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かいえ
2025-02-17 18:25:53
7392文字
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【半+ドラ×武】Home sweet home !
2023年7月にXへ掲載したお話に誤字脱字を修正して、えちいシーンを追加したもの
最終軸の三人で同棲していて、武道がレンタルショップ店員のまま設定
7,388文字
リベの実写映画を映画館で観た時に、自分の中に生まれた「武道を奪い合う半間とドラケン」という概念に基づいて書いてみたら、こんなお話になりました!
半間君とドラケン君が武道を取り合ってケンカしていると、妄想しながら二人の戦いを見ていた不届き者です
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「半間君、おかえりなさ~い」
「よお、タケミっち、久しぶり。少し大きくなったか?」
廊下の奥から武道が自分に向かって駈け寄ってくるのを確認して、半間は口の端が勝手に緩むのを感じた。感情を隠す事を知らない武道のストレートな愛情表現は、用心深い半間の心のガードもあっという間に粉砕してしまうレベルなのだ。
「なにそれ。二週間で大きくなるわけないじゃないですか。それに、オレはもう成人してるんですけど嫌味ですか? どうせ、半間君と比べたらオレはちびですよ」
靴を脱いでいる半間を見守るくらいの位置で、きゃんきゃん吠えている子犬みたいな武道を、抱き上げて頬ずりしたくなる衝動に半間は駆られていた。
「拗ねんな~」
「拗ねてません。怒っています!」
武道の猫毛な癖のある黒髪をくしゃっと撫でれば、武道はますます怒ってしまった。本人はオトナのつもりだから、子ども扱いすると怒るのは分かっているのだけれど、怒っている姿が可愛くてもっと見たくなり、半間はついつい意地悪してしまうのだ。まるで小学生男子みたいなことをしている自覚はあるので、半間は苦笑するしかない。
「マジで怒ってんの?」
「マジですよ」
どう見ても、二十代とは到底思えない可愛らしさで頬を膨らます武道は、半間の心を蕩けさすには十分で、もうどうにも耐えられなくなって武道を抱き上げていた。小さい子供を抱っこするように腕に載せると、武道はおっかなびっくりといった体で半間の頭に腕を巻き付けて来た。思ったより高い位置にいるから怖くなったのだろう。気にせず廊下を歩きだすと「また子ども扱いして!」と、武道がきゃんきゃん喚いたから、やっぱりとても可愛いと思う。怒ってる事を前面に出そうとしている癖に、しっかりと自分の頭に腕を回しているのが微笑ましくて、どうにも可愛いとしか思えなかった。
「ちょっと待ってろよ」と、キッチンカウンターに武道をそっと置いて座らせると、武道は嫌がるでもなく大人しく待っていて、本当は怒っていないのだと確信できた。半間はシンクの水切りに洗って置かれたグラスを掴むと、水を注ぎうがいをしてから、ハンドソープを使用して念入りに自分の両手から肘先までを洗った。衛生的ではない海外をあちこち放浪してくる半間は、武道に変な病気が移らないように細心の注意を払うくらいには、欲望を抑える事が出来ていた。自分でも意外だったのだが。
「これでよし、ほら、お帰りのチューしろよ♡」
半間はそう言いながら武道の方に顔を寄せた。キッチンカウンターに座らせているので、少しかがむだけでキスできる位置になる。武道は至近距離にいる半間を見て真っ赤になって黙り込んだ。半間は自分からキスする事も出来たが、敢えてせずに武道からしてくるのを待つ姿勢に徹したから、武道もしばらくすると観念しておずおずと自分から唇を合わせにいったてきた。いつまでたっても慣れないようで、軽く触れるキスをするだけで武道は羞恥に震えている。半間の唇に数秒触れただけで、武道は赤くなった顔をさっと離した。せっかくうがい迄してやったのに、なんて慎ましいキスなのだろうと、半間はニヤニヤするのを止められない。
「そんなんじゃなくて、ちゃんとしたキスしろよ。オトナなんだろ?」
ほらと長い舌を差し出せば、武道はもっと真っ赤になった。思った通りの反応しかしない武道は、本当に可愛すぎて、いつまでも虐めてしまいたくなる。けれども、久しぶりに会った武道と早くキスしたくて「ほら、早くしろよ」と急かせば、武道もそろそろと舌を出して、涙目で震えながら、もう一度半間に顔を近づけて来たから、ああ、これはもうキスだけじゃ治まんないなと半間は思ったのだった。
武道の舌を迎え入れるように自分の口内に誘い込み下裏を舐め上げ吸ってやれば、武道は「んっ」と半間の下半身を直撃するような甘い吐息を漏らしたから堪らない。口づけを交わしたまま、半間は武道を抱き上げると、リビングのソファにするか少し悩んで自分の部屋に向かった。ゆっくり武道を味わいたいと思ったのだ。
大きなベッドに下ろすと、武道が半間の胸の辺りに鼻を近づけくんくんと嗅いできた。「どうした?」と訊ねると。武道は「半間君、砂漠の匂いがします」と、可愛い事を言ってふふふと笑う。その瞬間、半間は衝動的に武道の唇を塞いでいた。武道と離れていた二週間をこれほど長く感じた事に半間は自分でも驚いていた。いつでも、ふらふらと勝手気ままに放浪する事が半間の性分だった筈なのに、いつのまにか、この腕の中の男に捕らわれ逃れられなくなっていると感じていた。まるで、地球の重力に捕らわれた月みたいに、武道を中心に自分が回っている気がして、苛立ちと愛おしさが交錯していた。
「んっ」
武道が息苦しそうにしている様子に半間はようやく気がついた。半間が我を忘れてキスをしたせいで酸欠になりかけている頬は赤く染まり、目尻には涙が溜まり、口の周囲は溢れた唾液で濡れ、首筋まで滴っていた。
武道の口の端から中指をいれると、すぐに舌に触れた。ざらついた表面を指の腹で撫でれば、武道は驚いて半間の指に歯を立てた。しかし、すぐに歯が軽く当たるくらいの力に調整した武道は、潤んだ瞳で半間を見上げていて、その全て差し出して服従しているような無防備さに、半間の背筋はぞくぞくとするものがあった。優しく甘やかしたいと思いながら、限界まで求めてしまうのは、武道のそうした姿勢のせいだと半間は思った。
誘われるように首筋に唇を押し付けると、武道は「はっ
…
」と吐息を漏らした。声がくぐもっているのは、半間の指が武道の口の中に入ったままだからだ。
半間は歯の裏側から奥歯を指で撫でながら、唇でうなじの辺りを愛撫した。武道の舌が愛撫に反応するように、半間の指に柔らかく押し付けられる。
武道の後孔は柔らかくほぐれていて、半間の指をゼリー無しでも簡単に飲み込もうとしていた。けれども、第一関節の辺りで敢えて止め「今朝もした?」と尋ねれば、武道は素直にうんと頷いた。自分の留守中に、ドラケンが武道を抱いているのは当たり前の事なのだとは分かっている。自分だって同じ立場ならするのだからお相子だと思う。それでっも、自分が不在の間、ドラケンが武道と毎日セックスしていたのだと考えると面白くないのだ。
「どうして欲しい?」
入口の辺りで、浅く指を抜き差ししながら話しかける。
「半間君
…
意地悪
…
です
…
」
「何が?」
「だって
…
分かってるくせに」
「どうしたいか聞いてやってるのに、ひどい言われようだな」
ぬちゅっと音を立てて指を最奥まで押し入れると、武道はたまらずああっと声を上げた。
「ほら、どうしたいか言えって?」
「い
…
いれ
…
て
…
」
「指、増やす?」
「ちがっ
…
」
焦らすように、半間が内壁を指先で優しく撫でてやると、武道は「ひぃん」と情けない声を上げた。そんなところも可愛くて、ますます泣かせてしまいたくなる。だからいつもキリが無くなるのだ。
「何が違うって?」
半間がニヤニヤと笑いながら聞くと、武道はぷいっと横を向いた。半間は無理やり自分の方に顔を向けさせ、両頬を手で挟み逃げられないようにした。それから、噛みつくようなキスをした。武道が半間の背中を、抗議の意味を込めて拳骨でぽこぽこと叩いたが、お構いなしに口内を貪った。武道の抵抗は徐々に弱々しくなり、気が付けば半間の背中のシャツを掴んで縋りついている。
指を増やして弾力のある内壁を擦り上げてやると、武道の身体が大きく跳ねた。そのままビクビクと体中を痙攣させて「ああっ」と、感極まった声を上げた。それから、性器から白濁したものをどくどくと自分の腹の上に吐き出した。
「気持ち良かった?」
まだ射精後の余韻に浸っている武道の反応はない。目を閉じて恍惚の表情を浮かべている武道の額にちゅっと唇を落とす。
「じゃあ、今度はオレの番な?」
返事がないまま、ぐったりとした両太ももを脇に挟むように持ち上げて、尻の窪みに十分の硬さがある自身を押し当てる。腰で後孔に押し込むと、指と同じように素直に飲み込んだ。ただ、質量は指とは比較にならないので、下腹への圧迫感から武道はくぐもった声を出している。
「はぁ
…
すげぇ気持ちイイ
…
」
腰骨が武道の尻に当たるくらい最奥まで挿入して、そのあまりの気持ち良さに、半間は獣のようにぶるっと躰を震わせた。武道のそこに自身が馴染むまで、ゆっくりと軽めに抽挿を繰り返す。ぬちゃぬちゃと粘膜が擦れあう音がして、武道の口から「んっ
…
んっ
…
は
…
ぁっ
…
んんっ
…
」と愉悦の声が零れた。
徐々に動きを強め、武道の躰を上下に揺さぶるように犯す。武道のくせ毛が揺ら揺ら動く。強引に腰を振っているのに、武道の口からは甘い声がひっきりなしに漏れて、半間を煽るだけ煽ってくる。堪らず「ハッ、出そ」と、半間が呻く。これ以上ないくらい深い場所を穿ち、何度か押し付けた後に動きを止める。どくどくと武道の胎の奥に思う存分精液を吐き出してから、ゴムをつけ忘れていたとことに半間は気が付いてしまったが、後の祭りだった。
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