Privatter+
Font
Serif
Sans Serif
Color
Light
Dark
auto
Font size
Large
Medium
Small
Language
Japanese
English
Sign in with Google
Sign in with ID and password
Account ID
Password
Sign in
Forgot password?
Create account
enoki181
2024-10-07 12:54:27
2181文字
Public
ごだが如く班
Clear cache
シルくんとの同人誌
イフカプ…未満くらい。注意書きは1ページ目。
1
2
3
4
▼シルくんの発狂を平手打ちで解除するアイザイア
レオンハルト殿が狂気に振れたらしい。前も見えない様子である。
副官に隊を任せ、大股で近付いた。俺の武器が床を擦る音がするだろうに、気にする素振りも見せない。
「失礼」
手袋を脱ぎ、平手で頬を打った。
視線が交わる。怒りの色に貫かれ、ゾッと肝が冷えた。
しかしそこは流石レオンハルト殿。一瞬の後に正気を取り戻したことがわかった。
「轢き殺すならあちらを先に」
後でいくらでも怒られますので、とは冗談で付け足す。これで怒る人でないと知っているので、伝わらなくてもいい。
視線が俺から逸れる。そうだ、貴方は前を向いているのが貴方らしい。
――
その後はレオンハルト殿の活躍により、無事勝利を収めることができた。
引き上げようとしていたところ、レオンハルト殿から声がかかる。礼を告げる声に、いいえ、と振り向いた。
「私の方が助かりま
……
あ」
言葉が止まる。
レオンハルト殿の頬には、真っ赤な手形の跡がくっきりと残っていた。
下手な加減をしないほうが正気に戻るだろうと、手袋も脱いだし、包帯のない側に張り手をしてしまったのだが
……
ここまで鮮やかだと、痴話喧嘩で女に叩かれたみたいにも見える。そんなことをする人ではないが、拾い上げて騒ぎそうな面々の顔が何人か浮かんだ。
「すみません
……
何か言われたら俺の名前をだしてください」
眉間に寄った皺を指で伸ばしながら伝える。
怪訝な顔をするレオンハルト殿に詳細を伝える前に、互いに部下に呼ばれ、それきりになってしまった。
まあ、真っ赤なのは今だけだろう。
そう楽観視してしまったのがよくなかったかもしれない。
あの後、レオンハルト殿の頬は思い切り腫れた。
周りが騒いでちょっとした噂になるとは、この時の俺には思いもよらなかったのだ。
1
2
3
4
Reaction
If you make a mistake, you can cancel it by pressing the reaction.
Custom color
Reset color
広告非表示プランのご案内