木蔦(キヅタ)
2021-04-03 10:04:27
5514文字
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共犯者のちょぎくに【ちょぎくに】※バッドエンド寄りのメリバ






まんばは釈放された。
人に制限される生活は苦痛でしょうがなかった。そしてようやく自由になった。
付喪神だというのに、人の法で裁かれるのは疑問ではあったが、悪い事をしたという自覚はある。


ある程度政府が働くあてを紹介してくれて、住む場所も用意してくれた。
人間の施しに甘んじるのは癪だが、もらえるものは素直に受け取る。どうせ行くあてもない。


ある日、無性に何とも言えない気持ちになって、酒が飲みたくなる。正気を失いたい。
近くのバーで酒を呑む。
強い酒を一気に煽ると、くらりと来た。

「俺にも同じのを」
隣りに誰か座った気配がする。
席なんていっぱいあるんだからどこか行けと思うが、隣からじっとりとした視線を感じる。
すごく嫌。

まんばはそちらを見ずに、空になったグラスを睨んで、もう一杯頼む。

「その辺にしたらどう」

新しく来たグラスを横から盗られる。
むっとして横を見ると、見知った顔で一気に酔いが醒めた。

「長、義……
「久しぶり」




ってことで再会して、その後偶然が続き、何度か会います。そして毎晩暗転へともつれ込み、だけどふたりは恋仲じゃないという関係
ここまでしか書けない。