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森永
2022-11-19 21:07:52
18056文字
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春の嵐に紛れて泣いた④
無限×風息/くたびれ大学講師×訳アリDKの現パロつづき/※未成年喫煙の描写がありますが、決して行為を奨励するものではありません。お酒と煙草は成人してから
1
2
3
暗がりのなかで、無限は目を開けた。
風が強い。断続的に吹き付ける海風が、宿の外壁をミシミシと軋ませるのにどうしても意識をとられて、寝つけないでいた。眠ろうとつとめて目を閉じても、瞼の裏に思い出したくもない光景が浮かんでは消え、それが引き金となって耳の奥で鳴り出すので、焦燥感や不快感ばかりが高まって、目を閉じているほうが疲れてきてしまう。
仕方なく身体を起こした無限は、鬱々としながら額をこすった。目の奥がわずかにうずいている。ここに来てから睡眠導入剤に頼らずともなんとか寝付いていたのに、今晩はどうも難しそうだ。天気が荒れてきたから、神経が昂っているのもあるのだろう。投げやりに溜息をつくと、無限は億劫に思いながら布団から抜け出した。
鞄の中から薬を入れた紙袋を取り出して、横着にも電気もつけないまま包装シートをかさかさやりながら、ふと思いついて障子を開ける。窓の向こうは案の定、とっぷりと暗く見通しのない景色が広がるばかりで、明るいときにはすぐそばに見えるはずの海さえ判別がつかなかった。窓越しに聞こえるぞろぞろという波の音がなければ、そこに海があるなどわからないだろう。
まばらに立てられた街灯が、電線をぶらぶらと揺らすのだけが辛うじて見える。錠剤を二つ押し出して、先に口の中に放り込んだ。湯のみに寝る前に飲み残したお茶が入っていたので、これでいいかと口に含んで無理やり飲み下してしまう。この手の薬は水が少ないと効きが悪いので、ポットからぬるくなった湯をついでいたとき、ぼんやり眺めていた窓の向こうでなにかがちらりと動いた気がして、無限は動かしていた手を止めた。
気のせいかとも思ったが、視線を戻す前ににまたチカ、とひらめく。点のような線のような、ネオンの光にも似ている。あれはなんだろう。湯のみを置いて、窓に身を寄せて外に目を凝らした。
見ようと思って見てみれば、一体になって溶けていた海はその波立つ表面を視認することができる。強い風で雲が千々に流れているからか、不安定な光の鱗が黒い水面に散らばっている。その頼りない明るさが、海の淵をゆっくりとなぞるようにして動く、ひとりの人の形を浮かび上がらせている。無限の意識を引き付けた豆粒ほどの小さな光源は、その人影に追従して動いている。
さらに目をこらすと、ちょうど街頭の下を通りかかったその人影の輪郭がひときわ闇の中に浮かび上がる。遠目からでもわかる、肩口までやわらかそうに跳ね返る猫っ毛の、あの頭の形は。
「風息」
無限の口から意識せず、彼の名前がこぼれ落ちた。防波堤の上を、海風に煽られながら無防備に歩く痩躯が今にもほろりと吹き飛ばされそうで、気付いたときには部屋を飛び出していた。
街灯もほとんどない通りは、墨で満たされたように暗かった。そのうえ、外に出るといっそう波の音が騒がしく、呼吸の音はおろか足音さえ掻き消されてしまう。影もなにもかも曖昧な視界の先に、Tシャツを着た背中のぼんやりとした白さえ心許ない。彼の手元でゆらりゆらりと揺れる、小さなちいさな火が描く奔放な曲線だけが、無限の足を導くよすがだった。生ぬるい潮の匂いに混じって、苦味のある匂いが無限の鼻先を掠める。
「風息
………
?」
じゅうぶん近づいたところで、その細い背中に向かって声をかけた。
ふらふらとした足どりがひたと止まる。風を受けてふくらむ髪とシャツに埋もれるような薄い肩をゆっくりと振り向かせた風息は、後ろを追ってきたのが無限と知ると、一瞬ひどくおどろいた顔を浮かべてから、すぐ取り繕うようにニッと顔を綻ばせて見せた。
「無限さん、こんばんは。何やってるの、こんな時間に」
「
…………
それはこっちのセリフだ」
「散歩」
「散歩、って
………
」
風息はあっけらかんとしているが、彼が立っているのは風の吹きすさぶ防波堤で、少しでも足を踏み外せば海に放り投げられるか、それでなくても下のコンクリ敷に叩きつけられてしまうだろう。隣に立ってよくよく見れば、なんと素足で歩いていた。無茶に無茶を重ねるのは若者らしさといえば聞こえはいいが、無限は大人らしく顔を顰めてみせた。
「靴はどこにやった」
「そのへん」
「危ないだろう」
「ええ? 大丈夫だよ、よくやってるし」
「よくはやるな
……
」
ごく軽い口調で嘯くのに、思わずがっくりきてしまう。対する風息はまったく応えていない表情で、ヘラヘラと笑ってなどいる。
「で、無限さんは? どうしてこんな夜中に外に?」
「
………
眠れなくて」
無限が短く答えると、風息はふうんと鼻を鳴らした。おれも、と彼もごく短く答える。
「無限さんも、散歩しようと思ったの?」
「いや
……
窓の外を見たら、きみが見えたから」
「
…………
それで、わざわざ?」
「こどもがこんな時間に、しかもこんな天気のなか出歩いていて、放っておくはずないだろう」
言って見上げると、風息は憑き物が落ちた、とでも言えばいいのか、そんな力の抜けた顔をしている。同じ表情を、つい一昨日くらい前に見た気がした。
「
…………………
そっか」
口の中でぽつりと相槌をうって、風息は目を伏せた。そうしている今でさえ、あと少し強い風が吹きでもしたら、と無限の眉は寄るばかりだ。さらに一言咎めようと開いた口は、風息のうしろから吹いた風に舞いあげられる紫煙に封じられた。
風息の左手の先で、一本の煙草が細い煙をたなびかせている。先端が絶え間なく吹く風のためか、常に蛍火のようなちらちらとした明かりを灯していた。これが、風息の気ままな手の動きに合わせて暗闇の中でグニャグニャと不規則に光線を描いていたのだ。
無限は打って変わって、静かに抑えた声で風息に語りかける。
「未成年喫煙は禁止されている」
「知ってる」
風息もまた、穏やかな口調で答えた。その柔らかく眇めた瞳からは、悪事に手を染めることを愉しむ様子は見られなかった。彼はさも当然のように頷きながら、また自然な仕草でフィルターに口をつける。噎せもせず、かといって乱雑に扱うでもない仕草は、明らかに手慣れていた。たった十七歳の少年が、こんなことに慣れ親しむ理由を絞りきれずに、無限は口をつぐみながらも風息の瞳をしたから覗き上げる。
その色に負けてか、風息はちょっと困ったように眉尻を下げる。薄く開いたくちびるの隙間からほろりと煙を吐き出して「俺がこんなことするはずないって思ってた?」と首を傾げた。白い筋は空気に晒された端から風に紛れてスルスルと消えていく。無限は答えなかった。風息がもし言葉の裏に「失望した?」とか「軽蔑した?」を隠していたら答えはノー、だけれど、言葉通りだとしたらそう答えるのは失敗だと思ったからだ。
無限のだんまりになにを汲み取ったのか、風息はふっと笑いとも溜息ともつかない吐息を落としてから、平坦な口ぶりで続ける。
「時化のときは大人はみんな煙草を吸うから、まあ、そういうもんだよ」
「そういうものって?」
微笑んだ風息はしかし、すぐには答えなかった。無限への意趣返しのつもりかもしれない。目を伏せて、煙草を挟んだ指先をだらりと垂らし、ふいに足を動かした。なにも告げずに歩き出した風息の横について、無限はその影に引っ張られるようにして暗い夜道に足を踏み出した。歩きながら見上げた少年の横顔は夜の暗さに霞んで、その機微を読み取ることができなかった。
問いに対する答えが得られなかった無限は、表情の読めない風息に対してこれ以上踏み込んでいいのか迷った挙句、また風が強く吹いたことを言い訳にして、都合よく大人の皮をかぶって諭すことを選択した。我ながら、意気地のないことだと思う。
「風が強い。危ないから降りなさい、風息」
「やだ」
「
…………
」
とりつく島もない。表情は穏やかだが、聞く耳を持たない頑なさがもどかしかった。同時に、風息の振る舞いにどこか懐かしさを覚える自分を内側に認めて、無限はグッと鳩尾に力を入れる。嵐に神経が波立っているのだろう、今は何も思い出したくないので、感情ごと記憶を腹の底へ押し戻した。
「そんなに心配ならつかんでおけばいいんじゃない?」
「え、
………
」
面食らって目を白黒させる無限を、風息はどこか試すような目をして見つめている。じっとその目を見上げていると、ひときわ強い海風が吹いて、しゃんと立っていた風息のつま先がついにじりりと地面を動いた。そうなるとなかば反射的に、無限は手を伸ばしていた。煙草をはさむ指の、少し上。
握った少年の手は、冷たかった。どれくらい風に晒されながら歩いていたのだろう。昼頃に無限が宿へ帰ってから、風息のその後のゆくえを知ることが出来なかった。祖父母は特になにも言っていなかったが、昼間の服のままということは、下手をすると本当は家に戻ってさえいないのかもしれない。だとしたら、ずっと外にいたのだろうか。
「
………
ほんとに掴むとは思わなかった」
自分よりも幾分か小さい手の冷たさに思案していた無限の耳に、風息のどこか呆然としたような声がぽろりと落ちてくる。視線をあげると、濃紫の瞳が握られた手をじっと見下ろしている。
「大人と手繋ぐのなんて、ガキの頃じいちゃんとしてからはじめてだ」
平坦な穏やかさの下に、戸惑いとよろこびが複雑に入り混じるのが透けて見えた。頭を撫でてしまったときといい、こんな何でもないことで心を揺れさせる風息が、健気に思えていっそ切なかった。
ミンから聞いた話が脳裏によぎる。都会から一人だけで帰ってきたという風息の母。きっと風息は、父親と手を繋ぐという、肉親と関係の希薄だった無限ですら覚えのあるささやかな経験さえしたことがない。外から見ても、外から見るほど、この場所は風息にとって、きっとひどく生きにくい。別の場所へ行きたいと願って、当然だと思った。けれど実際は、他でもない彼自身がここから出ていくことを認めないでいる。
おかしな緊張感を共有していた二人は、どちらからともなく再び歩みをはじめた。風息は煙草をどうにかしようとはしなかったが、無限の手もふりほどかなかった。そうしている限り、少なくとも彼がフィルターに口をつけることはないので、それでいいことにする。そのまましばらく、繋いだ手はそのままにふたりは黙って歩いた。街灯は少なくて視界は不明瞭だし、相変わらず風は強い。
注意したのだから、無限は彼を連れて宿に戻った方がいいことは明白だった。そうするのは簡単で、この、引っ掛けているんだか繋いでいるのだかよく分からない手を、ほんの少しの力で引いてしまえばいいのだ。しかし、無限はそうしなかった。できなかったという方が、あるいは正しい。
ミンや虚淮の言葉が脳裏をよぎった。二人とも、風息をこの嵐の気配のする場所から連れ出そうとして、それが叶わなくて、外から訪れた無限によって何かが変わらないかと期待している。けれど本当は、無限だってどうしようもない嵐のなかからいっとき逃げてきただけだと知っていたら、二人は同じようにしただろうか。無限が色んなものを捨てたり手放したりしてきた、空っぽな人間だと知ったら?
頑なな風息に、無限が見てきた「外」とやらの話をしたっていい。なんなら無遠慮に連れ出してしまったっていい。けれどその選択は、彼をつかって空白だらけの自分の隙間を埋めることにならないだろうか。それは、町の大人がしているように風息を消費することと何が違うのか、無限には自分すら納得させる答えを導き出せないのだ。
悶々と思案する無限の手の中でほのかに緊張したような少年の手は、徐々にぎこちなく力を入れて男の手を握り返してくる。こうして触れてしまえば、風息の手の感触は記憶の中にあるものと全く異なる。あたりまえのことだが、節のたった指の長さも、時折ささくれの触れる肌も、無限が手放したものと結びつきはしなかった。
湿っぽい記憶を振り払うように、無限は風息に投げかける。
「
……………
なあ、さっきの。『そんなもん』って、どういう意味なんだ?」
風息、とひとつ名前を呼ぶと、波の音の狭間でふで、と息をつくのが聞こえたあと、風息は前を見ながらつぶやいた。
「暇つぶし、ってこと」
「ひまつぶし」
「大した意味じゃないけどね」
鸚鵡返しする無限に、風息はひとつ笑ってみせる。
「こどもは煙草を吸っちゃいけないし、酒だって飲んじゃいけない。深夜に出歩くのもだめ。あと、はだしで歩くのも。大人も子供も、ここにいる奴らだって、そんなことはみんな知ってる。けど誰も止めないし、なんなら大人はすぐ子供に酒や煙草を覚えさせたがる。無限さん、なんでか分かる?」
「
………
いや」
「ここから出したくないからだよ」
突きつけるみたいにして言い切ると、呼吸ひとつをおいて、風息の口がするすると回り出した。まるで、堰き止めていた河を放ったみたいだった。
「子供のうちからヤニ吸って酒飲むなんてまっとうじゃないし、そんなやつが『真っ当な人』だらけの都会でまともに生きていけやしないって分かってるんだ。運良く端っこに縋りつけても、そういう奴はいつか絶対、立ち行かなくなって戻ってくる」
おれのかあさんみたいにね。そう言った声は皮肉げで、しかし語尾が苦しげに詰まっていた。
「俺の母さんの話、そろそろ誰かから聞いたろ」
無限は答えずに、風息の横顔を見上げた。少年の唇が形ばかり笑みを描いている。風に煽られた髪が、表情の抜け落ちた風息の頬を嬲っている。隙間からのぞく頬は、流れる雲の間から差す月明かりよりも青白かった。
「俺の母親だけじゃない。みんな、そうじゃないフリしてるだけ。そういう奴ばっかりなんだ、この町は。昔からずっとそう。そうして育ってきた大人たちが、お前たちだけ逃がさねえぞって、俺たちこどもの首根っこ掴んでるんだ」
風息の手に力が入り、ひとまわり大きな無限の手の中でかすかに震えていた。どんなに大丈夫だよ、と優しい声をかけられ、肩をやわらかな毛布でくるまれても、じっと身を固くしていた幼い子供を思い出す。自分より小さな手はいつかのそれのようにやわらかくもなくあたたかくもなく、ただ痛々しいほど強ばっていた。
繋いだその間に、わずかに生まれたぬくもりがあったが、それは吹きすさぶ春の荒風に生まれた端からすぐ吹き冷まされていく。心許ない熱を逃がしたくなくて、無限はそっと少年の手を握り返した。その感覚に無限の存在を思い出したかのように、風息はふっと青白い顔をした男に焦点を当てる。
「わかった? それがこの町の生き方なんだよ、無限さん。酒も煙草もなにもかも、このちっぽけな場所で死ぬまでの暇つぶしなんだよ」
煙草の苦味にも動かなかった少年の表情は、その時初めて苦しさを滲ませて、それでも笑っていた。そうでもしていないときっと、耐えていられないのだろうと思う。
まっとうでない。正しくない。彼自身がいちばん、そう思っていることだろう。誠実な少年だ。誰より苦しんでいるくせに、外へ八つ当たりするなんて、はなから選択肢にさえ入っていないから、ひたすら内側にいる自分に強いている。
出て行くことも、出て行った先で生きて行くことも、どちらも選べずに燻って、ここで流されることのみが風息という少年にできる、最善なのだ。
いつの間にか止まっていた足を、風息はまた流れるように動かしはじめた。数歩すすんでから、それに、と前置いて、乾いた声音をして風息は言葉を継ぐ。
「俺がやることなら尚更、それが悪けりゃ悪いほど、大人は止めたりしないよ、きっと」
そう言った風息はもう、もとの調子を取り戻して軽い笑みを浮かべていた。そうであってたまるかと思いながらも、そうなのかもしれないと思わせるに足るものを、ミンの話から、主婦の噂話から、無限は拾っていた。そうなるともう、なにも言うことができずに、ただ風息の手を離さないで歩みを並べるのみだった。風息も、無限がなにも言えないことを察してか、口を噤んで繋いだ手をゆるゆると揺らした。
無限と風息の間、繋がれた手ぶらん、ぶらん、といびつな振り子のように揺れている。それに合わせて煙草の火が、オレンジ色の細いネオンを暗闇に描く。ゆるく伸び、曲線を描き、揺り戻ってはたまにぶれてぐちゃぐちゃの線になる。ささいな光源なのに、それはやけに目に焼きついた。そろそろ焼き切れそうな小さな火だった。
「じいちゃんたちだって、俺が夜通し帰らなくたってちょっと小言言うだけ。あとは言われた通りに宿のことやってれば、自分たちの老後は安泰ってんでとやかく言わないし、楽なもんだよ」
「
……
だから大学、行かないのか」
気づけば、ぽつんと、意識の外でそうつぶやいていた。風息は意外そうに瞬いてから、あんたまで、と笑った。大学の先生だからってそんなに大学行かせたいの、と揶揄う口調でいう彼に、そういう訳では、と無限は口ごもった。
「行かないというか、行けないというか、まあ行かないかな」
「
……
なぜ?」
金がない、学もない、と彼は言う。無限がなにか言う前に、それに、と彼は続けた。
「こんなんでも、キチョーなオトコデ、だし」
まるで、誰かに言われたことをそのまま口にしたような無機質さだ。実際、この予感は間違っていないだろうなという確信が、いまの無限にはあった。
祖父母に面と向かって渋るでもなく、淡々と仕事の手伝いをする風息の姿を思い返す。あれは慣れではなく、少年なりの諦めなのかもしれない。そうしていれば、街の大人たちはやれやれと肩を竦めてこう言うだろう。母親の二の舞にならずに済んだね。そうすれば祖父母も気が楽だろうと、風息は思っているのかもしれない。そう思い至るにつけ、ますますやるせなかった。
「それとも」と言葉の隙間で、繋いだ風息の手にきゅう、とかすかな力が込められた。気づけば触れ合った皮膚が、どちらのものかわからない体温を帯びている。無限は顔を上げて、風息の瞳を見た。煙草の先ほどの、ほんの小さな光が、目の奥で灯ったのを、確かに見た。
「あんたが連れてってくれるの」
せんせい、ねえ。
答えられないまま、湿る潮風で煙草の火は消えた。
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