でがらし
2024-08-03 01:54:51
8628文字
Public 【キンプリ】アレユウ~全年齢~
 

【アレユウ】Fellen the Polaris【あなたに会いに来ました】

SSSから約5年後。自殺した涼野ユウ。その墓にアレクが訪れるお話。
~注意~(必ずご確認ください)
・自殺の描写が含まれます。苦手な方は閲覧をお控えください。
・CP要素は低めです。恋愛描写はほぼありません。
・映画プリズムショーベストテンの先付インタビューの情報が含まれます。
・アレク視点のお話です。他、黒川冷が登場します。


 この度はお読みいただきありがとうございました。ここからは後書きです。
 実に数年ぶりに書いたアレユウ作品でした。墓参りオンリーが開催されることになった昨年から温めていたお話でしたが、まさか公式が大きく動く時期と被るとは……。そして大変暗い話になってしまった……
 
 以下裏設定的なものを載せます。
・イベント中Passwordにした数字はユウが自殺した日(1/26)です。
 四十九日が丁度3/14となります。

・大和アレクサンダー
 19歳になる春にアメリカに向かい、そこで自分なりのストリートを追求していました。この話の時点では21歳。精神も大分円熟し、自分の身体のピークについて考える時期に差し掛かっています。仁科カヅキのことはもうそこまで意識していません。自分は自分であることをきちんと自覚できています。(涼野ユウも言ってますが……人には言えるけど自分自身にはかけてあげられない言葉……
 彼にとって、涼野ユウの存在は何だったのでしょうか。ライバルでもない、同期でもない、後輩でもない。そして友達でもない。けれど過去の自分の真っ直ぐな面を見ているようで眩しい存在だったのかもしれません。彼が涼野の墓に来ることはもうないでしょう。

・涼野ユウ
 18歳になる前に死んでしまった、小さ「かった」スタァ。13歳だった彼が成長し、かつてのOver The Rainbowと同じ年になったころ。自分と彼らの差をどこかで感じてしまったのがこの結末のきっかけかもしれません。彼が努力不足だったわけではありません。ちゃんと涼野ユウには彼にしかない魅力があり、仲間があり、支えてくれる人がいました。冷さんが語っていたように、彼の悩みはきちんと時間が解決してくれるものだったはずです。けれど、自分が憧れていた存在が遠くに行ってしまった寂しさ、現状への不満、嫉妬、好きな人を祝福できない自分への絶望。それらが積み重なっていき、彼は空へと飛んでしまいました。死への欲求は「日にち薬」を待てないくらいに全てを暗く飲み込んでいくから恐ろしい。
 アレクが彼を助けることができたかもしれないかは……分かりません。 


 この世界では、こんな形になってしまいました、が!!映画キンプリはまだまだこれから!
 公式アレユウもまだまだこれから!劇場に向かうのがとても楽しみですね!