真夏ノ前日譚

第二回イベント「真夏ノ巨人ノ巣穴」の前日譚です。イベント導入の参照になればと思います。文章を読むのが苦手な場合、次のページにて簡単な導入と用語説明を行なっておりますので必要な情報だけを読むことができます。

【目次】
本編…1p
簡易的な導入、用語説明…2p


*簡易的な導入、用語説明

行き先を迷っていたり、今回のイベントでの動き方に迷っている場合に参照いただければ幸いです。

【導入(海)】
スルトの火が降った翌日からラーン湾で赤い光の柱が次々と現れた。更に運の悪いことに丁度マナフィやフィオネ達が繁殖期を迎えるポケモン達と共に北の海へと大移動を行う『海渡り』の時期と重なったことで、フリングホルニの団長ラピスは渋々リーグ本部へ応援要請を送ることとなる。調査団の為にフリングホルニ内の施設は解放しているが、マナフィ達や海渡りについて調査することは許可を出していないらしく、巣穴以外の調査を行うと調査記録を全て没収されるなどの厳罰に処される。心なしか、いつものラーン湾と比べてキャモメが酷く鳴く声がやかましい……

【導入(森)】
スルトの火が降った翌日、ウィグリドの森の奥から次々と赤い光の柱が立ち昇った。森番のジルコンは豊かな森に三十年間一度もセレビィが姿を現していないことを嘆き、新たに訪れる厄災の予兆に不安を募らせながらもいつかセレビィが戻るであろう日を期待し、リーグ本部が兼ねてより計画していた森の大調査に加えて赤い柱の調査を依頼する。時忘れの歪はジルコンが調査を許可できる範囲内であり、これより更に奥へ進むことは許されていない。森の奥からは時折何かの唸り声が聞こえてくる……

【十年前のとある事故について】
十年前にも一度だけウィグリドの森の深部を調査する計画が実行された。ジルコンの他に当時ルヴィニの前任だったチャンピオン『アダマス』とパパラチアの父親でポケモン研究者の『コウギョク』が中心となって調査を行なっていたが、森の中で起きた謎の事故によってアダマスは帰らぬ人となってしまい、コウギョクとジルコンも怪我を負ってやむなく計画は凍結を余儀なくされたとリーグの記録に残っている。
その時もスルトの火が降っており、当時の新聞は「厄災に敗れたチャンピオン」などの見出しで大々的に前チャンピオン・アダマスの死を伝え、コランダ中に衝撃を与えた。当時チャンピオンに就任したてだったルヴィニはアダマスの判断で調査に同行させてもらえず、十年間そのことをずっと悔やんでいる。

【海渡りについて】
蒼海の王子とも呼ばれているマナフィが生まれ故郷へ還る為に広大な海を泳いで移動する内にフィオネや他の繁殖期を迎えるポケモン達がその群れに加わって大移動を行う非常に珍しい現象。コランダ地方の海もマナフィの還る場所の一つだが今回の海渡りは更に北の海へと向かうので、その途中でラーン湾を通る。ラピスを始めとするヴィーク族は代々マナフィやフィオネら海のポケモンを守る立場にいるので、悪意ある人間をマナフィやフィオネから遠ざける為に武装して戦ったという歴史も残っている。その名残りかヴィーク族の中には陸の人間に懐疑的な視線を向ける者も少なくはなく、今回の調査団の中に巣穴の調査をせずにマナフィやフィオネについて調べる者がいれば情報漏洩を防ぐ為に研究映像などを全て没収するようラピスに厳命されている。
(最終的に必ず見つかってしまうので、海渡りの記録などはフリングホルニから外へ持ち出すことができません)