はりぼて自家発電所
2024-12-27 04:17:38
9169文字
Public 因縁
 

天邪鬼のかくしごと 後編








 オーエンの心臓を探しにやって来ると、夢の森は普段よりも混沌としていた。
 双子が居なければあっという間に致死毒に飲み込まれていただろう。そして充満している魔力からは、僅かにオーエンの気配がする。

「奪われたオーエンの魔力は前に立ち寄った村に持ち去られたと思ってよいじゃろうな」
「まあ、そちらにはオズたちが向かっておる。どんな企みも遂行できはせぬよ」
「なあ、オーエンの心臓が、あの村にあるということはないのか?」

 双子だけで納得しているところにカインが疑問をぶつけると、二人はいい質問だとでも言うように頷く。

「オーエンの魔力が暴走した時に、近隣の村は全て滅びたじゃろう。そして夢の森が出来た」
「その暴走の中心部に、オーエンが閉じ込められておった地下のある村があったと考えるのが自然」
「そして、例の村は夢の森の外にある」
「なるほど。ということは夢の森の中心部を重点的に探せばいいのか」
「さようじゃ」
「しかし、周囲は全て破壊された。隠された地下室の目印になるものもないじゃろうな」

 はあ、と双子が深い深いため息を吐く。
 オーエンはというと、自分のことであるにも関わらず協力的ではなく、興味もなさそうによそ見をしていた。そのまま夢の森の深部に入って行けば、くす、くす、くす、と迷う魔法使いたちを嘲笑う幼い声が聞こえる。どこからともなく聞こえてきたその笑い声は、こちらを監視して、弄んでいるかのようだ。
 それは、少しだけオーエンの声に似ていた。

「夢の森の致死毒が濃くなっておる」
「なにか良からぬものが目覚める気配じゃ」

 双子がちらりとオーエンを見るが、彼は何処吹く風である。子供の笑い声、失われた心臓、夢の森の深部、良からぬもの。この地に眠っているのは、オーエン以外、他に誰がいるのだろうか。

「オーエン、自分の心臓だ。なんとなく気配がするとかはないのか?」
…………こっち?」

 これ以上の手がかりがないのなら、あとは虱潰しに探すしかない。とはいえあまり悠長にもしていられない。カインが藁にも縋る思いで尋ね、オーエンが適当に指した方角を進む。怪しく見える地面を掘ってみても、オーエンが閉じ込められていた地下は見当たらなかった。

「ほんとにこっちか?」
「知らないよ。適当」
「適当って、おまえな……
「なにもないよりましだっておまえが言ったんだろ」

 辛辣な台詞に、カインは肩を竦めた。この左目が稀にオーエンの位置を知らせることがあるように、オーエンも心臓の位置が分かるのではないかと思っていたが、どうやら宛は外れたらしい。

……それにしては随分、迷いなく進んでおったのう」

 ふいに、ホワイトがうっそりと笑みを深めてそう言った。オーエンは剣呑な表情を浮かべて、それを睨み返す。

「何が言いたいの」
「いいや? そなた、心臓の場所が分からぬと言うに焦りもせぬとは、と思うただけじゃ」
「僕にとって心臓がないことは普通だから」
………

 敵意のような殺気が、辺りを包んだ。ハラハラと様子を見守るが、オーエンが興味を失ったようにホワイトから視線を外すと、その空気は霧散する。

「ほほ。正体の知れぬ馬の骨と我等と、どちらがそなたにとって都合が良いか、よく考えるがいい」
「うるさいな。わかってるよ」

 苛立ちを隠しもせず吐き捨てると、オーエンは踵を返した。カインが目を丸くする。

「オーエン、どこに……
「こっち」

 今までとは全く逆の方向に進み出した小さな背中を慌てて追いかける。心臓の在り処がわかるなら、そもそもこんな状況にはなっていなかったはずだが、オーエンの足取りに迷いはない。

「本当は分かってたのか?」
………嘘はついてない」

 カインの疑問に、オーエンは居心地悪そうに呟いて、不安なほど神秘的で美しい夢の森の景色の中を、吸い込まれていくように足を進めていく。

「オーエン……

 わざと違う方向に案内しようとしたオーエンの気持ちを考えてみるが、分かるようで分からない。その細い体にどれだけの不安を抱えているのか、想像も出来ない。ただ、悪戯にからかっていたわけではないということだけは理解する。

「ずっと、声が聞こえる」

 森の奥深くを見据えながら、オーエンは呟いた。

「この森に入った時から、ずっと呼ばれてるんだ」

 淡々と、目の前の文字を読むように台詞が紡がれる。その事実を抱えながら、なんの感情もおくびにも出さなかったのだから、大したものであった。

「はやく、迎えにきて。置いていかないで。ひとりにしないで。……たすけてって」

 その助けを呼ぶ声の正体を、カインは知っている。あの地下に閉じ込められていた、幼いオーエンだ。

「くだらない」

 その哀れな子供に対して容赦なく吐き捨てられた言葉は、まるで地べたに這いつくばる弱者を冷たく見下ろすかのごとく、侮蔑に満ちていた。
 オーエンの過去を見てきたカインは、背すじに怖気が走るのを感じた。まるで、喉元に冷たい刃を突きつけられているような、命の危険を知らせる感覚だ。
彼の言葉を否定したい。くだらなくなんてない。だけど、そうしたところで今目の前にいるオーエンの中から、あの時の痛みが、苦しみが、消えるのだろうか。オーエンが自分自身に吐き捨てた言葉を否定すれば、誰にも見つけてすら貰えなかったオーエンを、また孤独に追いやってしまうのではないだろうか。

……
「ねぇ、騎士様。いったい誰を憐れんでいるの?」

 ふと振り向いたオーエンは、カインにほほ笑みかける。

「閉じ込められて、馬鹿みたいに助けを待っている愚かな僕に? ふふ、優しいんだね」

 オーエンは、まるで他人事のように言う。気づかないわけないだろうに、必死に目をそらそうとしている。きっと、北の魔法使いである矜恃にかけて、助けを求めるだけの弱い自分を、どうしても認めることができないのだ。
 そんなオーエンの、作り物の笑顔は不意に消える。
 まるでそこに見えない壁があるかのように立ち止まって、凍りついて、ぴくりとも動かなくなってしまう。カインがオーエンの様子がおかしいことに気づいたのは、その横を二、三歩ほど通り過ぎてしまってからだ。

「オーエン?」
「どうした」
「地下の場所を見つけたか?」

 少し離れて着いてきていた双子が追いついて、俯くオーエンを覗き込む。

……行かない。これ以上は、行きたくない……

 それは、目的の場所に辿り着いたことを意味していた。無理に確認することはせず、ホワイトがにこりと笑ってオーエンを諭す。

「よいのか? 我らだけで地下に行って、そこに心臓があったら」

 けれど、オーエンは力なく首を振ると、酷く顔色を悪くしながら、駄々を捏ねるようにその場に蹲ってしまった。

「いや。……行きたくない。行かない」
「「……」」

 それがただのわがままなどではないことはすぐに分かった。心臓があるかもしれない場所に、自分以外の誰かが近づいていることよりも、その身に刷り込まれた恐怖が、オーエンの足に根を張らせているのだ。

……どうする、双子先生」
「「《ノスコムニア》」」

 問答無用で、双子が呪文を唱えると、固まっていた地盤が緩み、土を盛り上げるように茨が現れた。この先の侵入を拒むように、うねうねと威嚇してくる。

……っやだ!」

 オーエンは飛び上がるように立ち上がって、カインの後ろに隠れた。双子がさらに呪文を唱えて、茨を一掃すると、土に埋もれた階段が現れる。その奥には古びた扉。カインが行こうとすると、オーエンが服を引っ張って引き止める。双子だけが先に進んでいく。

「結界が張ってあるのう」
「相当古い結界じゃ」

 スノウとホワイトが、たどり着いた地下の扉を検分しながら、そっと慈しむように撫でる。固く閉ざされた扉はビクともしない。双子がその気になれば容易く破ることはできるだろうけれど、二人はそうしなかった。階段の前で立ちすくむオーエンを仰ぎ見る。

「オーエンや」
「この扉からはそなたの魔力を感じる」
「ここを守っておるのはそなた自身じゃ」
……

 千年もの間、朽ちることなくそこに存在し続けていたことが、オーエンの力の強さを物語っている。だが、オーエンはカインの背中に顔を押し付けて、そちらを見ようともしなかった。
 カインがそんなオーエンの頭を撫でて、穏やかに息を吸う。

「オーエン」

 優しく名前を呼ばれれば、小さな肩はビクリと揺れる。

……俺は、おまえの騎士にはなれない。小さいおまえが、こんな所に閉じ込められているなんて知りもしなかった。だから、おまえがして欲しかったこと、望んでいたこと、おまえが全部やってやれ。たぶん、おまえ自身にしかできないことだ」



――あのね、僕の秘密のお話、聞いてくれる?



 大切な宝物のように教えてくれた、あの言葉を思い出す。オーエンは言った。悪いやつをやっつけて、困っている人を助ける、騎士になりたい。守られるだけじゃない、守る存在になりたいと。
 その小さな想いは、きっとまだ燻っている。
 覚えてはいないのだろうが、この扉に掛けられているというオーエンの魔法が、その証拠だ。なら、この中に閉じ込められた者を迎えに行くのは、きっと、彼自身が相応しい。

……

 そっと伺うようにカインを見上げたオーエンの表情は、酷く不安げだった。けれど、名残惜しそうにしながらもカインから離れ、扉に目を向ける。ゆっくりと足を踏み出し、覚束無い足取りでも、一歩、二歩と階段を踏みしめて降りていく。双子が出迎えるように場所を譲ると、オーエンは重そうに腕を持ち上げて扉に触れ、しかし、そのまま動かなくなってしまった。

「おい、大丈夫か……
「いや、いかん」
「なにか来るぞ」

 カインが心配を顕にするが、それよりも先に、双子が厳しい空気を発しながら階段を駆け上ってきた。夢の森の木々の隙間から、空を睨みつけている。その視線の先からは、確かに何かの気配が近づいてくる。

「カイン、ここを頼めるかのう」
「我等、様子を見てくる。すぐに戻るゆえ」
「ああ、わかった!」

 短いやり取りの後、双子は箒に乗って空高く飛び上がって行った。
 凍りついたように動かなくなってしまった、酷く無防備なオーエンを守るように、カインは地下へと続く階段の前に立つ。何があっても、ここは通さない。そう決意するカインの頬を、冷たい空気が容赦なく撫でていく。

……《クーレ・メミニ》」

 沈黙に降りたのは、オーエンの呪文だった。幼い声ではなく、低く落ち着いた声音に振り向けば、そこにいたのは少年ではなく、見慣れた、白い装いの魔法使い。

「オーエン……
「ねぇ、騎士様」

 オーエンは振り向くと、柔らかく笑んだ。そのいつもより暖かく感じる笑顔の美しさに、ドクンとカインの心臓が脈打つ。

「ありがとう。……手を、離さないでいてくれて」

 珍しい表情と言葉が、カインの心を揺さぶる。穏やかに目を細めたオーエンは、

「お迎え、頑張るから……、見てて」

 そう言って、迷いなく扉を開けた。
 汚れ一つない靴を履いた足が、部屋の中に踏み入れられる。カインは追いかけるように階段を駆け下りた。そして扉の向こう側を見た。
 見覚えがある景色だったけれど、それは思ったより狭くて、薄暗い空間。蝋燭を微かに灯しただけの、小さな小さな、土だけの部屋。そこには、さっきまで一緒だった少年が、無垢な表情を晒して、あの時の姿のまま、絵本を読んで、待っていた。

「騎士様?」

 オーエンにそっくりな少年は、オーエンの姿を認めた瞬間、綺麗な薄紅色の目を輝かせて立ちあがった。

「騎士様……!」

 迷わず駆け寄ってきて、恐ろしい北の魔法使いに無邪気に抱きつく。オーエンは戸惑いながら、その小さな体を受け止めた。

「騎士様だ……! 本当に来てくれた」

 まるで、あんな取り返しのつかない出来事など全て無かったかのように、少年は絶望など知らぬ顔で、オーエンを羨望の眼差しで見上げる。

「あのね、僕、ちゃんと待ってたよ。怖かったけど、泣かなかった。騎士様が悪いやつをやっつけて、ここまで来てくれるって、信じてたから!」
……うん……、うん」

 オーエンは、まるで慣れない動物を相手にしているように相槌を打ちながら、それでも嬉しそうな子供の声に、静かに耳を傾けている。鳥の噂話を聞いてる時のような、穏やかな表情を浮かべながら。

「そう……。偉かったね」
「うん!!」

 ただ、それだけ。
 オーエンはそれ以上なんの言葉もかけなかった。かけられなかったのかもしれない。ただ相槌を打って、一言褒めて、幼い自分の頭をぎこちなく撫でる。ただ、それだけで、少年は、幼いオーエンは、満足したように大輪の笑顔を咲かせる。
 そんな自分の過去を見つめて、オーエンは声を震わせた。

「本当に、馬鹿なやつ。……おかえり、迎えに来たよ」

 すると、幻のように子供の姿をしたオーエンの体が淡く光って、霧散して、集まって、手のひらに収まる程の石となる。
 マナ石だ。
 オーエンはそれをそうっと手に取ると、少ない光を一生懸命集めて光るその石を蝋燭の明かりに透かして、それからなんの感慨もなく、パクリと口に含んで、飲み込んだ。
 瞬間、ドクン、と細い体が脈を打ち始める。急激に血が巡った感覚に耐えきれなかったのか、オーエンはふらつく体を壁に預けた。

「オーエン!? 大丈夫か!?」

 すかさずカインがその体を支えようとする。

「っは……、大丈夫だよ……。それより、はやく……
「なんだ……!?」
「はやく、ここから……

 オーエンがなにか言い切る前に、グラグラと空間が揺れたかと思うと、次の瞬間、ドンっ!! っと大きな音がして、地下の扉が倒れ、入口が崩れ落ちた。

「っ、ここから出るぞ! 《グラディアス・プロセーラ》」

 咄嗟にカインは天井に向かって攻撃魔法を放つと、まだ足取りの覚束無いオーエンを抱えて箒で飛び上がった。刺すような冷たい空気に、思わず細い肩を抱き寄せる。

「ちょっと……
「仕方ないだろ、防寒魔法は苦手なんだ」
「ちっ……。《クーレ・メミニ》」

 オーエンが呪文を唱えると、ぽう、と体に熱が戻ってくる。オーエンの防寒魔法だ。礼を言おうと口を開こうとするカインだったけれど、どこからか飛んできた攻撃魔法にそれどころではなくなってしまう。

「おわっ!? なんだ? 狙われてるのか!」
「囲まれてる」

 オーエンの言う通り、気づけば周りを数人の魔法使いに囲まれている。彼らには見覚えがあった。オーエンが渋々従っていた、北の村の魔法使いたちである。

「どうする。この人数の魔法使い相手にするのは骨が折れるな……
「でも、雑魚しかいないみたい。面倒なのはオズや双子達が引き付けてるみたいだね」
「そりゃありがたいな」
「馬鹿、状況をよく見ろよ。面倒な魔法陣を張られて、僕らはまんまと敵の罠にかかってる」

 オーエンに言われて、カインは周りを伺った。魔法使いたちは綺麗な円を描きながら、魔法陣に魔力を注ぎ込んでいるようだった。

「僕の魔力の気配がする。僕が魔法を使えば、何が起こるか分からない。死ぬ気でやれば、抜け出せなくもないけど」
「そういや心臓はどうなったんだ」
「ここ」
「良かった、戻ってたのか」
「あはは、そのまま僕に死んでほしいって?」
「そんなこと言ってないだろ。むしろ、あんたこそ無駄に死ねないこと、分かってるのか?」

 カインの性格を考えれば、そう答えが返ってくることは予想できた筈なのに、オーエンは心底分からない、という顔をした。

「頼むから、二度と自分の命を粗末にするなよ」

 まろび出たカインの言葉は、優しさの中に厳しさを纏っている。オーエンは叱られた子供のように拗ねた顔をした。

……お前があの時、さっさと手を離していればこんなことにはならなかった」

 離さないで。自分でそう懇願した上に、先程など珍しく礼の言葉も紡いでみせたくせに、オーエンは恨みがましそうに言う。

「ねぇ、責任、取ってくれる……?」

 ぎゅ、とカインの腰を掴み、背中に額を押し付けながら続けられた言葉には、不安が滲んでいる。そんな因縁の相手の様子に、カインは躊躇わず微笑んだ。

「ああ、もう、おまえを死なせない」
「ふふ、約束だよ。死なせないでね」

 カインの言葉を聞いた瞬間、オーエンは先程の様子が演技だったかのようにニヤリと笑い、わざとらしくカインの腰に手を回して体を擦り寄せて、恐ろしいことを囁いた。それから周囲の魔法使いたちに鋭い視線を走らせる。

「《クーレ・メミニ》」

 オーエンはカインの箒を中心にして結界を張った。それは魔法陣を破り裂きながら膨れ上がり、複雑に組まれた術式を弾き飛ばす。

「右側、青髪の魔法使いが狙い目」
「わかった!」

 カインは箒から手を離し、魔道具である剣を抜く。

「逃がすな! オーエンの残りのマナ石があれば、我らの目的はもうすぐ……
「悪いが押し通らせてもらう。《グラディアス・プロセーラ》!」

 狙いをつけた魔法使いに攻撃魔法をぶつけ、まだ首の皮一枚程繋がっていた魔法陣の残骸を斬り伏せる。敵の陣形が崩壊し、そこから抜け出すことに成功したが、魔法使いたちも即座に立て直して追いかけてくる。

「しつこいな……。《クアーレ・モリト》」

 後ろ向きに座り直すと、オーエンは魔法で氷の塊を作り出した。それはオーエンの魔力でどんどん成長し、あっという間に人間ほどの大きさに肥大化した。パチン、と指を鳴らせば、無数の氷の刃に割れ、追っ手の魔法使いたちを狙い打とうとする。

「おい、殺すなよ!!」
「は? こっちも石にされそうになってるんだけど」
「おまえの時みたいに、無理やり従わされてるだけかもしれないだろ」
「ふん、おめでたい頭」

 言いながらも、オーエンの放った攻撃は魔法使いたちの間を綺麗にすり抜け、誰一人傷つけもしなかった。牽制の効果はあったのか、追っ手との距離はどんどん開いていく。
 カインは背中に感じていたオーエンの殺気が薄れているのを確認して、笑う。
 オーエンを守る。
 そう約束はしたが、相手を殺さないで欲しいというのはカインの願いでしかない。だけど、それは聞き入れられた。あの時、手を離さなかったこと。オーエンはそれを詰ったけれど、カインがそれを後悔することはこの先、絶対に来ない。