵があれほど本心を見せたがらず、人に弱みを見せたがらないのにどうやって受けであることに合意したのかもとてもとても謎です。
夜伽を許可して抱いてくれることはあっても、抱かれてくれることある・・・?
なので私は途中からサブカプ(というか知春)の方を応援してて、サブカプさえ幸せになればいいと思っていたのですが、番外でも知春が完全に実体に戻っていなくて残念でした。
燕秋山がこれ以上老いる前に戻してあげてよ・・・。
知春は子どもや若年者に優しく世話ができるこの作品の良心とも言える存在ですし、燕秋山もぶっきらぼうですが愛に一途で良かったので、この二人のエピソードをもっと読みたかったです。
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