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木蔦(キヅタ)
2021-12-26 17:00:30
2582文字
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stkな長義くんの話【ちょぎくに】
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※かっこいい本歌さんはいません
ちょぎくに
まんばは初期刀として、審神者と共に与えられた土地にやってきた。これからここで生活が始まる。たくさんの刀が顕現する。まんばはしっかりしなくてはと気を引き締めた。
■□■□■
長義はまんばの本丸をハッキングしていた。画面にはまんばのパソコンに表示されてる画面と同じ物、それにパソコンの画面上に付いてるカメラの映像。
長義はじっと見つめる。
まんばは困った様子。報告書がうまく書けないらしい。
『あーだめだ!』
まんばの姿が映像から消える。恐らく寝っ転がった。そしてそのうち寝息が聞こえ始めた。
「いつも頑張ってるもんね。慣れないことして疲れちゃったかな?」
長義はパソコンを遠隔操作し、まんばの報告書を編集する。まんばが書いためちゃくちゃな文章を直していく。
「これでよしと」
まんばが朝起きて報告書ができあがってることにびっくりする。
他にも出陣予定の編成を入れ替えたり、不足しそうな物品手配をしたり
…
。
『俺、こんなもの買っただろうか??』
まんばが首を捻ることもしばしば。
長義はまんばに入れ込んでる。ひと目見た時から気に入った。それ以来ずっと見てる。見守ってる。
端末を起動したまま、まんばが自慰を始めたこともあった。ラッキーと思っておかずにした。ちなみにちゃっかり録画している。
まんばの部屋のどこに何があるか、把握している。本人より詳しいくらい。
見てるだけで十分幸せ。写しは自分に包み隠さず全て見せてくれる。
だけどひょんなことから、長義の気持ちに火がつく。
写しが何気なく捨てた物。
あれはどんな匂いがするんだろう。どんな色だろう。実物を手に取り、見てみたい。
そう頭をよぎったらダメだった。気づくとゴミの日に本丸から出たゴミ袋を回収していた。
ひとつ手に入れると、次も欲しくなった。そのうちコレクター精神が煽られた。
写しの物でいっぱいになった。
壁には写しの写真が所狭しと貼ってある。どこをみても写しで大満足。
そのうち長義に政府から指令が下った。放棄された世界の任務だった。
あの写しの本丸行きに希望を出した。運良く監査官として派遣され、運良く写しと対面できた。
実物はすごくかわいかった。(∩´~`∩)
見つめていたら不審に思われた。危ない危ない。
凛々しく戦場を駆け回る写しは初めて見たので、撮影が捗った。コレクションがまた増えた。
しかし困ったことが起こった。
その本丸が特命任務で優を取ったため、報酬として長義が配属されることになった。
それを聞いた瞬間は長義も喜んだ。写しの側にいられる。そしたら長義の収集も捗る。
しかし次の瞬間どん底に落とされた。
自室をどうすればいい。
今長義が政府から与えられた部屋は写しの物でいっぱいになってる。幸せな空間。
もちろん一つ残らず本丸に持っていこうと思う。
しかしもしこのコレクションを誰かに見られたらどう思うだろうか?
異常性癖を疑われないか?
それは困る。
悩んだ。悩みに悩んだ。
(しかし本丸に行けば生身の写しに会える
……
)
うーん。
………
。
(まあバレるかなど知ったことか。斬って捨てればいいだけだ。)
と写し会いたさに、あの写しにしてこの本歌ありな思考を発揮して考えることを放棄。荷物を全部持って本丸へ向かう。
バレる心配をしなければ、本丸は長義に好都合な場所で、写しを眺め放題、写しの部屋に忍び込み放題、撮影し放題だった。楽園。天国。
今までは写しが捨てたものだけを持ち帰っていたが、つい欲が出て、私物にまで手を出してしまう。
盗みは良くない、そう思い、新しいものを代わりに置いておく。
写しは鈍感だから気付きてない。新しいものを普通に使っている。
だけどある日バレた。
よりによって写しに。
押入れからコレクションを出して、並べながら堪能してるところだった。
お互い真っ青になる。写しはオロオロ。そんなオロオロした様子も写真に撮りたい
……
じゃなくて大ピンチ。
なんとか誤魔化そうとするも、まんばの私物だけなら「自分も偶然同じ物を持っていた」で済むが、大量の写真がある。これは誤魔化せない。
「や、山姥切、こ、れは
……
なんで
……
?俺の
……
だよな?」
「こ、これは
……
」
分岐
「監査の一環で
…
」→2ページ目
「人間観察が趣味で」→3ページ目
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