和泉 小夜
2020-07-07 18:17:41
1703文字
Public
 

終わり幸せハッピー(途中が真暗くても全然いい)

これも #文書力向上のため1rtされるごとに何か文を書く というタグの文章です。06/09だったので一ヶ月かかりました、すみませんでした。


それから数百年後。
管狐とやらが俺の所へ来た。
歴史を修正しようとする敵と、戦えと。

俺だって歴史を修正したいよ。
燭台切が嫁入りする歴史を直したい。
ずっと、伊達に在ってくれたら。
燭台切は、あんな目に遭わなかった。
喧嘩だってしなかった。
あの優しい声で、太鼓鐘くんって。
呼んで欲しいよ。今だって。
でも燃えてしまったんだろう。
今も行方不明なんだろう。
だったら俺だって歴史を直したい。
燭台切と一緒に居たい。
俺には歴史を守る資格なんて無いんだ。

そう言うと、管狐は、
<燭台切光忠なら本丸に居ますよ>と。
<ただ、あなたのことは貞ちゃんと呼んでます>と。

燃えて記憶の一部を失った刀も、何振か存在するらしい。
だから記憶が混濁しているのではないだろうか、と。
管狐は俺に言った。

それでも、あの優しい声で。名前を呼んで欲しかった。
どんな呼び方でも構わない。
太鼓鐘くんでも貞ちゃんでも、何でもいいから。
燭台切と仲直りがしたい。
あの時はごめんなさいって、謝りたかった。
もしかしたら、喧嘩のコトは覚えてないかもしれないけど。
それでも、謝りたいと思った。