和泉 小夜
2017-08-09 15:35:08
2127文字
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共依存(燭へし)

お題箱より「お互いのことが好きすぎる共依存燭へし」。お題は「ひとでなしの遺言。(http://deichunohana.web.fc2.com/)」様からお借りしました。


みっちゃんは、長谷部くんと付き合っている。
最近、二人が纏う雰囲気が変わったから、それとなく確認した。

みっちゃんは肯定したし、長谷部くんも否定しなかった。
以前のみっちゃんは綺麗な金色で、長谷部くんも綺麗な藤色だったのに。
今は互いの色が混ざり合っている。

みっちゃんの部屋に行くと、長谷部くんが居た。

みっちゃんに、長谷部くんのコトが好きなのかを聞いてみる。
「好きだよ」と、長谷部くんの色を混ぜながら云った。

「あ、流石に貞ちゃんにも長谷部くんはあげないよ」
「彼の全てが、余す処なんて無く僕のモノなんだから」

そういうと、長谷部くんの腰から太腿へと手を這わせ、首筋に噛み付いた。
長谷部くんはみっちゃんの頭を優しく撫でながら、オレに不敵な笑みを向ける。

「ふーん、熱々だなぁ。でもたまにはオレ等とも遊んでくれよ?」

オレは無理に笑顔を作って、みっちゃんの部屋を出た。

……確か昔、鶴さんや伽羅に聞いたな。
こういうの、何て云うんだっけ。

嗚呼、そうだ。確か、コレは。