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木蔦(キヅタ)
2019-05-26 01:58:05
5339文字
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愛妻家本歌【ちょぎくに】
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2
本歌が出陣中、まんばは洗濯物を畳んでたんだけど、部屋に堀川くんが訪れる。
まんばは嫌われてると思い込んでるのでギクリと身体をふるわせる。
「兄弟、たくさん謝りたいことがあるんだ。」
堀川は膝をつき、まんばを見つめる。まんばは何故謝られる中分からず、見つめ返す。
「顕現したばかりで、兄弟の意思も聞かずにこんなことになっちゃってごめんね。
……
嫌だよね?長義さんを止められなくてごめんね兄弟」
心配そうに眉を下げてる。
一瞬何を言われてるのかわからずきょとんとするが、長義との結婚のことを謝られているのかと思い至る。
「別に兄弟が謝る事じゃない。その
……
少しびっくりはしたが
……
嫌では、ないし
……
」
そういうと酷く傷ついた顔をする。
「そうやって思うように刷り込まれてるんだ
…
」
「え?」
「僕達の力が及ばなかったばかりに、向こうの良いように話が進んで
……
!そうするように仕向けてたんだろうね、先手ばかり打たれて成す術もなかった」
「兄弟??」
「酷い事されてない?えと、ほら、その夜とか、無理矢理、強いられてるんじゃ、ないかな
……
」
まんばは閨のことを聞かれてると気づき真っ赤になる。
「本歌は、優しいし、無理矢理とかはない
……
」
「やっぱり!!」
堀川が怒り顔で大きな声を出すためにビクリとする。
「兄弟の貞操概念がわからないうちに手篭めにしちゃう作戦だったんだ!何にも知らない兄弟はそうするのが当たり前なのかって思うから、嫌がらないだろうし!だからあの時一般知識を与えないために僕達を近づけないようにして
……
!悔しい
……
!!」
「兄弟??」
「僕達の部屋に行こう!!」
「待ってくれそんないきなり
…
!」
「大丈夫、僕達が匿ってあげるよ!絶対に長義さんには連れて行かせないから!」
まんばは堀川くんを落ち着かせて、話し始める。
「兄弟の気持ちは嬉しいが、俺は本歌の妻になるのは嫌じゃない。」
「それは顕現の時からの刷り込みで
…
!」
「聞いてくれ、俺と本歌は
……
その、
………
あ、愛し合ってるんだ
……
!」
まんばは顔を真っ赤にしながらやっとの思いでそう告げる。
逆に堀川くんはすごくショックを受けた顔で、俯く。
「兄弟にそこまで思い込ませるなんて、
………
酷い
…
。」
わかってもらえない。堀川くんは
「僕に任せてくれれば大丈夫だから。兄弟をあの男の洗脳から覚ましてあげるからね
…
!」
って言う。
まんばが困り顔でえっとえっとってなってると、本歌が現れる。
めっちゃ桜舞ってる。誉取ったのか、必死に表情保とうとしてるけど口元は緩んでる。
「堀川殿、無理に国広と結婚したのは申し訳ないと思っている。ご兄弟との時間も取らずに奪うように独占してしまったからね。今更と思うかもしれないけど、俺達の関係を許してほしい。俺達は!愛し合っているから!!」
聞いてたな。
「こちらの意見には耳も貸さなかったくせに、兄弟を手中に収めたら掌を返したようにご機嫌取りして、卑怯なものですね。」
まんばは間でおろおろ
……
。
「当人同士の気持ちが先じゃないかな。」
「その当人の気持ちすら無視して、兄弟を手籠めにしたくせに。」
「無視はしてないよ、初めての夜だって国広はよさそ
…
」
「わーわーわー!!」
嫁の親族に夜の話をするな。
「きょ、兄弟、とにかく俺は本歌と真剣に
…
ぁぃし合ってるんだ!信じてくれ!」
「俺の国広が可愛くてつらい
…
」
本歌がぎゅうぎゅう抱き着いてくる。
「あんたうるさいぞ!誤解を解く気あるのか!」
まんばは抵抗する。反対してる堀川くんの前だから、余計火に油を注ぐのでは、という発想。
やっぱり予想通りで堀川氏は仁王立ちで
「絶対に認めませんからね!!!」
と宣言してちょぎくにエンドレスファイトエンド
…
?
お疲れ様でした!
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