木蔦(キヅタ)
2021-05-10 07:38:53
2062文字
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まんばに彼氏を紹介される長義くんの話【ちょぎくに】




※過去に刀剣破壊あり

長義くんのお相手は別本丸の未亡人極んばくん。

今日も娘夫婦のイチャイチャにイライラしてたお父さんは、本丸にいたくなくて、外出する。
そこで昼間からヤケ酒。
結局夜まで店を梯子し、べろんべろん。
ちょっと飲みすぎた、本丸に帰る前に酔いを覚そう、と思って入ったバー(酔ってるので酔いを覚ますためと言いつつ酒を飲む)

そこでまんばに出会う。

そのまんばはどこか影が合って、幸薄げで、長義は酔ってることもあり「俺が与えてやらなきゃ」という義務感を覚える。

一夜を共にする。

なんでこんなことに???

朝起きて長義が焦る。他本丸のまんばを抱いてしまった。なんでこんなことに???(2回目)

まんばがむくりと起きて言う。
「無かったことにしよう」







というところから始まる長義くんと未亡人まんばくんの恋〜。

未亡人まんばくんはかなり前に恋仲の本歌さん(同本丸)を亡くしてます。そこからずっと独り身でやってきましたが、偶然寄ったバーで他所の本歌様に口説かれ、口説かれ、口説かれ、つい酒の勢いで一夜を共にしてしまいます。

久々に甘えさせてくれる存在に気を許してしまった。

亡き恋刀に操立てしてたのに、と朝起きて後悔します。まんばはその夜のことはなかったことにして、忘れて日常へ戻ろうとします。

が、偶然にも町で再会してしまって、お茶をすることに。(詫びたいと言った。コーヒーくらい奢らせてくれと)

優しくて持てあたな本歌様に惹かれていく。
(この本歌さんは自本丸のまんばを育てたので面倒見が良く、極んばのことも放って置けないとついつい世話を焼いてしまう)

まんばは元恋刀に操立てしてるのに、本歌さんに惹かれてるのも事実で困ってしまう。

そんなある日、本歌様が他のまんばと腕を組んで歩いてるところを目撃する。(娘ちゃんとおでかけだった)

(そっか、あんな優しい本歌、当然恋刀くらいいる、よな……

とショックを受ける極んば。










偶然まんばと再会。何か余所余所しい態度。

まんばの恋刀が他界していることは前回話してもらった。その時に少し打ち解けたと思ったのに、今また距離を感じるので、どうしたんだ??という感じ。

まんばは儚げな印象。極めたまんばなんて図々しい、生意気、厚顔なイメージだったのに彼はまるで違う。

いつもどこか悲しげな顔、自分を見ているようで誰か別の人を見ているような感じ、慎ましやか、そして微かに艶めいた色っぽい仕草。

ずっと恋刀のことが忘れられないんだなと思う。

いつも憂い顔だけど、今日は特に沈んでて、長義はそのことを聞く。突っぱねられて、まんばが帰りそうになるから引き留めて、訳を聞く。すると長義にもう会えないと言う。

理由を聞くと「恋刀がいるんだろ?それなのに俺とするなんて」と言われる。

長義は何を言ってるのかわからず詳しく聞くと、娘ちゃん(※男)と出掛けた日、見られていたらしい。

「あ、それは娘で
「娘!?妻子持ちなのか??」
「いや違う!娘なんていない!うちの子と婿がお父さんお父さん言うから移っただけで!」
「婿!?子どもも結婚済みなのか!?」
「“も”ってなんだ“も”って!俺は未婚だ!」


そして誤解は解け、まんばから「昔のことは忘れられないが、あんたに惹かれている」と告白されて「俺は欲張りだな」って悲しげに笑うから「忘れなくて良いんだよ。欲張ればいい」って長義が抱きしめてハッピーエンドでいかがでしょうか。

終わります!!