和泉 小夜
2017-09-30 01:15:47
1985文字
Public
 

恋話(燭へし)

先日、相互さんと「大太刀長谷部を国重様って呼んでて長谷部と気付かずバグとかで姿が大太刀時代に戻った時に初めて『長谷部くんって国重様だったんだ……!』と気付く光忠が可愛い」という感じの話をしまして、今日考えた話がコレです。流行れば良いのにと思ってます。


「恋バナ、というのをしてみないか?」

突然呼び出されたと思ったら、鶴丸国永からそう提案された。

「いやなに、きみたちの初恋話が聞きたくてな」

「先ずは宗三から話してくれないか?」
「そうですねぇ……。僕、二度焼けてるんで覚えてないです……
そういう自虐は止めて欲しい。

「じゃあ、次は薬研なんて如何だ?」
「俺も焼失してるからなぁ……。覚えてないな」
薬研も乗るな。

「じゃあ、不動!きみは如何だ?」
「え、俺?俺も二人に乗った方が良いかな……?」
「いや、乗らなくて良い。ちなみに正直に言うと如何なんだ?」
「初恋未経験だから語れないかな」
「そうか、俺もだ」

……この短時間で実に四振もの恋バナとやらが終わってしまった。

「あ、へし切は?如何なの?初恋とかしてるでしょ?」
仕方が無いので、藁にも縋る思いで、へし切に話を振った。

「俺か……。多分、無いと思うぞ……?無い、よな……?」
俺たちに聞かないでくれ。あと何で疑問系?

今までの五振を振り返ってみよう。
二振→燃えたので覚えてない
二振→初恋未経験
一振→何故か疑問系

「光坊は如何なんだ!?一個や二個あるだろう!?」
「え!?そうだなぁ……。初恋と言ったらアレかなっていうのはあるよ」
「そうなんだ。聞かせてよ」

やっとマトモに恋バナとやらが出来る。
まぁ別に恋バナする必要も無いんだけれどね。