和泉 小夜
2017-09-23 00:05:07
1705文字
Public
 

学パロ燭へし

タイトルそのまま!学パロ!の、燭へしです!タイトルのセンスも現パロの名前センスも無いよ!
相互さんからのリクエストでした。リクエストありがとうございます!


『長谷部くん、今日も可愛いね。今日の放課後は何処へ行く?』

しつこい。好い加減、我慢の限界だ。

「何度も言っているがな、長船光忠。俺はお前が大嫌いなんだ」
『知ってる。でも僕はね、きみのこと、食べちゃいたいくらい愛してるよ』
『きみとなら、一緒に死んでも良いかなって、思ってる』
……は?お前、とうとう頭が飛んだか」
『真面目な話なのに酷いなぁ。ま、長谷部くんらしいお言葉だね』

そう言うと長船は、俺の手を取って正面から見つめてきた。

『ねぇ、長谷部くん』
「何だ。手早く済ませてくれ」
『好きだよ。僕は、きみと、ずっと一緒に居たいんだ』
『ダメ……、かな……?』

長船は今にも泣きそうな表情で此方を見つめてくる。
「だ、だめだ……
その言葉だけ絞り出すと、長船はすぐに普段の調子に戻った。

『うーん、やっぱりダメかー。長谷部くんは手強いなぁ』
『明石さんに、押してダメなら引いてみろって言われたんだよね』
『あと普段みたいに茶化さず真面目に言えば落ちるって聞いたんだけどなぁ……

明石国行の入れ知恵だったか。
しかし危ない……。五条と明石の宣言通り、本当に落ちるところだった。

『あ、長谷部くん顔が紅いよ!もしかして落ちてくれた?』
「は?お前、何言って……

傍にあった鏡を見ると、確かに頬が紅潮していた。

『その表情、僕に落ちてくれたってことだよね?嬉しいなぁ』
「落ちてない。勝手に決めつけるな」
『あ、さっきの言葉に嘘は無いよ!ぜーんぶ本当のコトだから』
『これから、ずっと一緒に居ようね。約束だよ』

勝手に指切りされてしまったが、まぁコイツに暫く付き合うのも悪くない。
出来れば俺のことは早々に諦めてほしいが、諦めるまでは付き合ってやるとしよう。