Privatter+
Font
Serif
Sans Serif
Color
Light
Dark
auto
Font size
Large
Medium
Small
Language
Japanese
English
Sign in with Google
Sign in with ID and password
Account ID
Password
Sign in
Forgot password?
Create account
Hizuki
2020-08-24 21:28:57
2773文字
Public
FF14
Clear cache
この景色を共に
【FF14】公光。紅蓮祭の花火を第一世界に持ち込んだヒカセンの話。一部5.3メインクエのネタバレありなので注意。一緒に見たいもの。
1
2
3
「行くよ、ラハ!」
「え?」
いきなり石の家に姿を見せたかと思うと、彼女はおもむろにオレの手を取って走り出した。
見方によっては連れ去られたとも取れるのかもしれない。
暁の受付嬢の「いってらっしゃいでっす」という徐々に小さくなる声を聞きながら、彼女に引かれるまま駆けていく。
「お、おい!待てって!」
レヴナンツトールの西の門を抜けたところで、オレの声に彼女が足を止めた。
武器自体はあるとはいえ、それ以外は何もない。
「一体どこに行くんだ?」
連れ出した理由を問うべく背中に声をかける。
回答次第によってはもう一度準備に戻らなければならない。
「
…
当然、花火を見にだよ!」
振り返った彼女は、笑ってそう言った。
「花火
…
」
第一世界で交わした約束のことを思い出した。
いつか二人で見よう、と。
あれは『水晶公としての自分』と交わされたものだと思っていた。
「一緒に見てくれるんでしょ?」
こちらに一歩踏み込んで、オレの顔を見上げる。
こんな形で原初世界に戻ってくることになるとは思っていなくて。
きっとあれは叶わない約束になってしまうと思っていたのだから。
「
…
ああ、そうだったな」
グ・ラハ・ティアか、水晶公か。
確かにオレはこっちではグ・ラハ・ティアで、向こうでは水晶公で。
名こそ違えどもどちらも同じ。
彼女の言葉は、『オレ』と見たい、という意味だったのだ。
「うん!それじゃ、行こう!」
彼女が転移魔法を唱える。
行き先は多分コスタ・デル・ソル。
ちょうど今現地では紅蓮祭の真っ只中とのこと。
元々彼女が持ち込んでくれたあの花火自体も紅蓮祭の実行委員から分けてもらったと言っていた。
だが、レヴナンツトールにいた他の冒険者達の話によれば、何やら人食いザメが出たらしいという噂があるらしい。
随分物騒な話だが、噂は噂だろう。
そう思っていたら、彼女共々サメ退治に借り出されることになったのはまた別の話
…
。
1
2
3
Reaction
If you make a mistake, you can cancel it by pressing the reaction.
Custom color
Reset color
広告非表示プランのご案内