Privatter+
Font
Serif
Sans Serif
Color
Light
Dark
auto
Font size
Large
Medium
Small
Language
Japanese
English
Sign in with Google
Sign in with ID and password
Account ID
Password
Sign in
Forgot password?
Create account
こꯓレ)ろ🌟🦄🌈🌟
2024-09-25 01:27:39
11864文字
Public
コノチャ♀ほにゃっと小説
Clear cache
返す言葉も無い
ほにゃっと時空コノチャ♀
妻可愛すぎ問題に直面して見通しの甘さが露呈して後悔の念に苛まれるコノエの話。
メインシリーズはコチラ
https://www.pixiv.net/novel/series/12007385
1
2
3
4
♦︎
「ナニーは昨日から一週間休みをあげていてしかも旅行に行くと言っていたから他に頼る人が居なくて、君達が休みで本当に助かったよ。ありがとう」
翌朝、リビングでハインラインにお茶を出しながらコノエは感謝の意を伝えた。一緒に来てくれたノイマンはハロ達を連れた娘と庭を駆け回って遊んでくれている。
昨日の夜、チャンドラの可愛い本音と涙、セックスへの誘いにコノエのキャパはパンクしたらしい。
らしいと言うのも、最初こそ長く留守にしたことを謝って寂しかったと泣く妻を慰めていたと思うがベッドの上で押し倒し、可愛くてセクシーなおねだりをされたくらいから記憶が曖昧で覚えていない。
気付けば早朝と呼べる時間になっていたし、ベッドは汗とさまざまな体液でぐちゃぐちゃに乱れて、そこに横たわるキスマークと噛み跡だらけのチャンドラは意識を失い熱を出していた。
とりあえず自分のシャワーを二分以内で済ませてからチャンドラの身体を拭き清め、着替えさせ、ベッドのシーツを替えた段階で目覚まし時計で娘が起きてきて寝室に来て「おはよう、ママ〜! ごはん〜」と言う。
娘に食事の催促をされたママことチャンドラは高熱で寝込んでいるしとても娘の前に出せるような姿をしていない。オーブの気候に適した服では到底隠しおおせない箇所にまで大量につけたキスマークや噛み跡が痛々しすぎて娘が見たら泣くかもしれない。
慌ててナニーの予定を確認したら一週間の休暇。
チャンドラは久しく熱を出していなかったし、今回の発熱が昨夜の疲れからのものでない場合病院に連れて行く必要があり、そうなったら娘をひとり家に置いていけないし、端末を握りしめたコノエはノイマンの着信履歴に目がとまり、そう言えば昨夜チャンドラがノイマンが休みと言っていたのを思い出し藁にもすがる気持ちでSOSを出した。
するとノイマンとハインラインは二人で休みをとっていて、聞けば急ぎの予定もないとのことで、体調を崩したチャンドラを看病したいから子守りに来て欲しいと依頼したら快諾してくれたというわけだ。
「最近は寝込むようなこともなかったのにチャンドラも疲れがたまってたんですかね。先生が帰宅して安心したのでは」
「そうかな」
疲れさせたのは完全にコノエのせいなのだが、そのあたりは曖昧にぼかした。
「やはりナニーも二十四時間居てくれるわけじゃないし、働きながらの育児というものは想像以上の負担がかかるということでしょうか。ナチュラルの体力という要因もありそうですがやはり精神的疲労も大きいでしょう」
「ああ
…
」
「ナニーは確かアスハ代表のところの
…
マーナ氏の親戚の方でしたか?」
「そうなんだ」
「もう一人ナニーが欲しいと思ってもやはり先生とチャンドラの立場では身元のはっきりしていない人は雇えませんし難しいですね。ラミアス大佐も今から探しているそうなんですが中々条件の合う者は見つからないらしくアーニーが心配していました」
「だろうねぇ」
チャンドラ家のナニーは朝八時から夕方の十八時まで家に来て子守りをしてくれる五十代の女性で、アスハ代表の侍女であるマーナ女史の親戚である。アスハ代表からの紹介で雇っており我が子を託すに足る人格者だ。コノエも大変助かっている。
いつもお世話になっているからコノエの帰宅に合わせて連休をとってもらいたいとチャンドラに相談されて快諾したのだが、久々に妻に会えた己の自制心を過信していた。
最愛の妻が寂しかったと泣きながら甘えてきた時の衝撃を理性耐久値に計上しておらず、はっきり言って昨夜は理性なんて野良犬に食わせて捨てたくらいの振る舞いだった。ひとえにコノエの見通しの甘さが招いた結果だ。バカである。
娘はノイマンとのシャボン玉遊びに夢中でパパとママの存在をいい感じに忘れてくれているのがせめてもの救い。チャンドラが起きたら体調を見て、もう一度熱を計り病院に連れて行きたい旨を伝えなければ。
その間、ハインラインとノイマンに娘を預ける。
二人はこれから娘を連れてオロファトの水族館に行ってくれるらしい。コノエが準備してハインラインに託したクリームイエローの子ども用の小さなリュックサックには娘の着替え一式を詰めている。
「あの子の荷物はコレだ。移動中つまめるおやつと着替えとタオルが一応はいっているから。食べてはいけないもののリストはメールで送った通り。かかった費用は君たちの分も含めて全て請求してくれ」
「了解です。チャンドラは病院に?」
荷物を受け取ったハインラインに問われ、コノエはソファーの一人がけの席に腰掛けて膝に肘をつき顔の前で手を合わせて俯いたまましばし悩んだ。
「まぁ、起きたら体調を見て本人の意思も確認してなんだが
…
」
「先生?」
「アルバート
…
」
「はい」
「君にだけ告白するが、ダリダの体調不良は完全に私のせいなんだ」
「何故ですか」
「妻が可愛くて記憶が飛んでる」
「はい?」
「だから、ダリダが昨日甘えてくれて、それが可愛くて年甲斐もなくがっついてしまってこの有様なんだ」
「つまり惚気ですか」
呆れ顔で言われたが他人事では無いはず。ノイマンはチャンドラに比べればまだ体力はあるだろうがそれでもナチュラルだ。
「ナチュラルのパートナーを持つ者同士、善意からの注意喚起だよ」
「有り難く拝聴しますが、僕は寝込ませるほど抱いたことなんて
………
あったな」
やっぱりあるのか。と心の中で突っ込んだコノエであったが今は全く笑えない。
「この歳になってまで理性が飛ぶほどセックスに耽るなんて情けない
…
あの子ともたくさん遊ぶと約束してたのに」
「夫婦仲が良いのは結構なことでは?」
全く結構ではない。
コノエは頭を抱えた。熱を出すほどチャンドラに負担をかけた罪悪感と、貴重な休暇を看病に費やすことになり娘に構えない後悔に苛まれている。
ハインラインとノイマンにも迷惑をかける結果になった。
責任転嫁するつもりは無いが妻はあんまり魅力的すぎやしないか。本当に自制心がもたない。
「アレクセイ
…
」
その時、掠れた声で突然名前を呼ばれリビングの出入り口に視線を向けると昨夜散々泣かせたせいで腫れぼったい目をした寝起き姿のチャンドラがドアにもたれて立って居て、しかもすでにぐずぐずに泣いており、コノエは慌てて駆け寄る。
「ダリダ! 歩けたのか、熱は
…
」
チャンドラもよろけながら駆け寄ってきて、コノエの腕の中に飛び込むような勢いで抱きついてくる。コノエの腰に回された手はギュッとシャツを掴んでくるし胸に額を擦り付けて小さな声で責めるように言われた。
「起きたら、いないの、なんで? さみしいって言ったのに
…
」
「悪かった。泣かないでホラ」
「ぅん
…
」
ズビッと鼻をすする音がしたかと思えばチャンドラの身体からふっと力が抜ける。もたれ掛かってくる身体を支えつつ顎に手をやって顔を上げさせると朦朧としているしまだ熱もかなり高い。
抱きあげたらまたうとうとし始めてホッとしたのも束の間、よく考えたらチャンドラはすごい格好をしている。
ノーブラで下着はショーツのみ。チャンドラが一番気に入っているコノエの使い古したTシャツをワンピースがわりに着せただけ。しかもかろうじて鼠蹊部が隠れる程度の丈しかない為、脚につけたキスマークも露わになっているし、伸びて広がった襟ぐりは肩からずり落ちて首やデコルテにつけたキスマークや噛み跡の鬱血痕が痛々しい。
昨夜の激しい情事の痕跡は昼間の明るい空間でみるとより一層卑猥である。
コノエが恐る恐る振り返るとハインラインが大宇宙に放り出された猫の顔になっており、しばし無言の時間が過ぎた後、眉を顰めて言われた。
「先生、さすがにヤリすぎでは?」
返す言葉もなかった。
1
2
3
4
Reaction
If you make a mistake, you can cancel it by pressing the reaction.
Custom color
Reset color
広告非表示プランのご案内