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木蔦(キヅタ)
2019-09-29 08:55:05
3822文字
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弱ってるまんばに付け込む長義くん【ちょぎくに】
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本丸に顕現した長義はまんばの事が気にくわない。初期刀で近侍で山姥切として顔をきかせてて、腹が立つ。味方もいっぱいいる。(つっかかったら関係ない仲裁が入り、不快な思いをした。)
長義は考える。なんとかマウントを取りたい。
まんばが自分に惚れたら何でも言う事聞くようになるんじゃないか?と考える。
長義にチャンスが訪れる。まんばがヘマをした。しかも落ち込んでいるらしい。そして長義は審神者とまんばの間で認識の相違があることに気がついた。
(そしてさっきのお祈りに続く)
まんばが弱ってる時に長義が洗脳したおかげで、まんばは長義と一緒じゃなければ部屋から出ない。外ではべったり。
長義が望んだ通り何でも言うことを聞く。他の刀とは話すなって言ったら、別に嫌そうな顔もせずわかった、と答える。
まんばが長義に完全に傾倒し、依存してるのは明らかだった。
長義は優越感に浸り、勝ったと確信する。あの生意気なまんばをひれ伏させ、自分のいいなりにさせた。
「主に呼ばれただって?今は誰の刀だと思ってるんだ」
「戦なんてもう行かなくてもいいだろ」
「誰の許しを得てそんなことしてるんだ?」
マウントを取り今までの鬱憤を晴らす。
しかしまんばは理不尽なことを言われているにも関わらず、反論しない。次第にまんばの献身的な様子に段々と心が痛んで行く。
(馬鹿が付くほど愚かだ)
こう仕向けたのは長義とはいえ、まんばの様子にもやもやする。
「長義、頼むから国広を返してほしい。今まで国広と頑張ってきたんだ、急に仕事も戦もしないだと困るよ」
「そう言われてもね。国広は俺の側にいたいみたいだし、それに鬱になってるみたいで、俺がいないと外にすら出れないんだ。鬱って病気なんだよね?病気の刀に仕事させる気なのかな?」
審神者は何も言えなくなる。
国広は長義だけに心を開いていて、他の刀が来ても、兄弟が来たとしても話そうとしない。長義にしがみ付き、顔を長義に押し付けるように隠し、その場をやり過ごす。
長義はそれを見て徐々に愛おしく思えてくる。自分にだけしか懐かない。かわいい写し。
ある日長義が出陣から戻ってくると部屋に国広がいない。自分から出て行くことはないから、審神者を問い詰める。
「今のままだと国広がダメになると思って精神科に入院させたんだ。長義、君が一緒だと良くない。国広は元々ひとりで何もできない弱い子じゃないんだよ」
長義は激怒する。折角あそこまで自分に依存させたのに台無しだ。それにあの部屋から無理やり出されてまんばはどんなに嫌だったか、と思う。
「国広は俺の刀だ!なぜ主が勝手に決める!?」
「長義落ち着いて
…
」
審神者に掴みかかる勢いだったので、他の刀に止められ、自室に戻される。
長義はイライラしている。なぜ引き離されねばならないのか、理解できない。このままだとまんばは元に戻って、自分から離れていってしまう。折角自分の思い通りに、何でも言うことを聞くようになったのに。
何とかして取り戻さないとと考えるがどこに入院しているのかわからない。
今頃まんばは知らない人ばかりで怖がってないだろうか、泣いてないだろうか、と心配になる。
審神者に何度か抗議したが頑なに教えてもらえない。
毎日まんばのことばかり考えている。依存させたと思ったのに、こんなにもまんばに依存していた。惚れさせて何でも良いように扱ってきたはずなのに、いつしかまんばがなくてはならない存在になっていた。
長義は少し前まで優越感に浸っていたはずなのに、今は喪失感でいっぱいだった。早くまんばに会いたかった。だけど治療を終えたまんばは長義への依存心などなくなり、見向きもしないはずだ。会いたいのに会うのが怖い。
何週間か過ぎてまんばがようやく帰ってきた。まだ通院は必要だが、ある程度回復したので、本丸に戻された。
まんばは長義の元に訪れる。長義の側にいた頃よりも、心なしか表情が晴れやかに見える。縋るような瞳はもうない。
長義は悟る。もうまんばの心は自分から離れてしまったと。
もうまんばは自分なしで生きていくし、以前のような生活になるだろう。それなのに自分はまんばの事が恋しくて寂しくて、まんばのことばかり考えてしまう。依存していたのは自分の方だったのかと思い知る。
悔しい、つらい、悲しい、腹立たしい、いろんな感情が込み上げる。
「本歌、会いたかった
…
!」
まんばが長義にぎゅっと抱きつく。長義は目を白黒させた。なぜ??
「国広、もう洗の
……
、鬱は治ったんじゃないのか
…
?なぜ今も俺に抱きつく?」
「あ
…
すまない、俺なんかが抱きついたらダメだっただろうか
……
?」
「いや構わないよ」
そしてちょぎくには幸せになった。
お疲れ様でした!!!・:*+.(( °ω° ))/.:+
コメディだって言っただろォォォォ!!
読んで頂きありがとうございました!
まんばは一人でお外出れるようになっただけで、別に長義くんに対しての感情は変わっていない。
洗脳って言いかけてんじゃん!
ちなみに「構わないよ」は食い気味で言ってます。
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