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木蔦(キヅタ)
2022-10-30 17:17:38
4063文字
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本霊に託された分霊まんばの話【ちょぎくに】
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が。
「これでようやくお前の本霊も観念したかな」
長義がニヤッと悪そうな笑みを浮かべて、ようやくまんばは騙されたことに気づく。本霊の力を削るためにけしかけられた刺客だった。
まんばは本霊から祝福を受けた分霊で、他よりも霊力が強い。まんばに悪意を持って近づけば跳ね飛ばされる。
だからまんばを油断させ、惚れさせて、自ら受け入れるように仕向けたのだろう。
本霊を弱らせるために、まんばを狙ったのであって、別にまんばのことをあいしてるわけではなかった。
悲しみが湧き上がってくる。
長義は長義の本霊が仕向けた個体で、まんばと同じく力が少しだけ強い。まんばをずっと探していたらしい。
とんでもないことをしてしまった。
本霊を裏切ったばかりか、長義に騙されていたなんて。
だけど長義は騙してるつもりはなくて、本霊から頼まれたけどまんばのことを
本当に好きで、口説いてただけ。
本霊から「お前と同等の力を持つ写しが生まれた。お前のための写し(みたいなもん)だよ」って言われたらもう「俺専用の写し!?」ってなるし、特別感バリバリ
…
。
頑張って探し出して、会ってみたら素直だけどちょっと強情で、意地っ張りで、本歌のもてあた精神を刺激される。
写しも満更でもない様子だったので、すぐに恋仲になれた。
本霊の依頼もクリアできて、自分も恋刀ゲットできて一石二鳥。
誤解も解けてHappy End〜😊
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