木蔦(キヅタ)
2020-10-20 22:19:29
1635文字
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木蔦の木蔦による木蔦のためのひとり誕生日会【ちょぎくに】





ちょぎくに
(さにんば?ばさに?風味ありですが違います)


まんばはある日、審神者に夜部屋に来て欲しいと言われる。審神者が少し頬を赤らめ、内緒話をするようにこっそりと告げられた。

まんばは夜伽の相手か、と思う。以前から審神者からのチラチラとした意味ありげな視線には気づいていた。
しかし色恋沙汰は得意ではない。まんばは審神者を密かに避けていた。

それなのに今日、ついに審神者に声を掛けられてしまった。

どうしようと頭を抱える。しかし審神者の命だ、逆らうわけにはいかない。

まんばはいつもより体を綺麗に洗い、審神者の部屋へ赴いた。
「やぁ、遅かったね、偽物くん」

そこにいたのは長義だった。

「は?」

まんばは目を疑った。
長義は寝巻きで布団に正座している。
審神者の姿はない。まんばは一度外に顔を出し、審神者の部屋であることを確認した。もう一度部屋の中を見る。

どう見ても長義がいる。







「ギャハハハハハァァグヘェゲヘェ私がちょぎくにを見たいんじゃぁぁぁ!!こんな日くらい良い夢見せろォォォ!!!存分にちょぎくにイチャイチャしやがれェェ!!結婚しろォォォ!!!審神者に嫌というほどイチャイチャを見せてくれェェ!!ガハハハハハァァ!!!」







(しばらくお待ち下さい)








そしてちょぎくには幸せになった。

完。