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yahiroi80
2025-02-22 15:33:09
3033文字
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舞台に立てなかった男の、ささやかな意趣返し
アルハイゼンが恋心の自覚と同時に失恋する話。
勘違いとかではなく、本当に失恋します。苦手な方はご注意ください。
全文読了後の苦情はお控え下さいますよう、よろしくお願いします。
カーヴェと夢主の相手モブ男がちょこっと出てきます。
夢主は名前も見た目も一切描写がないので、お好きに想像ください。
誤字脱字、衍字などは報告不要です。申し訳ありませんが、脳内補完で読んで下さい。ほんとすみません。
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堅物な男が自分の心の測りを見誤って、大切にしたかったと気づいてから、それができなくなった時の心の機敏を見たかったんです。
アルハイゼンのことは大好きだけど、お前が辛い気持ちになったときのこと想像したくなっちゃったんだ……ごめんな……
もし、読み終わって幸せなアルハイゼンが見たくなったら、ぜひ創作お願いします。
そういうのも好きです。報告いらないので、お願いします。勝手に探し出すので、お願いします。
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「なあ、聞いているのか?」
「いいや、聞いていなかったが、大切な要件は話していなかっただろう。」
「おま
……
っ!
はあ、事実大した話はしていないが
……
」
普段ならため息なぞ付かずに矢継ぎ早に男へのダメだしが出てくるところだったが、さすがに祝いの場ともあって自重したようだ。
不自然な間に、今までカーヴェの方を見ずに話していたアルハイゼンも不審に思って目線を向ける。
「なんだ、言いたいことがあるなら言うといい。」
「
……
なんて顔してるんだって言いたかったんだ。
彼女を見る目、おおよそ友人がしていい視線じゃないぞ。」
「
…………
」
「それと、さっきのセリフ。
そんな顔で“綺麗だ”なんて、結婚式で新婦に言うもんじゃない。」
物思いにふけっていたからか、さっきと言われても彼は思い当たる言葉がなかった。
しかし、続く言葉にそんなことかと、肺に溜まった空気を吐き出す。
彼女にはドレスの事だと流されてしまったが
「それについてなら、もちろん
舞台に立てなかった男の、ささやかな意趣返しだよ。」
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