【能楽鑑賞】#178 国立能楽堂12月特別公演

狂言「川上」 能「正尊」起請文・翔入

12月特別公演 川上・正尊

国立能楽堂
2024年12月25日(水)13:00開演

狂言「川上」
 夫:野村万作
 妻:野村萬斎
後見:月崎晴夫

能「正尊」起請文・翔入
土佐坊正尊:観世清和
  源義経:観世三郎太
  静御前:林小梅(子方)
 江田源三:角幸二郎
 熊井太郎:坂口貴信
 姉和光景:林宗一郎
正尊の郎等:武田宗典
正尊の郎等:関根祥丸
正尊の郎等:武田祥照
正尊の郎等:井上裕之真
正尊の郎等:杉浦悠一朗
正尊の郎等:武田崇史
正尊の郎等:坂井音晴
正尊の郎等:久田勘吉郎
武蔵坊弁慶:福王茂十郎
    婢:野村裕基

 笛:松田弘之
小鼓:飯田清一
大鼓:亀井広忠
太鼓:金春惣右衛門

*・*・*

昨年のクリスマスイブに萬斎さんの「川上」を観ましたが、今年はクリスマス当日に、万作さんの「川上」を拝見✨

先日の「奈須与市語」も含めて、2年連続でなんて素敵な年末なんでしょう✨

万作さんの「川上」を拝見するのは、クラファン映画「川上」のエキストラ参加の時以来ですかね。ずっと観たいと思っていた万作さんの「川上」は、今年の春に実現したんですが、なんだかんだで今回で4回も観ることが出来ました。しかもアドは全部、萬斎さんです。有り難いことです。

万作さんの夫と萬斎さんの妻、この二人による「川上」は絶品です。てか、三番叟を踏み納めた万作さんは、以降ますますお元気になられたような気がしていたのですが(どこかスッキリされてるというか)、今回の「川上」も、より洗練されていたように見えて、93歳にして、まだまだ進化するか!と驚きました😳✨

そして、そんな万作さんが演じる夫に寄り添う、萬斎さんの美しい妻の姿(しかも私の好きな白い装束🥰)からは、夫に対する静かな怒り、悲しみ、喜び、そして高齢の父に対する御本人とリンクもあるのか、気遣いをも感じて、美しい夫婦像を作り上げていたなァと思いました✨

これ、シテが萬斎さんだと雰囲気ガラっと変わりますからね(そして妻役は絶対たかのんが似合う!笑)もう少しカジュアルになるというか。てか、萬斎さんの「川上」も、また観たいな😊

ってことで、万作さんと萬斎さんの超絶親子コンビによる「川上」って、別物なんだなーと、改めて感じました。



能「正尊」起請文・翔入

珍しく(?)狂言が“静”なら、今回のお能はまさに“動”。

2度目の鑑賞になるので、
演目に対する感想は割愛(過去日記参照⬇️)しますが、

【能楽鑑賞】#140 代々木果迢会 別会
https://privatter.me/page/668b53e8b653d

前回同様「翔入」の小書きが付くと戦いの場面が描かれるということで、今回も大迫力でした!

斬られ方には、飛上り安座、宙返り(前転)、仏倒れ(後倒れ)、前倒れ、がありますが、今回は、前倒れ以外が観れたかな。2名の方が仏倒れに挑戦していてお見事でした👏✨

そして、観世流宗家の正尊は、とにかく圧巻でした!!😳✨

まず声量が素晴らしく、重厚さがあり、声による圧が凄かった。それだけで凄い存在感を放っていたので、確かにこれは義経サイドは入念に警戒せねばならないなァと思いました。

そして、最後は捕らわれてしまうのですが、前回は引きずられるように退場してたけど😂、流石にご宗家の場合は、ソレはなかったですね😅。捕らえられた状態で3人+弁慶がめっちゃ早足で去っていきました💨

能もホントに、いろんなジャンルがあって面白いなァと改めて。この演目は、また観たいですね。演るの大変かとは思うけど😅


あ、あとアイの裕基くんも、今回女性の役だったんだけど(装束は青)、これまたパパンに似て佇まいが良くて美人だったなーと🥹✨

ちゃんと父の背中を見て育ってるというか、ちゃんと受け継がれてるなーと思いました😌

*・*・*

ということで、年内ラスト2回は新作の「鬼滅の刃」になりますので、古典の能楽鑑賞は、今回が年内最後の観能納めとなりました。ラストに相応しい公演でした✨



万作さんの「川上」感想①⬇️
https://privatter.me/page/662e38c7e64c8

万作さんの「川上」感想②⬇️
https://privatter.me/page/667701cb07b3f

過去の観劇日記はコチラから⬇️
https://privatter.me/user/mijuppa