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こꯓレ)ろ🌟🦄🌈🌟
2024-12-06 20:56:01
7901文字
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ひどいのはどっち?
妊娠失踪ネタです。コノチャ♀
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♦︎
軍を辞めたタイミングでコノエの連絡先はブロックしてあった。
ブロックを解除し、ラミアスとフラガとノイマンに見守られる中、久々にコノエに連絡をいれる。勤務中かもしれないし、メッセージを送っておけば良いのでは。というチャンドラの意見は却下されこの場で今すぐに通話をかけるよう強く言われて逆らえなかった。
緊張しながらもコール音が繰り返される端末を握りしめて応答を待つ。
いっそ繋がらなければまた後日ということになるのにと願うもむなしく、コノエは応答してくれた。
『
…
ダリダ?』
震え声のコノエ大佐。二人きりで会った時のように名前を呼んでくれる。
二人で過ごした時間にコノエが言ってくれた言葉は全てを遊び相手をキープしておくためのリップサービスだと信じていたので、罪悪感が増した。
『本当に? 君なのか』
「コノエ大佐、チャンドラです。ご無沙汰しております。今お時間よろしいでしょうか」
『絶対切らないでくれ! ダリダ、お願いだから私の話を聞いてくれ。私が何かして君を怒らせたんだろう? 突然辞めるなんて余程のことだ。不甲斐なくもどうして君をそこまで怒らせたのかわからない。だが謝るし、何でもするから突然何も言わずにいなくなるなんてことだけは』
通話できるかどうかを尋ねたら縋られた。スピーカー通話にしてあったのでラミアスに視線を向けると小声で「早く妊娠の事を言いなさい」と指示された。
ごくりと唾を飲み込み、乾いた口の中を湿らせてからチャンドラは告げる。
「実はですね
…
自分、妊娠してまして」
『ッ
…
』
端末の向こうで息をのむのがわかった。
ラミアスが「理由を話して謝りなさい」と小声でさらに指示してくる。
「大佐は既婚者だと思ってましてぇ
…
あー、その、自分の妊娠はご迷惑かけると思いましてぇ
…
いなくなった方がいいかなって
…
あのー
…
すみませんでした
…
」
気まず過ぎて歯切れも悪くなるというもの。コノエは無言のままだ。
無言の間がつらい。段々と自信がなくなってきた。そもそもラミアスらの言う通り本当にコノエは自分のことを好きでいてくれるのだろうか。そこをまず直接確認するべきなのでは、と思って半ば自棄になり勢いで聞いてみた。
「てか、チビで眼鏡のモブ顔ナチュラル女と結婚したいとか正気なんですか?」
『
…………
は?』
数秒の無言の後、これまで聞いたことのない低い声で問い返された。
ラミアスは両手で口を押さえて目を見開いているし、フラガは額を抑えて「あちゃー
…
」とつぶやいた。
ノイマンからは怒られた。
「お前、なんて事言うんだよ! コノエ大佐に謝れよ!」
「え、だって
…
でもさぁ」
落ち着いていて、優しくて、仕事もすこぶる出来て、かっこいいエリートコーディネイターのコノエが自分のような女と真剣に付き合いたいとか、まして結婚を申し込むなんてとても信じられるものではない。抱いて当然の疑問ではないか。
すると、端末の向こうで、コノエが抑揚の無い声で呟いた。
『今から君に会いに行く』
「はい?」
『三十分以内にオロファトの軍港に降りる。ノイマン大尉、そこにいるな? ダリダを逃がさないようにしてくれ』
言うなり、通信は切られた。
「ミレニアムって軌道上なんじゃ
…
三十分は無理だよな?」
通話の切れた端末を手にラミアス達を見る。三人は青ざめていて口々に「まさか
…
デスティニー?」「モビルスーツの私的利用なんて軍法会議モノだぞ」「あの感じだとやりかねないのでは?」と話し合っている。
宇宙にいるミレニアムからここまで三十分で来るとなると、確かにデスティニーレベルのスペックのモビルスーツで降りてくるくらいしか無い。
出動でも無いのにまさかな。と思ったが、チャンドラは三十分後にコノエの本気を思い知る事になる。
おわり
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