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木蔦(キヅタ)
2020-03-21 23:16:33
2397文字
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レベルによる序列がある本丸の話(事例②)【ちょぎくに】
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ちょぎくに
まんばが顕現すると長義がいた。鍛刀したのは長義らしい。
長義はまんばを見ると目を見開き、そしてニヤリと笑った。そして手を強引に引かれ、部屋(長義の)に連れ込まれる。そして襲われる。
まんばは必死で抵抗するが、長義からこの本丸のルールを聞かされる。
この本丸では上の練度の者に逆らってはいけない。拒否権はない。
まんばは真っ青になる。このまま言いなりになるしかないのか、と思った時、間一髪で助けが入る。
長義の部屋に乱入したのは極めたまんばだった。
極んばは初期刀で練度最高。(この本丸では極は99以上としてカウントされる。)
「写しだから慰め者にしようとしたのか?」
「
……
」
「練度上位者として下す、そこの山姥切国広は俺の小姓とし、俺の許可なく危害を加えることは禁止する」
助けてくれたらしい。まんばは極んばに連れて行かれる。
「俺がいれば安全だから、気楽に過ごすといい。何かあったら俺がダメだと言っていたと言え」
極んばは優しく、まんばに世話を焼いてくれる。まんばはその本丸で比較的安全に、健やかに過ごしていた。
しかし極んばと一緒にいる時でも、ギラギラとした長義の視線を感じる。怖い。
長い時間が経った。まんばも練度が幾分か上がった。長義は修行に行き、極めになった。
極んばに言われる。
「長義が俺の練度を超えそうだ。最近長義は主からの覚えがいい。お前が顕現時襲われかけたのは覚えているか?またそんな事態になり兼ねない。俺の力が及ばずすまない」
謝られる。
「いや、今まで無事でいれたのは一振り目のお陰だ。別に一振り目が悪いわけじゃない。出陣部隊は主が決めているし、練度を上げる機会がないのはあんたの所為じゃない。むしろ今までのことを感謝したい」
そこに長義がやってくる。
「さあ、俺が現時点で最高練度だ。俺の言うことは何でも聞いてもらおう」
まんばは屈辱で歯をくいしばる。長義に抱かれることになるのか、とドギマギしている。
「お相手願おうか、偽物くん」
長義が指名したのはまさかの極んばで、ふたりとも驚く。最初の一件があったため、二振り目を狙っていると思っていた。
そこでようやくまんばは気づく。
(ギラギラした目で見ていたのは、俺ではなく一振り目だったのか
…
!確かに見られていると感じた時、いつも一振り目と一緒にいた。それに最初俺を抱こうとしたのだって、一振り目の代わりにしようとしたに違いない。でなければ会ったばかりの色気もないちんちくりんの写しをどうして抱こうと思うのか
…
!)
まんばは真実に辿り着いたが、どうすることもできない。一方極んばは状況をまったく理解しておらず、「二振り目に危害を加えないと約束してもらえるなら、いいだろう」と言っている。長義の狙いは最初から極んばなのに。
「練度上位者は俺だ、下位の者が俺に条件を出そうなんて烏滸がましいだろ。でも
……
、まあいいよ、俺は優しいからね。お前が言う通りにするなら、そこの布くんは見逃してあげよう」
「
…
感謝する」
(違う違う!一振り目、気づいてくれ!狙いは一振り目だから、そんな条件意味はない!)
そう考えるが何も告げることができない。
そして極んばは長義のものにされてしまったという、ちょぎくにオチ
……
(オチてないよ???)
お付き合い頂きありがとうございました!お疲れ様でした!
どうでも良い設定
・極んばは長義くんの雌にされて、寵愛されてます。そのうち長義くんが手を回して、極んばは徐々に出陣回数が減っていき、まったく出なくなります。完全に長義くんのもの。
・布んばはある程度練度があるので、一振りで生きていけます。長義くんは極んばと約束したし、万が一何かあると極んばの意識がそちらに向いてしまって面白くないので、一応布んばも守ってあげてます。
・極んばが抵抗したり、嫌そうな顔したり、拒否するたびに、長義くんが「布くんがどうなってもいいのかな?」って引き合いに出してくる。本当は布んばには興味はないけど、そう言うと極んばが素直に言うこと聞くので。
次ページで蛇足。
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