よつもり
2025-01-04 20:14:02
5547文字
Public 映画・本・インプット(2025)
 

2025年1月鑑賞の映画

カウント.タイトル(視聴月日)

1.劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師(01/01)
昨年末に続き2回目の鑑賞。よくできた素晴らしい映画。
一緒に行った夫も絶賛していました。二人で楽しめて良かった。
【関連記事】
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→映画『忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』感想 https://privatter.me/page/6768258c89808
→忍たま映画感想追記 https://privatter.me/page/67682b925aaae



2.クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん(01/04)
超えちゃいけない一線を超えている。かなり良くない方の映画。



3.クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ! 戦国大合戦(01/04)
名作。黒澤映画を彷彿とさせます。実写のカメラワーク。
美しい背景美術。抑制の効いたキャラクターの演技が素晴らしい。
戦国時代へのワープものだからこそできる表現車に乗った姫に追いつけない又兵衛という名シーンに息を呑みました。
野原一家が車で本丸に突入するも、その後の戦いを又兵衛らに譲る展開が上品。
(あくまで道を切り開くだけで無双はしないんですよ。)



4.クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望(01/05)
吹雪丸は勇猛果敢で、しんちゃんは可愛く、ときに面白おかしく活躍し、
チャンバラは迫力があり、時折ハッとするような印象的な絵のシーンが挟まれ、
雲黒斎ことヒエール・ジョコマンはなかなかに見応えのある変態。
菜の花畑での吹雪丸と又旅猫ノ進の斬り合いの絵がとても良かった。
温泉で、吹雪丸としんちゃんと話し込むシーン。
風が吹いて温泉の湯気が一度吹き流されるものの、再度湯気が立つという演出もすばらしく秀逸。
野原一家とリング・スノーストームの活躍により惨劇が無かったこととなった春日家では、
それでも吹雪丸は男として鎧を身に着けているのが良い。
その後の歴史が変わったからと言って、彼女は女の着物を着ることができるような少女ではないのだ。



5.クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦(01/17)
渋いおじさんが二人も出てくる。一人は妖精さんかなと思っていたら本当に妖精さんだったし、
もう一人は良いおじさんだなと思ったら全ての元凶でした。
なんだか妙にミリタリー描写が細かいなと思っていたら、
巨大ロボが埼玉を闊歩し始め、自衛隊の戦闘シーン描写が続き、
これは激アツだけれども私は一体何を見せられているんだろう
と不思議な気持ちに。
温泉Gメンの本部での戦闘描写は旧エヴァを感じ、自衛隊が出てきてからはシン・ゴジラを感じました。
多分共通する元ネタがあるんだろうなあと。
温泉の浴衣を制服にした女の子二人が銃火器を持って手慣れた感じで戦っているのも何かしらの癖を感じましたね。
温泉パワーで返信した野原一家が家族の団結とパワーで巨大ロボを倒し、めでたしめでたし、でした。
面白かったです。
感動とか家族の絆とかにそんなに振らない、クレしん映画はこれくらいの感じが一番好きです。



6.リトル・フォレスト 夏・秋(01/19)
湿度のある田舎の風景、が映像にしっかりと落とし込まれていて、その苦しいくらいの重苦しさが見ているこちらまで伝わってくる。とにかく映像が良い。田舎の風景の美しいところを切り取る事ができていて、それがこの映画の重厚感に繋がっている。
主人公いち子は町での暮らしがうまくいかずに田舎の小森に戻り、自分の畑を耕し、たまにバイトをして、自給自足の生活をしている。季節ごとの収穫があり、それを料理し、食べる、という描写の積み重ね、その合間にいち子の境遇や心理が差し挟まれる。とにかく大変そうな畑仕事でさえ美しく見えるのは、その末に収穫された食物の豊かさと、その豊かさをさらに昇華させたような料理の描写が手厚いからだろうと思う。失踪したいち子の母という人がなかなか癖のありそうな人物。『海獣の子供』もそうだったけど、五十嵐大介の母娘の描き方はなんだか妙に生々しいよね、と思う。
橋本愛の存在感がとても良い。美しい人で、なおかつ、田舎の娘の芋っぽさも出ている。



7.リトル・フォレスト 冬・春(01/19)
小学校分校でみんなで餅つきをした、という記憶の描写がやたらとノスタルジックでお腹が減る。ああいう子供時代、私も経験があるなあと。重たい雪が降り積もる冬の、白い風景の美しさとしんどさ、そしてやがて来る春の嬉しさと安心感。映画の構成として、蒸せる夏から始まり、小休止のような秋を経て、厳しい冬を乗り越え、雪解けの春というのは、大正解なのだろう。
いち子の周りの人間関係、いち子自身もそうだし、ユウ太も、キッコも、それぞれがまだ大人になり切らないような不器用さと拙さがある。お互いがお互いの尖った部分に反発しながら、同時に、そんなお互いを欠点含めて許容し、喧嘩したらひとまず仲直りして、ぬるっと付き合いが続くような様子は、田舎だなあという感じ。どんな相手でも、痛々しい欠点が見えても、それでも田舎の狭い集落の中では、それぞれの不完全さを込みで付き合いを続けていく必要があるのだ。
物語終盤でキッコがいち子のことをどのように評価していたかということが明らかになるけれども、この映画を観たときの主人公いち子に感じる印象に作中で言及されるのが上手くて、つまりこの映画はいち子を美化してはおらず、そういう面倒さのある人物だということがきちんと分かっている、という観客への目配せになっていて、私はこの点に安心した。
いち子がどうしてそういう面倒さを抱えてしまったか、についても、難儀な性格の母親というものがいて、その母親が描写されるシーンによって、この母親の娘ならそりゃ多少面倒にもなる、ということが納得できる。
そんないち子も一度村を出て、そして村に帰ってくる。折り合いがつく、というのはいいことだ。



8.機動戦士Gundam GQuuuuuuX(01/20)
ネタバレを踏む前に観とかなきゃな、ということで観てきました。
色々驚きがありましたよこれは言えない言えない
テレビ本放送が楽しみですが、その場合あれは放送するのか?どこからどう始めるの?
主人公のマチュちゃんは可愛い、ニャアンちゃんも可愛い、シュウジくんも可愛い。
警察ザクはロマンですよ。
テレビ本放送が楽しみだな私に早く続きをくれ



9.モアナと伝説の海2(01/23)
ディズニーってまだこんな底力が残っていたんだなあということを思います。映像も音楽も素晴らしかった。
海にかけられた呪いを解くために、愛する家族を島に残し、仲間とともに航海に出るモアナ。
格好いい女性でした。こんなに美しく成長して
この映画で度々出てきたキーワードは「道は一つじゃない」でした。
その言葉通りに、モアナは神の道を通り目的の島に辿り着こうとし、
絶体絶命の危機にもその言葉が道標となる。
このキーワード自体がかなり大人の価値観のような気がしますよね。
大人になったモアナは、目的を果たすために多くの選択肢を見つけることができるリーダーとなった、
ということが描かれているのだと理解しました。
モアナは確か前作でも、そして今作でも「私はプリンセスじゃない」というようなことを言います。
そりゃそうですよ、彼女はプリンセスではなくて、族長であり、王であり、そして今作では半神に至ります。
このお話は、まさに「伝説」を描いたものなのだなあと。
マウイが本当に良いキャラクターですね。モアナのことを大切に思っている様子や、モアナとの絆に安心を感じます。
マウイに憧れている、モアナの仲間のモニも、面白かったです。オタクの気持ち悪さが出ていました。褒めてます。
それと、ココナッツの彼名前はわかりませんが。とても良かった。忠誠心はわわ
映像の美しさと、音楽の良さと、キャラクターの良さと、ストーリーの良さ、どれもこれもが良くて、贅沢で、良い鑑賞をしました。映画館で観れてよかった。1ももう一度観よう。



10.金の国水の国(01/26)
岩本ナオの原作漫画はかなり前に読んだことがあり、いいお話〜!面白い〜!とキャッキャしながら読み終えた覚えはあったのですが、肝心の中身に関しては本当に何も覚えておらず、それがかえって良かったです。楽しく映画を観ることができました。
主人公ナランバヤル青年の安心感が飛び抜けているんですよ。彼がいれば絶対に間違ったことにはならないし、同じく主人公でヒロインのサーラは絶対に幸せになるだろうということが、序盤から示されるナランバヤルの並外れた賢さと誠実によって保障されている。そのことがこの物語に触れる時の安心感に繋がっている気がします。キャラクターの気質によって物語を信頼できるってなかなかすごいことだなと。
また、サーラが可愛らしく聡明であるのも本当に良く伝わってくるんですよね。ナランバヤルが一目惚れのように恋に落ちたのもわかる。飼い猫につけた名前の意味を汲み取ってくれる女性なんて、確かに好きになっちゃうに決まっている。
アニメ映画としては、声の当て方が良かったですね。ナランバヤルは賀来賢人、サーラは浜辺美波と、双方俳優さんですが、ナランバヤルの一見軽く見えるもののその軽さに隠されている飛び抜けた頭の良さと誠実さが現れていましたし、サーラの穏やかでこちらもまた賢く美しいありようが表現されていました。サーラが気落ちした時の平静を保とうとする声の感じが良かったです。
ストーリーの組み立て方がとにかく良く、とあるシーンにぴたっと焦点が合わさるように組み立てがされていて「構成うますぎるだろ〜」とのぞけるのですが、そういった原作からのストーリーを過不足無く演出している、映画としての表現もとても良かったです。ちゃんと映画でした。
一緒に見ていた夫が視聴後、「ナランバヤルはいい男だ」「頭の良さで相手を叩き潰してざまあをしないところがいい」「相手の面子を潰さずに相手を立てて物事をうまく運ぶのが良かった」「こういう大人の物語が良いんだよ。こういうのが観たいんだよ」としみじみ言っていたのが面白かったです。私もそう思う。こういう大人の物語って、いいよね。
手元に原作があるので、今一度原作も読んでみて、映画がどのように原作を落とし込んだのかという、その差異も見つけてみたいと思います。



11.RRR(01/31)
話題になっていたインド映画!とにかく長かったですね。3時間ですよ、3時間。
ストーリーも映像もめちゃめちゃ良くて面白かったのですが、一番インパクトがあって面白かったのが、物語のちょうど半分で挟まるインターバルですね。最初何事かと思った。インターバル挟まる映画、はじめて観たわ。
映像がとにかく良かったです。人にもセットにも演技にもとにかく尋常じゃないお金がかかっている事が伝わってくる映像がもう素晴らしく良くてですね。特に良かったのが、インド総督府の武器庫ですね。大量の銃が整然と並んでいる様子、あの空間を拝めただけで観た甲斐がありました。
それに、エキストラの多さもすごく良かった。実写にしろCGにしろ、あれは本当にお金と手間がかかりますよ。一人ひとりがちゃんと動いていて、生きていて、それが完璧な画として瞬間瞬間がカチカチハマっているんですよ。どの瞬間を切り取っても無駄なく絵が美しい。3時間、美しい絵を見続けることができるというだけでこの映画には価値があります。
アクションもかなり無茶はありますがそういうものと思ってください。これはやがて伝説として語られる男たちの話なのですからそりゃ当然神がかりにもなります。噂に聞く肩車戦法はさすがに面白すぎましたが、あれもなかなか普通の発想では見れない戦いなので、楽しめました。
ラーマがとても美しい素晴らしい男でした。誰もが兄貴に惚れる映画ですね。ビームも可愛らしい男でした。
一度ちゃんと観ておくべき映画を観ることができたな、という感じです。


☆ ☆ ☆

昨年末辺りに観た映画メモ

▲.天使にラブソングを

▲.天使にラブソングを2

▲.ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2024/12/27)
クリスマスに学校の寮に居残り、と聞くと、恩田陸の『ネバーランド』思い浮かぶし、萩尾望都の『トーマの心臓』辺りの雰囲気もなんとなく連想するところですか、
そういう話では無かった(無かった)
割と色々抱えている大人と割と色々抱えている子供がお互いの人間臭さとか面倒臭さとか厄介さに直面しつつ、子供は繊細で察しが良くて大人の事情もなんとなく汲み取りつつまだ子供で正しく守られ、とある一人の大人は概ねしょうもないけど最後の一線として子供に対して大人であるという、立派な映画。

▲.映画 忍たま乱太郎(2024/12/29)
団蔵くんが優秀なんですよ。
そして女装でパートのおばちゃんとして潜入する山田先生と土井先生のコミカルさ。
楽しんで観ることができるいい映画。

▲.劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段
多くのキャラクターたちみんなに見せ場があるのが素晴らしい。
小さき一年生たちも、たまごとは言えちゃんと忍者。
上級生たちが下級生を庇護し支えつつ、作戦に全力を尽くす様子も良いものです。